UCLに行ってみてUCLに行ってみて

僕は、世界でTOP10に入る学力のあるUCLに行きました。

もし、他の人にUCLってどんな大学って聞かれたら、僕は「多様性が尊重されている大学」と言うでしょう。そして、そのニーズがそのヒントが大学内にたくさんあり、とてもワクワクした気分と共に、世界のTOP大学はここまでやるんだという驚きに包まれました。

具体的に書くと、すれ違う人は、違う国の方々、違う宗教の方々などが通り過ぎ、多様性、そしてグローバル化が感じられました。それ以外のことでは、さまざまな留学生を受け入れており、日本の偉人もたくさん受け入れているという情報もあり、歴史を感じると共に、そこでも多様性を感じました。

また、UCLを問わず、海外の大学にすごく興味をもったというところでも、今回のとてもいい収穫になりました。

今回話してもらった教授は、「人生は一度きり」と仰ってました。挑戦をせずに、ステップアップもできずに終わる人生は僕は好きではありません。しかし、いまの日本の制度では、挑戦がしづらい、ステップアップしづらいと。

だからこそ、海外に行って経験をし、肌で感じることが大事だと思います。学問もそうだと思います。日本の教育だけではなく、世界各国の教育を受けることで、なにかが変わることができる、「鍵」ではないかと感じています。その上、実際に学生さんの声を聞かせて貰う機会を得まして、そこでも高校のうちにしておくべきことなどの、たくさんの声を聞かせていただきました。

このような機会が得られるのは実際に現地にいないと体験できないことだと思います。そういう面でとても僕は恵まれているなと感じました。

最後に、僕は、このUCLにいってたくさんのインスピレーションを受けました。さきほども書いた通り、日本に住んでいる人よりも遥かにアドバンテージがあると思います。だからこそ、このアドバンテージを生かして、自分の未来を少しずつ描いていきたいと思います。
(高等部1年男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/went-to-ucl/

ロンドン観光

私は今回、初めてロンドンへアウティングに行きました。イギリスの首都という事で大きい都市である事は以前より知っていましたが、実際に行ってみるとその広さや活気に驚かされました。立教英国学院の近くと比べて人口密度や交通量の多さが違い過ぎる事(当たり前ですが)やピカデリーサーカス(だと思います)付近の長く続く建築物の豪華さや圧倒的な存在感(これも当たり前ですが)は鮮明に覚えています。個人的な意見ですが、一ヶ月くらいイギリスに居候して観光地を全て観て回りたいと思いました。イギリスは地震がほとんど無いので、日本と違い昔の建築物やその技術、装飾がそのまま受け継がれているので、普段日本の田舎に住んでいる身としては相当珍しいものが多いです。

また、現地にいた人々にも注目しました。白人と一言で言える人もいましたが、中東系やアジア系の方も多く見かけ、以前校長先生が言っていたイギリスは人種に寛容という言葉を思い出しました。ある焼肉店の店員は全員中国人や台湾人だったと思います。他にも、あるチョコのお店で、中国人かと思ったらワーホリで4月からイギリスに住んでいる日本人の店員で、近くの美味しいお店を聞いたり、学校について話したりと意外な出来事もあり、通りすがりの元気なお兄さん達とハロー!やグッド!など外国らしい掛け合いをするなど面白い出来事もありました。日本人の気風とは一線を画す程違うので、色々な人種の人と関わるのも良いと思いました。

高3のアウティングはロンドンだと思うので、その際は事前に観光するポイントを押さえておいて、文化の違いを学び国際社会で通用するグローバルな考え方を養いたいと思います。高3の三学期にロンドンを観光する事も視野に入れたいです。それほど、昨日の経験は自分の想像以上に心に残ったものでした。
(高等部2年生 男子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/london-tourism/

10kmマラソンの感想文 「10キロマラソンに出場して」「終わっちゃったのか」
これは僕が自己ベストをだしてFinishの門をくぐったときに思ったことです。

なぜそう思ったのか?それは、陸上というものが個人競技ではなく
「チームスポーツ」であることに気づいたときからでした。
時を振り返り、この大会にエントリーしたときから自分の陸上人生が始まりました。陸上と一切本気で向き合ったことのない人間がいきなり、 10K。正直不安しかありませんでした。月日が流れ、練習会に参加して、段々と回数を重ねている内に仲間と士気を高めたり、お互いを気にかけたりといままでにないスポーツの素晴らしさを実感することができました。ひとりじゃないとわかった瞬間から自分の意識が変わりました。そこから全員でタイムを更新していき、ついに本番。

