聖学院が大切にしているOnly One
それは「聖書の思考回路」から来ています。
聖書の思考回路が私たちの中で動き出すとOnly Oneを見つけることが出来る。
ここまで、そういうお話しをしてきました。
聖書の思考回路は「定言命題」を下敷きにすると分かりやすい。
ただこの「定言命題」は「言葉」という地平だけで考えるとどうしても矛盾を生み出してしまいます。
「定言命題」を言葉で実行しようとすると「定言」ではなく「仮言命題」になってしまう。
言葉とは別の次元で考えないと「定言」は実行できない。
これに取り組んだのがパウロです。
パウロも言葉で「定言」を実行しようとしました。
しかし、「定言」を意識すればするほど「仮言」に入り込んでしまう。
「定言」から遠ざかってしまう。
そこでパウロが導き出したのは心の持ち方です。

【シリーズ:聖書の思考回路】第18回⇒コチラから

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