約二年ぶりのアウティングは、とても楽しかった。私たちは古き良き大学の街、ケンブリッジに行った。中学二年生の頃のケンブリッジ研修で行ったことがあったので、初めて見る景色がほとんどの中、時折少し懐かしい気持ちになることもあった。

ひろこさんが色々なカレッジについてや、ケンブリッジという街の歴史などの説明を詳しくしてくださり、二年前に研修で行ったときよりも理解を深めることができた。そしてケム川でパンティングをしてケンブリッジの町並みを楽しんだ後、私達はクリームティーをしに移動した。移動したカフェでは、ピーターさんが有名な詩を朗読してくださり、ひろこさんに解説をしていただいた。

自分の英語力では詩のすべての意味を理解することはできなかったが、ところどころに詩人たる所以を感じた。一人一つずつスコーンを食べた後、ピーターさんとお話をした。カフェの中に飾られている方々についてのお話や、その中で実際にピーターさんがお会いしたことのある方についてのエピソードを聞かせていただいた。

帰り際、今日一日お世話になった二人に代表してお礼を言うことになり、それぞれ別々にお礼をした。ピーターさんに英語でお礼を伝えたときにわかったのだが、私が二年前にケンブリッジ研修にいた事を覚えてくれていて、「前にあったときよりもすごく英語力があがっているよ。よくなる一方だね。」と褒めてもらった。私はイギリスのネイティブの方に英語力を褒めてもらえたのがすごく嬉しかったし、自分の英語が通じていたのだと思うとさらに嬉しくなった。ECなやBIOLOGYなどでもいいたいことが伝わるととても楽しいし、自分が英語を勉強するモチベーションになった。ケンブリッジの歴史について学ぶことができただけでなく、英語を勉強することに関しても積極的になれたアウティングだった。

(高等部1年 女子)

 立教英国学院に入学して、初めての全校での外出。学校の外に出られたことや、学年で交流ができたことなどから、幸せがいっぱいの一日でした。私が特に印象的に感じたことは、2つあります。

1つ目は、サービスエリアでの食事です。今回は、班というものが無かったため、自分の好きな人と食事を取ることができました。行きでは、SUBWAYでパンを食べました。その後、チキンを食べようと思い、飲みかけの飲み物をテーブルに置いたまま、買いに行ったところ、机の上には綺麗に何も残っていませんでした。日本だとそのようなことは無かったため、驚きが隠せませんでした。集合の5分前から食べ始め、大急ぎでバスに乗り込みました。帰りは、あまりお腹が空いていなかったので、軽めに済ませ、ショッピングをしました。可愛い熊のぬいぐるみがあったので、思わず買ってしまいました。同じドミトリーのメンバーで話し合って、名前を決めました。名前は、ベカワ マロンです。ドミトリーの中では、ベカワと呼び、外ではマロンと呼ぶというルールも作りました。

2つ目は、Cream teaです。イギリスといえば、スコーンと紅茶、そういうイメージが私の中でありました。スコーンはサクサクで、紅茶は香ばしくてすごく美味しかったです。申し訳ないのですが、ハーフタームに学校で食べたスコーンと飲んだ紅茶より断然美味しく、きちんとした場所に行けば、イギリスらしさを感じることができるのだと思いました。

イギリスという地にせっかく来たのに、イギリスらしさを感じられなかった1学期はとても苦痛でした。このアウティングでイギリスらしさを存分に味わうことができて、最高な一日になりました。企画してくださった先生方、その他の関係者の皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。

(高等部1年 女子)

昨年度はコロナ禍の為、やむなくWeb-オープンデイという形で行われたオープンデイでしたが、今年は再び地元の方々をはじめ多くの方々を学校に招いて開催されます。

詳細は下記リンク先を御覧ください。
OPEN DAY INVITATIOhttps://www.rikkyo.co.uk/wp-content/uploads/2021/10/OPEN-DAY-INVITATION-2021.pdfN 2021

現在のところ、オープンデイは予定通り行われる予定です。
皆様と立教でお会いできますこと、楽しみにしています。
感染状況の悪化によっては、キャンセルする場合もありますので、
引き続き、オープンデイ開催については、HPで確認してください。