スタートの瞬間から大盛りあがり。こんな経験をしていいのかと自分を疑いつつも気持ちをいい方向に高め、仲間と共に自己ベストを更新すると誓いました。走ってるときに感じたのは、ずっとこのままがいいなと。

僕は、もちろん記録を気にしますが、それ以上にこのロンドンマラソンの練習過程だったり、経験をしっかりと自分の財産にしていきたいと思います。

最後に、最初から最後まで支えてくださった金子先生を始めとする先生方には感謝しかありません。金子先生がいなかったらきっとこのような経験もできなかったですし、自分の一生の財産です!!
貴重な経験をありがとうございました。
また機会があれば一緒に走ってください〜!!

高等部1年男子

10kmマラソンの感想文 「ロンドンでの経験」

私は、人生において金や人の話では代え難い経験を得る為にロンドンマラソンに参加しました。勿論、持久走が得意な事、走る事自体が好きな事、自分が今持っている体力でどの様な挑戦をする事が出来るのかというチャレンジ精神もマラソンに参加した理由です。

練習では、キャプテンという立場で練習に参加させて頂き、メンバーの士気を保ったり、場を盛り上げたりという役割もあった為、マラソンに出ると同時に、普段の生活では学ぶ事の出来ないスキルを磨けたと思います。1時間走の練習の際、膝を痛めており歩き続けて練習に参加した事はメンバーに対して申し訳無い気持ちがあります。また、キャプテンであるのに、自分より速いメンバーが4人いる事に関しても、不甲斐無い気持ちになった事もありますが、メンバーのお陰でキャプテンとしてマラソン当日まで走り続けられた事には感謝しかありません。

本番のレースでは、集合時間と集合場所を勘違いし、皆と迷子になり15分近く遅れてスタートしました。初めてマラソン大会に出場したので、あまりの人の多さに圧倒され、レース前から気が気でありませんでした。しかし、実際に走り始めるとスタートが遅れた事による焦燥感や不安が無くなり、とても気持ち良く走れました。長い時間、長い距離を走る事は簡単な事では無いと思いますが、ロンドンの歴史を感じる美しい街並みの雰囲気の中では本当に楽しかったです。セントポール大聖堂を始めとする石造りの伝統を感じさせる建物、それとは反対にガラス張りの高いビルなど、日本には絶対に無いコントラストは見ていて飽きなかったです。沿道の人々にも興味を惹かれました。大きなシロクマの着ぐるみを着ている人、聖歌だと思われる歌を歌っている団体、応援する家族、それら全てが新鮮だったので、決して1人のみで走っている事ではないと実感しました。

あっという間の49分でした。立教で走った時は苦しさや残りの距離がずっと頭の中にあり心の中で嫌だと叫んだりしましたが、ロンドンでは楽しさや達成感が殆どで、ネガティブな感情はありませんでした。また、冬休み中や3学期の練習が全て報われた様な思いでもありました。

ロンドンマラソンは一生忘れられない経験です。日本から遠く離れた地で何物にも代え難い貴重な経験が出来ました。今回の経験が国際交流として最も心に残るものでした。この経験を自分の中で終わらせるのではなく、沢山の人に国際交流の大切さを伝えていきたいです。

高等部2年男子

車いすバスケットボール体験会車いすバスケットボール体験会車いすバスケットボール体験会

2月3日(金)に、本校に2016年リオパラリンピック車いすバスケットボール英国代表・Sarah Hope選手をお招きして、車いすバスケットボール体験会を行いました。Sarah選手は、現在は英国代表のアイスホッケー選手として更なる挑戦を続けています。ひたむきに挑戦し続ける姿勢にも、多くの生徒が刺激を受けました。

今年から立教英国学院は年間を通じて、パラスポーツを通じた教育活動に励んでいます。
パラスポーツとは、健常者の方も一緒に楽しめるスポーツであり、障がいや年齢など様々な違いを超えて誰もが楽しむことができるスポーツです。今回の体験会では、全員が実際に車いすに乗ってプレイすることに挑戦しました。
「車いすバスケットボール」という競技の面白さを、純粋に1つのスポーツとして味わえた貴重な1日となりました。

