アウティングは10月1日。そう先生から言われて時の流れの早さに驚くとともに、立教生活始めてのアウティングはどんなものかなととても楽しみにしていた。しかしあいにく降水確率は100%。一番楽しみであったパンティングができるかどうか心配であった。

アウティング当日。朝起きると、こんなのは初めてというくらいの大雨と雷で朝食では後輩と顔をしかめ合ったけれど、朝食が終わりみんなで私服選びなどをしているうちにアウティングだという実感が湧いてきて雨など関係なくワクワクしてきた。

バスで3時間弱揺られた後は、パーキングエリアに止まり、初めての現金遣いに正直緊張していた。しかし友達と一緒だったので勇気を持って注文ができたし、また、一番嬉しかったのは自分が言ったことがきちんと伝わって店員さんも私に笑顔を見せてくれたことだ。

スターバックスで昼食を楽しんだ後、次に向かったのはウォーキングツアーだった。イギリスらしい町並みをひろこさんのガイドによってイギリスの大学についての小ネタやすごくいい思い出になった。そして一番楽しみにしていたパンティングへ向かった。嬉しいことにパンティングの時間は大雨が降ることもなく度々きれいな空も垣間見えたので、カム川とボートとポストカードの表紙ともなっている風情ある建物とでお気に入りの一枚を収穫することもでき、ゆったりとした時間を過ごせたのであった。

その後も引き続きバスに乗り、今度はティーガーデンへ向かった。今まで食べたことのないような大きなスコーンと素敵な空間に身が引き締まりつつもスコーンの食べ方をマスターできたいい機会だったと思う。

今回はあまり自由時間がなくて買い物などができなかったけれど、学校とはまた違った新鮮な景色ですごく刺激的なアウティングだった。次のアウティングではもっと楽しみたい。

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今回は私にとって立教英国学院に来てから初めてのアウティングでした。久しぶりに外に出れるという嬉しい思いもありましたが、何より英語で話さなくてはならない世界に行かなくてはならないというすごく不安な気持ちもありました。実際にバスに乗って行った最初のサービスエリアでは注文するのがすごく不安で友達に着いて来てもらいながら注文をしました。事前に注文するメニューを決めていったのですが、店員さんが話している内容があまりわからず、ずっとyesと言っていました。これが私の英語がうまくなりたいと思った最初の経験となりました。案内してもらったケンブリッジは様々なコレッジがある事がわかりました。コレッジそれぞれが全く違う背景を持っていて聞いていてすごく興味深かったです。

また次に行ったクリームティーでは美味しい紅茶とスコーンを頂きました。食べ方がわからず小さく切りながら食べていましたが本当は2つに切って食べることをアウティングが終わってから知って次は気をつけようと思いました。夜ご飯を食べるために行ったサービスエリアに行くまでのバスではスコーンをお腹いっぱい食べたせいか、とても眠くて寝てしまいました。そのサービスエリアではスターバックスでラップとソイラテを買いました。そこでも英語がうまく伝わらなかったので結構悔しかったです。立教に帰って来たときにはもうヘトヘトで夜はぐっすり寝れました。今回のアウティングでは英語力のなさに悔しくなった場面が多くて、英語がうまくなりたいなと思えました。

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「今日雨降らないといいね…」一面に雲が広がった空の下で、そんな会話と共に立教の門をバスが通り抜けた。今までずっと立教の中で暮らしてきて、アウティングに行くんだと言われてもあまり実感が湧かないまま出発し、まるで小学生の遠足のように友達と話しているうちにあっという間にお昼になった。

ショッピングモールでの昼食だったが、その時の私には、緑に囲まれた自然豊かな立教の地とは全くの異世界のように感じた。どこで食事を取ろうかと迷っているうちに時間は刻一刻と迫って、特に何も考えずにサブウェイの列に並んでいた。サンドイッチは知らぬ間にホットサンドにされていたり、よくわからないソースがかけられていたりなど思っていたのとは少し違ったものだったが、美味しかったので十分に満足な食事だった。バス出発の10分前に買って、口いっぱいに食べたキャラメルチキンも美味しくて食べ切れた自分たちはすごい食欲だと思った。

そして目的ののケンブリッジに向けてまたもやバスが出発した。窓から景色を見ていると、バスが進むにつれてイギリスの伝統的なレンガ造りの建物がずらりと並んだ町並みになった。実際にケンブリッジに行ってみると今まで自分が知らなかったケンブリッジ大学の長い歴史などをたくさん知ることができ、ボートもすごく楽しかった。

