
小学校6年生の社会の授業では、日本の歴史を学んでいます。
今回、奈良時代の大仏の「手」の絵を実際の大きさに合わせて描くことになりました。
苦戦しながらも模造紙6枚を貼り合わせ、おおよそ実物大の大仏の「手」を完成させました。
「おおきい!」「私の手の、100倍くらい?!」と、その大きさにはただただ驚くばかり。
大仏作りにどれほど多くの人々が動員されたか、どんな願いがこめられていたかなどを学ぶことができました。
小学校6年生の社会の授業では、日本の歴史を学んでいます。
今回、奈良時代の大仏の「手」の絵を実際の大きさに合わせて描くことになりました。
苦戦しながらも模造紙6枚を貼り合わせ、おおよそ実物大の大仏の「手」を完成させました。
「おおきい!」「私の手の、100倍くらい?!」と、その大きさにはただただ驚くばかり。
大仏作りにどれほど多くの人々が動員されたか、どんな願いがこめられていたかなどを学ぶことができました。
職員室入口の花壇の茂みの中で入学式の頃から雉の母鳥がずっと卵を温めていました。同じ時期に中庭の花壇ではマガモの母鳥が卵を温めていて、こちらはあっという間に雛が孵りましたが、雉の方は1ヶ月近く何の変化も起きず、いつも悲しそうな目をして母鳥がその茂みの中からじっとこちらを見ているようでした。生徒たちにも「雉が卵を温めているので近づいて驚かさないように。」と連絡がありましたが、時折遠くからその様子を伺う生徒たちの姿も5月に入ってからはあまり見られなくなっていました。
いつも同じ姿でそこにじっとしている母鳥が時々いなくなる時があります。そっと近寄って数えてみたら20個近くの卵がありました。マガモの雛が孵って母鳥とキャンパスを行進していく愛らしい光景はほぼ毎年恒例となっていますが、雉が卵を抱く姿はあまり見られません。しかも生徒や職員が頻繁に行き来する職員室の入口とあっては、可哀想に、場所の選択を誤ったかな、と同情の気持ちでここ数週間その母鳥の悲しそうな目を見ていました。ある理科教員曰く、「もうあの卵は駄目かもしれないですね。」と。
近隣のイギリス人を招いて日本の文化を紹介するJapanese Eveningが開かれることになっていた5月13日の朝、いつも通り職員室に入っていくと、数学の先生が笑顔でやって来て「生まれましたよ!」と教えてくれました。慌ててカメラを持って花壇のところに行くと、母鳥がいつものように花壇の茂みの中にうずくまってこちらを見ています。気のせいかいつものあの悲しい視線とは違って見えました。姿の見えない雛達の小さな鳴き声が聞こえていたからでしょう。目を凝らして見ると茂みのあちこちに数羽の雛が確認出来ました。さらにしばらく待っていると、なんと母親のお腹の下から可愛い雛がひょっこりと頭を出しました。まるでカンガルーのお腹の袋のように、1羽2羽と雛達が忙しそうに出入りを始めました。その間も母鳥はじっとこちらを見て、大きな体を更に膨らませて威嚇しているようにも見えました。
茂みの中にじっと佇む母親のお腹の下から時折這い出して来ては近くの茂みを探検し、再びその温かそうな母親のお腹の下に戻っていく雉の雛達 ―「マガモの行進」の愛おしい光景とはまた違い、それはそれで母親の偉大な愛を受けて与えられた命を謳歌する雛達の嬉しそうな様子を伝える感動的なひとこまでした。
立教には毎年一学期にJapanese Eveningという行事があります。
これはその名の通り、近隣のイギリス人を招き、日本の文化を紹介し、また体験していただきながら交流を深めようというものです。
剣道、茶道、書道、などなど生徒たちはそれぞれのセクションに分かれて、学期の初めから当日までプレゼンテーションや実演、説明の練習を重ねます。
生徒会と地域交流委員の生徒が中心となって準備は進められますが、今年のJapanese Eveningは生徒会からの提案により例年とは少し違ったものになりました。
「遠く離れている自分たちでも、できることをしたい」
先日日本で起きた大震災、立教生は英国で生活しているため、なにもできないことを歯がゆく思っていました。