冬季休業中に日本で開催されましたギフマツナガカップでボランティアとして大会に貢献した、本校の有志団体「I’m Possibleチーム」も、体験会を全力でサポートしました。
経験を活かし、頼もしい活躍でした。体験会後はSarah選手のご厚意で、Sarah選手を交えてI’m possibleチームと試合をしていただきました。
以下、I`m Possibleチームより、生徒の感想です。

今回のSarah選手の体験会はかけがえのない体験となりました。障がいを持っている人もそうでない人も同じスポーツを通して楽しい時間を共有できることの素晴らしさというものを感じることができて本当に有意義な時間となりました。
【高等部2年男子】
車椅子バスケを教えてもらえるという経験をできたことは人生を生きていくうえで大きなものでした。教えに来てくれたSarah選手は僕達と全然変わらなくて、応援するし、笑うし、思いきり楽しんでいました。このことをもっとたくさんの人が知るべきだし知ることに価値があると思います。
【高等部2年男子】
僕達は「I’m Possible」のチームとしてSarah選手と立教の生徒のサポート役として、車椅子やビブス、ボールなど様々な用具を準備したり、プレイしている間や、練習時間でもボールを拾うなどのサポートもしました。みんなで協力して準備もしました。僕はサポートしながら、車いすバスケットボールが1つのスポーツとして面白い競技だなとも思いました。僕もやってみて、「不自由だからやるスポーツ」ではなく、「不自由な人も、健常者もみんな協力してやる」と改めて強く思いました。実際にチームに分かれて、体験の最後にSarah選手と試合をしました。僕は普段スポーツをしているときの気持ちと変わらず、ぶつかったりしてても、頑張ってボールを拾って攻めました。Sarah選手の車いすにぶつかることもありましたが、やったことのないスポーツを全力でプレイすることは楽しかったです。せっかく学校に競技用車いすがあるなら、これからももっと放課後の時間とかを使って楽しみたいです。また、Sarah選手に直接教えてもらったシュートを練習するのも楽しいです。

今回の体験は将来社会に出て、人と触れ合うときや、今回のように仲間とスポーツするときにつながるような大事な体験だと感じました。ここで経験したことを生かしてこれからの生活に役立てていきたいです。
【中学部1年男子】

芸術の美しさ

今学期のアウティングはナショナル・ギャラリーに行き、ロンドンを観光したあとにミュージカルの「レ・ミゼラブル」を鑑賞しました。歴史ある作品をたくさん見ることができ、とても記憶に残るアウティングになりました。

私はもともと芸術作品に興味があり、ナショナル・ギャラリーには好きな作品がたくさんありました。日本でも美術館に行くことはありましたが、約2300点以上の作品を所蔵しているだけあって迫力に圧倒されました。画面越しでしか見たことがなかった名画たちを実際に見ることができ、世界的に有名な美術館に訪れることができて本当に良かったなと感じました。

特に印象に残った作品が『レディ・ジェーン・グレイの処刑』です。以前にこの作品はメディアか何かで見たことがありました。また、Historyの授業でもジェーン・グレイについては勉強をしたので、より深く作品を見ることができました。美しい絵ですが、処刑前の光景を描いたものであるため、同時に恐ろしさも感じます。周りの人々も気の毒そうな表情をしており、このあとに悲しい結末が待っていることが想像できます。

初めて作品を見る感動と、知っている作品を見る感動は違うものですが、どちらも新鮮で印象深いものです。ただ、単純に美しいと思いながら見るのと歴史背景を理解しながら作品を見るのだと、圧倒的に後者の方が自分に感動を与えることができる鑑賞方法だと実感しました。これを踏まえて、もしまた美術館に行く機会があれば勉強してからにしようと思います。
(高等部2年生 女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/beauty-of-art/

2022年11月30日に、日本ブラインドサッカー協会との体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」のオンライン授業を全校で行いました。日本ブラインドサッカー協会にとっては海外にある日本人学校とのオンライン授業は初めての試みであったとのこと。本校にとってもたくさんの気付きと学びがあり、大変貴重な機会となりました。障がい者への理解促進はもちろん、それぞれの個性の尊重やコミュニケーションの大切さなどを体験を通じて実感することができまいした。本校がキリストの教えに基づいた学校であることや日本とは違う環境下で暮らしていることから、生徒の反応や考え方にもオリジナリティがあったようで、生徒とブラインドサッカー選手・辻様との学び合いも充実したものとなりました。こうした経験を将来、社会へ向けて還元していってくれることを期待します。

