テーマ:「高校Ⅱ年の「現代の社会」の授業」

高校Ⅱ年の社会科の「現代の社会」では、教師からの一方通行ではない、生徒間での学びあいをベースとしたアクティブラーニングを展開しています。この授業では、定期考査などのペーパーテストでは測れないジェネリックスキル(汎用的能力)の獲得、学びのモチベーションの向上を目的としています。

4・5月の授業では、「現代の社会」に対するマインドセット、スキルトレーニングを短期的に繰り返しました。6月には「社会とつながる」をテーマに、2つのPBL(Project Based Learning)に取り組みました。1つ目は(株)教育と探求社と三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社による「株の力」のプログラム、もう1つは今年度から初めて取り組む「学校CMプロジェクト」です。「株の力」については本校では4年目の実施になります。この授業は「株の力」について先輩社員から学び、その上で自分達オリジナルの新聞広告を作成し、プレゼンテーションする、というものです。生徒達は「知識」が活用するためのものであることを意識したり、相手に伝えることの難しさを実感したようです。

また、「学校CMプロジェクト」については、フリーランスで活躍されている橋本氏のご協力をいただき、学校CMを作成するという授業を協働して作り上げました。CMの構成を学んだ後、早速、CMの作成作業に取り組みます。2週間程度の短い準備期間の中で、「株の力」で学んだ内容や気が付いた点を活用し、チームで一生懸命に取り組んでいました。発表の場には橋本氏だけでなく、司書教諭の大川先生、司書の山中さん、副校長兼入試広報部長の清水先生も参加していただき、評価・コメントをいただきました。

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