そこで生徒達は今回のJapanese Eveningで、日本文化を紹介するとともに、日本で起きた震災の様子を伝え、その上で日本のため心配や援助をしてくれたイギリスの人達に改めて感謝の気持ちを示そうと思い立ちました。
パソコンを使って説明したり、大きな写真をプリントアウトして示したり、当日の午後まで生徒たちは工夫を凝らしました。
英国からもレスキュー隊が日本に援助に行きましたが、なんとその中に偶然にも立教近隣に在住している方がいらっしゃいました。当日はその方もお招きすることができ、現地での活動の様子を聞いたり、また直接支援活動への感謝を伝えることができました。
今年は例年以上にイギリスの方々に日本文化を楽しんでいただくとともに、感謝、助け合いの大切さも感じることのできたJapanese Eveningとなりました。
プレゼンテーションや実演も大成功に終わり、生徒達の努力も報われた一日でした。
入学入試情報
小学部/中学部/高等部編入学試験( 過去3ヵ年の成績と作文による書類選考)
【2011年9月編入 出願期間:2011年6月13日~7月15日】(⇒募集要項はこちら)
【2012年1月編入 出願期間:2011年10月11日~11月11日】
【2012年4月編入 出願期間:2012年1月16日~2月17日】
各学期若干名を受け付けております。
書類選考(教育環境・生活環境・学業成績)により入学を許可しております。
詳しくは eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk までお問い合わせください。(入試要項のダウンロードはこちらからどうぞ)
4月入学の中学1年・高校1年は、編入学試験ではなく、下記の入学試験を受験してください。
中学部/高等部 入学試験
高等部1年 2012年4月入学〈A日程〉 (⇒募集要項はこちら)
出願期間:2011年10月3日~12月6日
選考期日:《英国》2011年12月9日・10日〔校内1泊〕《日本》2011年12月10日
試験会場:《英国》本校 《日本》立教池袋中学校・高等学校
小学部5年 2012年4月入学 (⇒募集要項はこちら)
出願期間:2012年1月10日~1月18日
選考期日:2012年1月22日
試験会場:立教池袋中学校・高等学校
中学部1年 2012年4月入学 (⇒募集要項はこちら)
出願期間:2012年1月10日~1月18日
選考期日:2012年1月22日
試験会場:立教池袋中学校・高等学校
突然の海外転勤でお困りの場合には、上記以外でも受け付けます。
eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk までお問合せください。
再び立教に戻って来られたことを嬉しく思います。
また機会に恵まれたらお訪ねしたく思います。
温かく迎え入れて頂きありがとうございました。
悔しい。勝ちたかった。黄・緑で優勝を争った球技大会。初めての球技大会はあっという間に過ぎていった。でも、そのあっという間の中にある先輩の温かさ、優しさを私は一生忘れないと思う。
立教英国学院に入学してすぐ球技大会の練習が始まった。私の球技はソフトボール、色は黄色だ。毎日ある練習。気付くともう球技大会当日になっていた。
今まで一生懸命ソフトボールを教えてくれた高3の先輩にとって最後の球技大会である。勝たなきゃ。ミスなんて絶対出来ない。それは分かっていた。試合が始まって私はパニックになった。ミスしちゃいけない。そればかりが頭をまわっていた。気持ちばかりが前に出て、結局ミスをしてしまう。自分のせいで試合に負ける。そう言う思いが頭を過った。いやだ。そう思うと涙が出てきて止められなくなった。
先輩が私に言った。「まだ試合は続いているんだよ。泣いちゃ駄目。」
そうだ。まだ負けていない。勝つチャンスはいくらでもある。何でこんなに自分が思いつめているのかが分からなくなった。ミスをしても、自分で取り返せばいいんだ。そう思えた。