毎学期イギリスの名所旧跡を訪れる「アウティング」。生徒たちも楽しみにしていたこのイベントがコロナ禍で1年以上お預けになっていましたが、今学期それがいよいよ再開! 雨続きの昨今、奇跡的に天気にも恵まれ、生徒たちは丸一日たっぷりと「イギリス」を満喫することができました。
高校3年生はロンドンのハンプトンコート、高校2年生はオックスフォード、高校1年生はケンブリッジ、小中学生はアランデル城とリトルハンプトンの海を訪れました。
今回はその中から小中学部のアウティングの様子をお伝えします。

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少しずつ日常がもどり、コロナ禍前の様々な行事が復活し始めた今学期、生徒たちが一番楽しみにしていたのはアウティングでした。
小・中学部の行先はアランデル城。学校から小一時間のところにある中世の立派なお城です。
出発前は時折雷も鳴る生憎の天気でしたが、お城に到着する頃には青空が覗き始め、場内の庭園を散策するだけでもあちこちで歓声が上がっていました。
初めての「イギリス」をこんなにきれいなところで体験できたのは何より。雨上がりのキラキラした緑の木々を抜け、手入れの行き届いた庭園を眺め、趣向を凝らした噴水をバックに記念撮影をし、思い思いのひと時を過ごしました。
お城の中に入るとその感動は更に増し、「Keep」と呼ばれる城内で一番高い見晴台に登ると南英の美しい田園風景が一望出来ました。
途中で、英語の理科を教えてくださっているジェラード先生と合流。この町に住んでいらっしゃって、是非生徒たちに会いたいとのことで、案内がてら生徒たちと一緒に城内を回ってくれました。
お城の見学後は、各学年に分かれて昼食。小学生はオシャレなピザ屋さん、中1と中3はほぼ貸し切りで中華料理、中2はイギリス感溢れるパブレストランとティールームで心ゆくまで食事を堪能しました。イギリスで初めての外食だった生徒もたくさんいたかと思いますが、片言の英語が通じた喜びと、優しいイギリスの人達の心遣いにとても温かい気持ちになりました。
そういう気持ちは地元の人たちにもしっかり伝わるようで、メインストリートで出会ったご年配の女性から「あの子達はどこからきたの?今日はいろいろな所で見かけましたけど、とてもお行儀よくて気持ちいいですね。」と話しかけられた先生もいたそうです。
可愛くてオシャレな城下町を後に、次に向かったのはそこから20分ほどのところにある海の町、Littlehampton 。遠浅の砂浜沿いを皆で散策しました。少し冷たい海風に吹かれながらも、砂浜を走り回ったり、波と戯れたり、写真やムービーで感動的なシーンを切り取ったりと、あっという間の1時間でした。
そしてこの日最後に訪れたのは、学校近くの町、Horsham。ここで班ごとに分かれて夕食の購入をしました。学校に持って帰って食べるものを色々なお店を回りながら買っていくのも楽しいひと時でした。スーパーでサンドイッチのミールセットを買ったり、チーズや生ハムを買ったり、日本食屋を見つけてお弁当を買ったり・・・ 1時間で町を回りながら色々と考えて買ってきた思い思いの夕食をいつもの学校の食堂ホールでクラスのみんなと食べるのは、それはそれでとても幸せなひと時でした。

「今日は楽しかった?」
どこで、どの生徒に聞いても、「はい!」
と素直に返ってくる返事に、「アウティング再開」に踏み切った先生方も大満足でした。

約2年ぶりに近隣教会の礼拝に生徒が出席をする「礼拝外出」を再開いたしました。今年度第一回は10月3日(日)に高等部2年1組の生徒23名がRudgwick教会の礼拝に参加させていただきました。

Rudgwick教会の皆さんも本校の生徒と共に捧げる礼拝の再開を大変喜んでくださいました。礼拝の冒頭には、本校生徒3名から挨拶と10月17日に予定しているOpendayの告知を行いました。写真はその時の様子と、賛美の際の様子です。