当日、授業者を務めてくださった日本ブラインドサッカー協会・辻選手よりコメントをいただきました。

日本ブラインドサッカー協会の辻 一幸です。
この度はオンラインスポ育を実施させていただきありがとうございました。
初めて海外の学校に対して実施をしたので、少し緊張しましたが、ワークを実施していく中で、海外で生活しているからこそ身に付く考え方や発想に、驚かされる時間になりました。
私たちが実施している『スポ育』は、新型コロナウイルス感染症が流行する前まで、対面のみで実施していました。感染症拡大の影響により、対面で活動することが制限されてしまいましたが、『子どもたちが学べる環境を止めたくない。』という想いから、今回実施した『オンラインスポ育』が考案されました。オンラインでも私たちの想いが伝わるためにはどうすれば良いか、様々な試行錯誤をし、少しずつではありましたが、形になっていきました。あの時スタッフ全員が諦めずに考えたことで、現在では国内に留まらず、こうして海外の学校ともオンラインスポ育で繋がることができ、より多くの人に私たちの想いを伝えることができるようになりました。感染症の流行は決して良いことではありませんが、今思い返せば、もし感染症が流行していなければ、オンラインでの実施を考えることはなく、こうして皆さんと出会うこともなかったと思います。
物事の多くはポジティブな部分もあればネガティブな部分もあり、障がいも同様に、マイナスに捉えてしまうと『かわいそう』という印象だけで終わってしまいます。しかし、現に私は視覚障がい者になったからこそ、皆さんとこうして出会えたわけですから、障がい者になったことが、ネガティブな部分しかないというわけではありません。簡単なことではありませんが、どんな状況もポジティブに捉えることが出来るような世の中になっていくことで、『障がい者』という言葉がなくなっていくのではないかと思っています。
いつの日か、皆さん一人一人がよりよい世界をつくる存在になってくれることを期待しています。またどこかでお会いしましょう!
ありがとうございました。

当日、オンライン授業のファシリエーターを務めてくださった日本ブラインドサッカー協会・大山様よりコメントをいただきました。

日本ブラインドサッカー協会の大山湧です。

先日は、オンラインスポ育の実施、ありがとうございました。
私自信、海外の学校との実施が初めてでしたので、上手く進行ができるのか、海外で暮らしている皆さんにスポ育を楽しんでいただけるのか、不安な気持ちもありましたが、画面越しから見えた、皆さんの様子、実施後のアンケートの内容を拝見させていただき、楽しんでもらえた事を感じ、嬉しく思いました。また、立教英国学院の先生のご好意で、ビデオ上ではありましたが学校案内をしていただき、休み時間の皆様の様子や学校の雰囲気を伺うことができ、勉強になることもありました。この授業を受け、皆様には、コミュニケーションの大切さを知ってもらえたら嬉しいです。普段の生活で当たり前に伝わっていたことが、目を閉ざしたことで、伝える難しさを感じてもらうと同時に、一つの変化を加えるだけで、伝わることが出来ることも知っていただけたかと思います。自分の当たり前が相手にとっての当たり前ではないこと、人の数だけ当たり前が存在すること、そのことを知っているだけでも様々な人とコミュニケーションをとることが出来るのではないかと、私はこのスポ育を通して感じています。
今回感じたことを大事にしてもらい、今後の生活に活かしていってもらえると嬉しいです。
次回は、直接お会いできることを楽しみしています!本当にありがとうございました。https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/online-class-with-the-japan-blind-football-association/

UCLで見つかった課題UCLで見つかった課題

1月20日に行われたUCLの見学。私はこれをすごく楽しみにしていました。先学期にサセックス大学に行ってみて、すごく大学に憧れ、それが今の私のモチベーションになりました。今回もUCLに行ってみてたくさんのことを学びました。特に印象深かったのは、そこで出会った学生の方たちです。UCL全体で日本人の学生は150人ほどいるとのお話がありましたが、私は今回5人の日本人の学生に出会いました。3人は質疑応答やキャンパスツアーをしてくださった方々で、2人は食堂でたまたま出会った方々です。

