7月考査を終えて一息ついた1学期のこの時期。中学3年生は、登校日をはさんで終業式までのこの5日間に「指名制補習」と「希望者対象講習」(いわゆる夏期講習)があります。

中学1・2年生では、1学期に考査などの結果が振るわなかった生徒を対象にして、「指名制補習」を行います。これは、2学期以降に良いスタートを切り、遅れていた分を取り返せるようにという意図のもとに、学習の補助(1学期の復習や2学期の予習、夏休みの課題等)を行うものです。

一方、中学3年生になると、「指名制補習」以外に、「もっと高度な勉強をしたい」という生徒や「授業の内容をもっと深めたい」という生徒の要望に応えて、発展的な内容を扱う「希望制講習」が行われます。例えば、高校入試の問題に取り組んだり、東大の問題に触れてみたりといった内容です。これは、生徒の自らの希望で取りたい講座に申し込み、参加するというものです。今回は、希望者が50名を超える講座もあり、受講者が普通教室に入りきらなかったので、特別教室(講義室)を使って実施された講座もありました。

講習では、解説を聞き逃すまいと集中し、疑問点を教員に聞いたり、友達同士で教え合ったりしていました。みんな一所懸命でしたが、折々、学ぶことに喜びを感じている生き生きとした表情も見られました。このような夏期講習は、学びたい意欲を大事にし、「自学自習」の精神をモットーにする本校らしい取り組みの一つです。

 

希望制講習(数学の発展) みんな真剣そのもの。 

希望制講習(数学の発展)
みんな真剣そのもの。聞き逃さないようにノートを取っていました。

希望制講習(国語の発展編) 実際の試験のような気迫でした。 

希望制講習(国語の発展編)実際の試験問題を扱ったので、実際の試験会場のような気迫でした。

時には教え合って協力。 

時には教え合って協力することも。

普段よりも難しい問題に挑戦。 

普段よりも難しい問題に挑戦。

ライバルにも、自分にも、勝つ! 

ライバルにも、自分にも、勝つ!

 

分からない部分はみんなで解決! 勉強が楽しくなるね!

休憩時間はまったりと。おしゃべりしたり、外を眺めたり。 

休憩時間はまったりと。おしゃべりしたり、外を眺めたり。

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