主日10月10日は高等部3年1組がRudgwick教会に行く予定です。

立教英国学院では、2021年夏、東京にある留学斡旋会社beoと協力して、本校の生徒たちのために10日間のアカデミック英語特別講座を開催してもらいました。

このページでは、アカデミック英語講座のプログラムと、参加した生徒たちの感想を掲載したいと思います。

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本コースはアカデミック英語の学習を通して、海外大学で通用するだけでなく、国内大学や就職後でも必要とされる実用的なスキルの習得を目的に開講されました。

特に日本人にとって馴染みが薄いため苦手意識の高い、説得力のある議論の展開手法・物事の本質を見極める批評的思考(クリティカルシンキング)・効果的な論文の書き方にフォーカスしました。

授業は外国人講師によって英語で進められ、楽しく効率的に学習できるようにゲーム形式等を用いながら、対面でのグループワークやディスカッションによる参加型中心で実施されました。生徒にとって、このような欧米大学型の授業は新鮮な体験だったようで、「積極性を養うことができた」、「人前で話す自信が付いた」という感想があがっています。

本コースで学習した内容(論理的・多面的な考え方やコミュニケーション方法、効率的な学習法等)は大人になるにつれて益々大切なスキルとなるため、ぜひ普段から継続的に活用してほしいと願っています。

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参加生徒たちの感想文

(高2男子)

約二週間、BEOの外国人講師の方々の授業を受けてみて大きく感じたことが一つあります。

それは英国や米国における教育と日本における教育はとても大きく違うということであり、その違いを感じながら面白いなと授業を受けていました。

この二週間の外国人講師による授業は私ににとってとても良い経験でした。具体的に何が良かったのかいくつか印象に残っている授業を紹介します。

まずはアミー先生によるマインドパレスという(日本では究極の記憶術なんて呼ばれているそうですが)授業。これはメインではありませんでしたが、日本と根本的に違うのは、日本は勉強を教えるだけだけど質の高い授業は勉強の仕方を教えているのだと感じました。

続けてカナダ人のロジャー先生のnote takingの授業。これも勉強の仕方についての授業でとても興味深かったです。大学に行ったら当然教授らの講義を聞くわけですけれども、その際にいかにして効率的に授業を取得するかなどが面白いなと思いました。

実際に講義から主題を読み解く授業などもして、正直とても難しかったのですけれど、ためになることがありました。その一つにロジャー先生が強調していた相手のバックグラウンドを知ってから相手の話を聞くということは、当然だけれどもとても大切なことだと感じました。なぜかというと講義でお話される方のプロフィールを調べた上で講義者の講義を聞いていると同じような単語が山ほど出てきたからです。これは、核となる伝えたいことはいつも同じであるということを感じさせられました。

リチャード先生とはマインドマップを使い頭の中の考えを羅列した上でオルガナイズしてパワーポイントにする、デイベートをする授業をしました。これは僕の中学にとても似ていて懐かしく思いました。マインドマップはつながらなそうな物事がつながりとても発想が豊かになります。加えてデイベートでは相手の意見をしっかり聞かなければならない、聞く力が養われました。さらにそれに英語で取り組むことの面白さを感じました。ぜひ立教英国学院でも導入してもらいたいです。とても印象に残っていることがあります。それはリチャード先生が僕たちに向かってわざとらしくhow are youと聞き、僕たちもわざとらしくi am fine thank you と答えたことです。皆に同じ思考をもたせがちな日本の教育の問題点そのものだと笑ったのを覚えています。

最後にクリス先生との授業ではアイエルツも含めてリーデイングの練習をしました。スキミングとスキャニングを使い分ける術を習いました。おかげさまで自分のリーディングの速度はとても早くなりました。大学に入ると一日何冊もの書籍を読まなければならずやはり重要なところだけを摘むのは必要不可欠なスキルだと英国の学校でも当然日本の学校でも思いました。

より早く効果的に学ぶ術は今後の自分の勉強にとても生かせると思いました。

最後に今回のBEOの授業では実に四人の国際色豊かな先生たちによる授業が行われました。アイエルツのためなんて思って行ったまででしたが、参加してみたら思っていたものとは全く違い海外の授業を感じさせるとても面白いものでした。最初にも言いましたが、日本の教育と違うのが、生徒たちの多様性を認め合い勉強の仕方を教える授業は今にでも日本が取り入れるべきものだと感じました。

約二週間貴重な体験をできました。ぜひまた先生方にお会いしたいです。

 

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