様々な質問をしてみて、まず私に必要なのは英語力だということを強く思いました。大学に限らず、海外の大学を志すならば、今の何倍もの英語力が必要だと考えました。授業のためにももちろんですが、海外の大学に入ると、いろんな地域、環境から来た人がいて、自分の視野を広げられることが魅力だと考えていました。そのためには、自分の専門分野の英語だけでなく、もっと広く深く英語を学ぶ必要があると考えました。

また、単に英語力だけでなく思考力も大きな鍵となるということを実感させられました。事実や、大多数の意見ではなく、自分の個人的な意見を考えて表現することが必要だと思いました。私は、最近になって自分は決断が苦手だと認識し、自分の意見をはっきりと表明することがあまりなかったのだと気が付きました。自分がどう思っているのか自分でもよくわからない、出した答えが自分の決断なのかわからないということがよくあります。これから、思考力を養うように意識する必要があると考えました。

私は今回見つかった課題に対して取り組む必要があります。英語力に関しては、これからは自分の注力する分野を分類して、英語に割く時間を増やしていこうと思います。夏休みのプログラムや、留学に参加できる英語力を持つことが今の目標です。思考力に関しては、人との関わりを増やしていくことで改善させることができると考えました。これまで人と話すことが苦手で避けてきたということが自分の思考力の低さの一因だと考えられます。冬休みに、車椅子バスケの大会に行ってみて、新しい世界に触れることの重要さを実感できました。新しい視点や発見があったので、その分考えさせられることがとても多かったです。

だから、今いる学校の友達などもそうですが、特にこれまで自分が関わってこなかった世界に飛び込むことでたくさん考え、思考力を鍛えることができるのではないかと考えました。

今回のUCL見学で自分の課題が見つかったので、それらについて自分をもっと成長させられるように励みたいと思いました。
(高等部1年女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/issues-found-at-ucl/

レ・ミゼラブル鑑賞

私達は今回のアウティングでロンドンへ行き、レ・ミゼラブルのミュージカルを鑑賞しました。前日にみんなでレ・ミゼラブルの映画を日本語翻訳付きで見たので大体の内容は頭の中に入っていて、英語がわからなくてもすごく楽しむことができました。

ミュージカルは今まで2作品ほど見たことがあったのですが、どちらも日本でやっていたものなので、今回初めてイギリスでミュージカルを観ました。劇場は小さめの劇場だったので、より音がはっきりと聞こえて、良かったです。出演者の方々の歌やセリフが一つ一つはっきりとしていたし、歌などもものすごくうまくて、本物の歌手の方も混ざっているのではないかと思いました。また、ちょっとボケを入れてあったりしてクスッと笑ってしまうところも多々あって、映画とは違うミュージカルの良さがあってすごく良かったです。銃撃戦のシーンで銃の発砲音がすごく大きかったことと、ジャン・バルジャンが持っていた銃だけ実際に、赤い光と煙が出ていたのですごくリアルで驚きました。

ミュージカルがスタートしてすぐの時から全員ちょっとずつ年を取って行ったり、大人になっていったところでも、すごく物語を感じました。そして、すごく考えさせられる作品だなと思いました。特に「良い人、悪い人とは」について考えさせられる物語だったと思いました。ジャベールも途中から善悪についてわからなくなってしまって、自ら命をたってしまいました。この問題はきっと誰にも正解はわからないものだと思います。私も少しずつですが考えていこうと思いました。
(高等部2年生 女子)https://www.rikkyo.co.uk/new/studentsblog/appreciation-of-les-miserables/

ギフマツナガカップギフマツナガカップギフマツナガカップ

今年度、本校では、パラスポーツを通じた教育活動に年間を通して積極的に取り組んでいます。

共生社会を目指し、その実現のためにどのような視点や心構えが大切であるのかということを、多様な体験を通じて自ら問いながら、生徒一人一人がそれぞれに多くの気付き(Awareness)を得ることができています。

特に、現在車椅子バスケットボール競技を通じた教育活動に力をいれています。

今年度本校に多大なご尽力をいただいています、松永製作所様のご厚意もあり、2022 年 12月10日(土)に日本で開催しましたギフマツナガカップに本校より高校1年生の5名の生徒がイベントを支えるボランティアとして活動しました。

