中間試験最終日の翌日は「中学行事」と呼ばれる行事が実施されます。この日は、高校生は試験を受けていますが、一足先に試験が終わった中学生は校外に出て散策をします。
中学一年生は、まず学校周辺を歩くことから始めます。今回は、「漱石山房記念館」「関孝和の墓石」「凸版印刷・印刷博物館」を訪問しました。新宿牛込地区は著名な人物が暮らし、活動していた街です。また、印刷の街として知られる新宿区には、「大日本印刷」や「凸版印刷」を始め、大小様々な印刷所があります。そのような場所を巡りながら、新宿を知ってもらうことを目的としています。
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朝の集合の様子
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学校に集合して、5名程度のグループごとに出発していきます。
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関孝和は、和算の大家として知られる人物で、本校の数学の授業で必ず紹介しています。
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外苑東通りを歩いて行きます。

学校から歩いて、牛込柳町駅を通り過ぎると、外苑東通りと呼ばれる大通りがあります。この道に沿って10分程度歩いて、路地に入ると「漱石山房記念館」に到着します。
最後の目的地の凸版印刷への道は、さらに外苑東通りを北に向かって、江戸川まで歩きます。江戸川はおおよそ新宿区と文京区の境となっていますが、この江戸川に沿って20分ほど歩いたところにあるのが凸版印刷です。
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夏目漱石の像の前でチェック
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江戸川沿いには高速道路の架橋が見えます。
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印刷博物館でのチェック
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印刷博物館の中で

全ての見学を終えたあとは、元の道をたどって学校に戻ります。往復約7kmの行程となりました。
朝の集合場所に持ってみると、お昼を過ぎていて、高校生がプレゼンテーションの練習をしていました。このあとのターム留学の説明会の準備だったようです。
無事にすべてのグループが学校に戻ってきて、解散となりました。お疲れ様でした。
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解散のチェック
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解散のあとに行われた高校1年生対象の留学説明会の様子