立教英国学院に入学してから初めてのアウティングで買い物をしたり、美味しいものを食べたり、充実した一日を過ごすことができた。

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毎年秋に行われていた全校写真撮影が2年ぶりに行われました。
全校生徒、全教職員、総計200名以上が1枚の写真に収まる全校写真 ―― 昨年度はコロナ禍の為中止になりましたが、今年度は天気にも恵まれ、赤ネクタイの高校3年生を中心にまた一枚、いい写真が撮れました。

「この学校の全校写真はもう20年以上撮り続けているんだ。みんなお行儀が良くて写真も撮りやすいですよ。」
大きなトレーラーに200名用のやぐらを積んで毎年この時期に立教を訪れて写真撮影をしてくれる業者のおじさんがそう話してくれました。
「3・2・1、ハイ!」
おじさんの巧みな話術で全校生徒がにこやかに微笑んだところでシャッターが切られた時の写真 ―― 毎年1枚ずつ増えていくこの大きな横長写真は教室棟の最上階ホールに飾られています。
コロナ禍の目まぐるしい一年を何とか切り抜けてきた元気な子どもたちの写真がまた1枚、このホールの壁に飾られることになります。school-wide-photo-shoot-2021_01

立教に来て初めてのアウティング。

一学期はコロナ禍ということもあり学校外に出る機会が無かったので、一学期からアウティングに行けるのをずっと心待ちに楽しみにしていました。

高1はケンブリッジ。

まず、とても広大で大自然の中を歩きながらひろこさんの貴重なケンブリッジ大学についての説明を聞けて良かったです。ケンブリッジ大学は、「この環境で勉強できたらきっと楽しくて快適なんだろうな」と思うほどとても気持ちのいい空間でした。

その他は、フードコートで友達とお喋りしながらハンバーガーやドーナツを食べたり、puntingに乗ったり、orchard tea gardenで朗読を聞きながらクロテッドクリームといちごジャムをつけて美味しいスコーンを食べたり、とっても充実した楽しい一日を過ごすことが出来ました。

puntingでは、いろいろとハプニングが起こってとても楽しかったです。

orchard tea garden では、ケンブリッジの歴史や、このカフェの名前の由来など、実際に英国人の方から興味深いことを聴くことができ、面白かったです。

たくさん写真や動画も撮ることができ、余韻に浸るほど楽しい一日でした。

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久しぶりに外に出ることができました。普段、立教から出ることがなかったのでイギリスにいる実感がわきませんでした。今回外に出ることができ、立教の呪縛から解かれた一日でした。立教で味わうことのできない料理や飲料水を摂取することができたので「生き返る」と感じました。このように感じることができるのは、普段栄養満点な立教の食事を食べているからです。一時間しか食事時間がなかったので、もう少しゆっくりしたかったです。

今回は、自由行動がなかったため思う存分楽しめることはできなかったですが、ケンブリッジについて学ぶことができたので良かったです。男女差別や黒人差別などもこの大学の歴史に関わっていたのだと知り、興味深かったです。船の観光は楽しかったです。私は、町並みや家の構造を見ることが好きなので、船に乗りながらじっくり見ることができて良かったです。

一番印象に残っていることは、食事の時間です。立教では、しっかりとしたマナーで食べなければいけなかったので、そういったことを忘れて食べることができました。また、ジャンクフードなど日本にいたら簡単に食べるものでさえ、感動して食事をすることができました。最初は、べットでゴロゴロしていたいなどと文句を言っていたのですが、アウティングに行ってみれば、楽しかったので、次に期待したいです。アウティング終わってから、体調不良者が多いですけどまた行きたいです。

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今回のアウティングは僕にとって初めてだったので楽しみにしていた。

ただ、みんなよりは楽しみにしていなかったと思う。

なぜなら小1で初めて海外に行き、その後約5年間ヨーロッパに住んでいたので海外の建物を見て回ることに対しての興味はほぼなかったからである。

楽しみのような楽しみではないようなアウティングはあいにくの天気に始まったが雨のどんよりとした空気吹き飛ばすくらいテンションが上がったのは昼食だった。

普段立教で食べるご飯ではなくサービスエリアでのジャンクフード、一言で言えば幸せだった。立教の中だけでしか会う機会の少ない友達と外でご飯を食べれたのはとても嬉しくてそれだけで今回のアウティングは楽しかったと言えるほどのものだった。その後ケンブリッジ大学の各カレッジをひろこさんの解説のもとまわって歩くウォーキングツアー、パンティングをした。大学の中を通る川からの景色はとてもきれいで幻想的だった。でもやはり建築物にはあまりトキメキはなく他の子が何枚もの写真をとってテンションが上がっているのを見て慣れは怖いなと感じてしまった。

