水曜日の5限は特別活動の時間とし、通常は進路指導や各種行事の話し合いなどが行われますが、1月26日(水)の高校1年と中学1年ではいつもと趣向をかえ、博物館見学を企画しました。
高校1年生は、上野の国立科学博物館と東京国立博物館に分かれて見学しました。高校2年からは文系理系に分かれることもあり、自分の興味のある分野をじっくり見学していました。約1時間の時間内では短いと生徒もいて「学生証を見せれば再入場できるよ」と聞き、再入場した生徒もいたようです。やはり1時間では見学しきれないですよね。意外な生徒が興味津々で見入っている様子など、意外な一面を見られて引率する教員としても楽しい企画でした。
中学1年では「小さな博物館めぐり」と題して、野球博物館(東京ドーム)・印刷博物館(凸版印刷)・オリエント博物館(サンシャイン60)・サッカーミュージアム(お茶の水)の4箇所に,それぞれ60名がお邪魔しました。
次の写真は印刷博物館を見学したグループの様子です。

隣駅の牛込神楽坂から徒歩15分。凸版印刷の中にある印刷博物館では,生徒たちは2チームに分かれて,見学コース・体験コースを交互にまわりました。見学コースでは,素敵な学芸員さんが,古代オリエントから現代の電子書籍まで,印刷史の概説を話してくれました。体験コースでは,職人気質のインストラクターさんたちが,活版印刷を実際に体験させてくれました。生徒たちは,多色刷の印刷を間近にして目を丸くしていて,中には「家帰ったら自慢しよ」という子もいました。
印刷博物館は,子供はもちろん,大人も十分楽しめる博物館です。印刷や活字に興味がある専門学校生や大学生が多く訪れるそうです。今回は,大人数でお邪魔しましたが,少人数なら組版も体験できるとのこと。季節によって,グリーティングカード,便せん,バレンタインのメッセージカードなどが作れるようです。
今度は希望者を募って少人数で行くのも良いなと思いました。

次の写真はサッカーミュージアムを見学したグループの様子です。
3Dのサッカー映像や、日本代表サッカーの激闘の歴史を熱心に見学していました。前日の夜に中継されたアジアカップ日本対韓国の代表戦も放映されており、生徒達は前夜の激闘を思い出しながら興味深く見ていたようです。

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