本校では「答えのないものに答えをみつける、生み出す」をキーワードに、中学3年生の社会科の時間で週1回、(株)教育と探求社が主催するクエストエデュケーションの取り組みを行なっています。

今年度はこの社会課題探求プログラムであるクエストエデュケーションに、全国で124校、約17,000人が参加します。多くの学校が高校で導入する中、本校では4年前から中学3年生に導入し、社会への関心を喚起し授業で学んだ知識の活用を図っています。

6月は「ミッションに対するとりあえずの回答を作成する」をテーマに、色々な観点から考える授業を行いました。3C分析(自社分析・競合他社分析・顧客分析)について説明した後、「聖学院の受験生を倍にするために、今までに存在しない、わくわくするような教育内容を提案せよ」というテーマで模擬演習を行いました。発想豊かな提案がたくさん生み出されました。

その後、図書館と協働し、クエストに関する書籍を準備してもらうとともに、ipadで3C分析を行いました。また、2014年度にグランプリを獲得した先輩の動画を視聴し、モチベーションを高めました。

1学期最後の授業では「とりあえずの回答を作成する」を行ないました。まだまだ荒削りですが、今後の発展を楽しみにしています。サマーセミナー期間中には授業担当者だけでなく、担任の先生、社会人メンター、マナベイスのスタッフなどにご協力をいただき、30分程度の話し合いを行なう予定です。

ページ
TOP