3月19日(木)に成城中学校ならびに高等学校の卒業式が挙行されました。中3は例年、卒業式に先立ち小講堂に集まり、思い出の写真を集めた教員手作りのスライドショーを観賞するのですが、今年の場合はこの観賞会と合わせて、特別な表彰がおこなわれました。

 

今から2年ほど前、当時中1だった本校の生徒が登校途中、白杖を持った視覚障害の男性の方のサポートを したことがありました。先日、その方が直接本校を訪ねてくださったことは 2月28日号の校長室便りでも紹介した通りです。卒業式当日のこの日、男性は改めて来校され、その生徒に直接感謝状を贈ってくださいました。そして、小さな行為だけれども、それに大きく励まされた大人がいた、ということを皆さんに知っておいてほしい、と話されました。
 

この生徒にとっては、おそらく自然な振る舞いだったのでしょうが、本校のほかの生徒も皆感じ入った様子で、いい刺激となりました。丁寧にご対応してくださり、ありがとうございました。


 

 

 

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