前日準備を含め、当日の様々な仕事を担当しました。具体的には男子生徒2名が体験会にて実際に車椅子バスケットボールをプレイし、女子生徒3名はチームのコーディネーター役として各チームでの補佐として、そして最終的にはチームMVPプレーヤーの選出も行いました。
前日には松永製作所の社内を見学することもできました。また、当日は東京2020パラリンピックで銀メダルを取った日本代表選手ならびに若いジュニア選手もいらっしゃり、間近で車椅子バスケットボール競技の迫力やその臨場感に触れることもできました。障がいを持った多くの方々にお会いする機会はこれまであまりなかったと思いますが、今回の活動を通じて、多くの学びがあったようです。こうした貴重な経験をした生徒がリーダーシップを発揮し、今後学校や社会に還元していけるような活躍を期待したいです。

 

以下、参加生徒の感想文です。

私は実際に日本代表の選手たちの試合を見て、車椅子バスケは自分が思っているよりも接触が多くて、激しいスポーツだということを知りました。車椅子同士の接触がとても激しく、接触により車椅子が浮いたり、転倒したりしていて、実際に代表選手の試合を生で見るからこそ感じられる、画面上では伝わらない迫力がありました。

また、松永製作所を見学して、車椅子のことをたくさん知ることができて、とても貴重な体験をすることができました。【高等部1年男子】
私は今回の試合を通して、車いすバスケの面白さを知りました。実際に選手の方々の試合を目の前で見てみてすごく熱狂しました。そこで、車椅子はただの一つのスポーツだということを強く思いました。パラスポーツと聞くと、普通のスポーツよりも制限があったり、特別だというイメージを抱きがちですが、バスケットボールはバスケット競技として、車椅子バスケットボールは車椅子バスケットボール競技として、違うルールがあり、違う魅力がある、確立した競技だということを実感しました。今回のことをきっかけに、健常者のスポーツと障がい者のスポーツという区別がなくなり、それぞれのスポーツという意識を持てるようになりました。【高等部1年女子】
この貴重な体験を通して、私は車椅子バスケを初めて見ることができ、また車椅子を作る工程を知ることができました。

実際に車椅子に乗ってバスケをしてみると、座りながらボールを扱うことは想像以上に大変だと感じました。車椅子に乗っている・乗っていないに関係なく、いちアスリートとしてトレーニングをしている選手たちに感動しました。

松永製作所の社長は、幼い頃から車椅子に乗っている方が身近にいたことから差別や区別を受ける人の気持ちを理解できたとおっしゃっていました。わたしは今まで車椅子を身近に感じることがなかったので、この大会を通して初めて車椅子に乗っている方の気持ちを考えることができたと思います。差別や区別のない社会を築いていくには、他者の気持ちをちゃんと考えることが大切だと感じました。【高等部1年女子】
私は、小学生の時に車いすバスケの体験会があって実際に体験したことがあります。その際、感じたことのないバランス感覚と面白さがあったことを覚えています。今回のギフマツナガカップにスタッフとして参加して、その事を思い出しました。しかし、プロの試合はその場でしか味わえない臨場感があり、小学校の頃とはまた違う体験ができました。また、マツナガ製作所の見学では、車椅子のプロセスを学ぶことができました。一つ一つの部品が依頼者の希望通りに作るための工夫をこの目で見ることができてよかったです。

この二日間での事を忘れずに、これらの体験を生かしていきたいと考えています。【高等部1年女子】
私はギフマツナガカップを通して色々なことを学ぶことができました。この大会に参加するきっかけになったのは一学期にコロナウイルスに感染し、帰宅が遅れた時に松永製作所の岡川さんが実際に学校に来てくれて、車椅子バスケを体験したのがきっかけでした。そして、大会では前日に会社を見学させてもらいどのような思いで車椅子を作ってるかやどのように作られているかなど実際に行ってみないと分からないことを学ぶことができました。事前準備でも沢山の社員さんと関わることができとても貴重な経験になりました。ギフマツナガカップ当日には体験会に参加しました。体験会では車椅子バスケのことだけでなく普段から車椅子を使っている人たちの思いなどを知ることができました。この大会を通して沢山のことを学ぶことができましたが想像以上のものでした。【高等部1年男子】https://www.rikkyo.co.uk/new/latestnews/gifu-matsunaga-cup-20221210/

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