ウォーキングツアーの後ケンブリッジ学生もよく歩いて行くというお店に行きクリームティーを頂いた。スコーンと紅茶というだけでTheイギリスなのに更に詩の朗読まで聞けるなんて日本にいたらなかなかできることではないので貴重な体験だなと感じた。頂いた紅茶もとても美味しく立教でもこんなお茶が飲みたいと感じてしまった。

夜ご飯もサービスエリアで取ることになっていたがスコーンが重たすぎてジュースしか飲まなかった。今思えばそうそう食べれるものでもないのでケンタッキーのチキンにかぶりついているべきだったと後悔している。

帰りのバスはアウティングの楽しいテンションのままだったのでかなり盛り上がってた。バスに乗りながらこういうのが青春のひとつなのかなと一日を思い返していたら窓の外に立教の看板があり、急に現実を見た。明日から授業があるんだ、その事実がとても苦しかった。始まってしまえば案外苦しくはないけれど。

アウティングを通してケンブリッジ大学について、友達と楽しく過ごす時間の大切さと切り替えることの重要さを学ぶことができたと思う。楽しかったアウティングが終わり現代社会の中間テスト、オープンデーではクラス活動、フリープロジェクト、会計係の仕事を抱えてるので今日から体調管理はもちろんだがメリハリを付けて行動していきたい。

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 約二年ぶりのアウティングは、とても楽しかった。私たちは古き良き大学の街、ケンブリッジに行った。中学二年生の頃のケンブリッジ研修で行ったことがあったので、初めて見る景色がほとんどの中、時折少し懐かしい気持ちになることもあった。

ひろこさんが色々なカレッジについてや、ケンブリッジという街の歴史などの説明を詳しくしてくださり、二年前に研修で行ったときよりも理解を深めることができた。そしてケム川でパンティングをしてケンブリッジの町並みを楽しんだ後、私達はクリームティーをしに移動した。移動したカフェでは、ピーターさんが有名な詩を朗読してくださり、ひろこさんに解説をしていただいた。

自分の英語力では詩のすべての意味を理解することはできなかったが、ところどころに詩人たる所以を感じた。一人一つずつスコーンを食べた後、ピーターさんとお話をした。カフェの中に飾られている方々についてのお話や、その中で実際にピーターさんがお会いしたことのある方についてのエピソードを聞かせていただいた。

帰り際、今日一日お世話になった二人に代表してお礼を言うことになり、それぞれ別々にお礼をした。ピーターさんに英語でお礼を伝えたときにわかったのだが、私が二年前にケンブリッジ研修にいた事を覚えてくれていて、「前にあったときよりもすごく英語力があがっているよ。よくなる一方だね。」と褒めてもらった。私はイギリスのネイティブの方に英語力を褒めてもらえたのがすごく嬉しかったし、自分の英語が通じていたのだと思うとさらに嬉しくなった。ECなやBIOLOGYなどでもいいたいことが伝わるととても楽しいし、自分が英語を勉強するモチベーションになった。ケンブリッジの歴史について学ぶことができただけでなく、英語を勉強することに関しても積極的になれたアウティングだった。

(高等部1年 女子)

 立教英国学院に入学して、初めての全校での外出。学校の外に出られたことや、学年で交流ができたことなどから、幸せがいっぱいの一日でした。私が特に印象的に感じたことは、2つあります。

1つ目は、サービスエリアでの食事です。今回は、班というものが無かったため、自分の好きな人と食事を取ることができました。行きでは、SUBWAYでパンを食べました。その後、チキンを食べようと思い、飲みかけの飲み物をテーブルに置いたまま、買いに行ったところ、机の上には綺麗に何も残っていませんでした。日本だとそのようなことは無かったため、驚きが隠せませんでした。集合の5分前から食べ始め、大急ぎでバスに乗り込みました。帰りは、あまりお腹が空いていなかったので、軽めに済ませ、ショッピングをしました。可愛い熊のぬいぐるみがあったので、思わず買ってしまいました。同じドミトリーのメンバーで話し合って、名前を決めました。名前は、ベカワ マロンです。ドミトリーの中では、ベカワと呼び、外ではマロンと呼ぶというルールも作りました。

2つ目は、Cream teaです。イギリスといえば、スコーンと紅茶、そういうイメージが私の中でありました。スコーンはサクサクで、紅茶は香ばしくてすごく美味しかったです。申し訳ないのですが、ハーフタームに学校で食べたスコーンと飲んだ紅茶より断然美味しく、きちんとした場所に行けば、イギリスらしさを感じることができるのだと思いました。

イギリスという地にせっかく来たのに、イギリスらしさを感じられなかった1学期はとても苦痛でした。このアウティングでイギリスらしさを存分に味わうことができて、最高な一日になりました。企画してくださった先生方、その他の関係者の皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。

(高等部1年 女子)

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