その後、守備はミスをしてしまったが、その分攻撃する時に開き直ってプレー出来た。そして勝った。うれしかった。というより、信じられなかった。そして気持ち良かった。自分がやっとソフトボールの黄色のメンバーの一員になれた気がした。
守備の調子が良くなかったので、午後の試合に私は出なかった。少し残念だけれど、私は先輩が言ってくれた言葉の重さ、真剣さ、そして優しさを噛み締めていた。
黄色のソフトボールは2試合とも勝った。しかし総合結果では緑に負けてしまった。一度でも勝てないと思った自分がその結果に表れているようで、私はとても悔しかった。自分に負けた気がした。でもそれに気付かせてくれた先輩の言葉がずっと心に残っていた。
「まだ試合は続いているんだよ。」
この言葉はどんな事にも共通して言えることだと思う。途中であきらめたらそこで終わりなのだ。続きは無い。どんな目にあってもあきらめてはいけないのだ。そう思う。
これから自分の未来はどうなるかなんて分からない。でも自分がやりたいことをあきらめずに深めていくことでつかめる未来があると思う。
(中学部2年新入生 女子)
入学入試情報
※入学・入試関連書類ダウンロードはこちら
※2011年度学校説明会日程はこちら
小学部/中学部/高等部編入学試験( 過去3ヵ年の成績と作文による書類選考)
【2011年9月編入 出願期間:2011年6月13日~7月15日】(⇒募集要項はこちら)
【2012年1月編入 出願期間:2011年10月11日~11月11日】
【2012年4月編入 出願期間:2012年1月16日~2月17日】
各学期若干名を受け付けております。
書類選考(教育環境・生活環境・学業成績)により入学を許可しております。
詳しくはeikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk までお問い合わせください。(入試要項のダウンロードはこちらからどうぞ)
4月入学の中学1年・高校1年は、編入学試験ではなく、下記の入学試験を受験してください。
高等部 入学試験
高等部1年 2012年4月入学〈A日程〉 (⇒募集要項はこちら)
出願期間:2011年10月3日~12月6日
選考期日:《英国》2011年12月9日・10日〔校内1泊〕《日本》2011年12月10日
試験会場:《英国》本校 《日本》立教池袋中学校・高等学校
突然の海外転勤でお困りの場合には、上記以外でも受け付けます。
eikoku@rikkyo.w-sussex.sch.uk までお問合せください。
学校説明会の後はそれぞれ本校教員による個別相談の時間があります。
5月31日(火) マニラ日本人学校
海外子女教育財団主催「海外学校説明会・相談会」
6月 2日(木) シンガポール日本人学校
海外子女教育財団主催「海外学校説明会・相談会」
6月 4日(土) バンコク日本人学校
海外子女教育財団主催「海外学校説明会・相談会」
6月 6日(月) ホーチミン日本人学校
海外子女教育財団主催「海外学校説明会・相談会」
6月 7日(火) ロンドン日本人学校
6月24日(金) パリ日本人学校
7月21日(木) 大阪 毎日ビル オーバルホール〈13:00~16:30〉
海外子女教育財団主催「帰国生のための学校説明会・相談会」
7月22日(金) 名古屋 名古屋国際会議場〈13:00~16:30〉
海外子女教育財団主催「帰国生のための学校説明会・相談会」
7月23日(土) 名古屋 プライムセントラルタワー名古屋〈13:00~17:00〉
立教英国学院学校説明会
7月24日(日) 大阪 追手門大阪城スクエア〈13:00~17:00〉
立教英国学院学校説明会
7月29日(金) 東京 国立オリンピック記念青少年センター〈13:00~16:30〉
海外子女教育財団主催「帰国生のための学校説明会・相談会」
7月30日(土) 東京 立教池袋中高ホール〈13:00~17:00〉
立教英国学院学校説明会
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