研修は第3回を数えました。

 

「生徒と保護者の必ずどちらかは参加する」という形で開催しましたが、足もとの悪い中にもかかわらず、すべてのご家庭から生徒と保護者の参加を頂けました。ありがとうございました。今回はお世話になる旅行社の方を招いて、海外旅行のイロハからホストファミリーとの接し方まで、多岐にわたる説明を伺いました。部屋に閉じこもっていると、何か問題があるのではと心配されるので、時間の許す限りホストファミリーと交流をしてほしい、というお話が印象に残りました。

 

次の研修会までの宿題として、「自己紹介の英語」と「お別れ会(Farewell Party)での出し物の案」が出されました。だんだんと話が具体的になってきました。8月16日の出発まであと1カ月と少し。出来る限りの準備をして臨みたいものです。

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教室で一人集中力をあげての勉強 

教室で一人集中力をあげての勉強

 

7月4日から始まった7月考査(一般的には期末テストのことですが、本校ではこのように呼んでいます)ですが、午前中に試験を終えての午後、思い思いのスタイルで校内において自習に勤(いそ)しむ生徒たちの様子です。

こちらは仲間同士での勉強! 

こちらは仲間同士での勉強!

私語もなく黙々と 

私語もなく黙々と

黙々すぎるとこんなことも… 

黙々すぎるとこんなことも…

教室を使っての自習では、慣れた自分たちの教室でありながらも、お互いに距離を取ったり、私語をしないようにしたりと、気持ちが緩くならないための工夫がみられました。

 

 

一方、自習のための専門教室となる「自修館」からは、隣の部屋で控えるチューターの先生に見守られながら、高い意識を感じさせる雰囲気が生まれていました。

集中している様子が伝わります 

集中している様子が伝わります

各人の高い集中力! 

各人の高い集中力!

頼れるチューターの先生たち 

頼れるチューターの先生たち

 

 

 

この他にも、職員室内の質問コーナーで分からない問題の解説を教員から聞いたり、果ては廊下で暗唱テストにチャレンジする生徒たちがいたりなど、校内のそこかしこで「学ぶ意欲」を感じました。

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6月23日(火)は第1回の視聴覚行事が行われました。演目はクラシック音楽で、場所は六本木のサントリーホール大ホールです。日本フィルハーモニー交響楽団を貸し切っての公演でした。正面のP席を空席にして、中高の生徒全員1600名余りがびっしりと会場を埋め尽くしました。指揮者は有名な広上淳一氏、ピアノ独奏は新進気鋭のソン・ヨルム氏でした。曲目は第1部が歌劇「エフゲニー・オネーギン」よりポロネーズ(チャイコフスキー)、ピアノ協奏曲第1番(チャイコフスキー)。第2部がドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」で、最後に成城学校校歌の演奏がなされ、大いに盛り上がりました。本校では年に2回視聴覚行事が行われ、それぞれ、演劇・音楽などのさまざまなジャンルの中から質の高い、大人の素養として相応しいものを選んで実施しています。

 

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6月24日水曜日の5、6時間目を利用して、進路説明会(模擬授業)を行いました。高2の生徒全員参加の行事です。経済学、法学、工学などの各分野ごとに大学の教職員を講師に招き、その分野の模擬授業をしていただくというものです。15大学、2専門学校の方々が来校し、生徒は希望に合わせてそれぞれの会場へ移動し、授業を受けました。大学レベルの授業を学校で受けるという貴重な体験をすることが出来ました。今後の進路決定に役立ててくれるといいと思います。

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6月24日(水)の5、6時間目の特活の時間に、各クラスに1名ずつ弁護士の先生をお呼びして、「いじめ予防授業」を実施しました。これは、学校内での「いじめ」抑止を目的としたもので、東京弁護士会に依頼し、昨年度も同様の内容で行った行事です。

 

内容は、弁護士の先生によって多少の違いはあったようですが、おおむね、実際に起きたいじめ事件を参考にしながら、「いじめの定義」「いじめの構造」「人権について」「LINEなどを使ったいじめ」などについてのお話でした。

 

ある先生は、いじめられている生徒の精神状態を、今にもこぼれそうなコップいっぱいの水でたとえたり、また、ドラえもんの登場人物たちを使って「いじめの構造」や「いじめ防止」を意識させたりするといった分かりやすい説明をしてくださいました。

 

生徒それぞれに受け取り方は様々でしょうし、これからの彼らの様子を見守っていく必要はありますが、授業の際の反応や感想をみる限り、先生方の思いは子どもたちに伝わったようで、この行事の目的は達成されたと感じました。

 

今は「人をいじる」ことが、テレビのお笑いのネタになっていたり、また、ひとつ集団があれば、仲間はずれの雰囲気がうまれてしまったりすることもある世の中です。この授業を受けたことで、教室においていじめを許さない雰囲気をつくることや、いじめられている人に声をかける生徒が大多数になってくれればと思いました。

 

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中3中学行事が行われました!

中学生は、「中学行事」といって、中間試験にあたる5月考査と10月考査の終了日の翌日(高校生の試験の最終日)に、校外で学習をするという行事があります。この行事は、中学行事係の生徒が企画したコースを、係の生徒が手作りしたしおりのクイズを解きながら、各班で巡るウォークラリーのようなものです。春と秋の2回、目的を定めて企画します。コースには博物館や美術館、名所や史跡が含まれていて、初めて行く場所だという子もいます。しかし、それらを協力して見て回り、知識を深めたり、友情を温めたりします。

 

今回、中学3年生は5月27日に、「隅田川を歩こう」をテーマにして、清澄白河からスカイツリーまで歩きました。

 

第1チェックポイントは清澄公園。北の湖部屋を通過し、高台でたそがれる芭蕉像と閑静な芭蕉稲荷を見て、次は芭蕉記念館でチェックです。記念館には、松尾芭蕉などの江戸時代の俳句の短冊や掛け軸の他、『奥の細道』の行程を地図にしたもの、句に詠まれた土地の風景写真などが所狭しと並んでいました。松尾芭蕉については国語の授業でちょうど学習していたので、実際の作品や資料を目にして親近感が湧き、復習も兼ねられたようでした。

 

さらに進んで、吉良上野介屋敷跡や回向院を通り、第3チェックポイントの安田庭園でチェック。回向院では金運アップのために石削りをしたり、安田庭園では池の鯉を見て情趣を楽しんだりする生徒もいました。

 

そこから、隅田川を横に見ながら、浅草方面の岸をたどり、東京スカイツリータウンでゴール。「暑い」「疲れた」と、へとへとになった生徒もいましたが、ゴールのスカイツリーを目にして、もう一踏ん張り。誰も欠けることなく、たどり着いたスカイツリーは、達成感からか実際よりもずっと迫力があり、素晴らしく感じたようです。

 

途中で迷子になりかけても、地図を頼りにスカイツリーを一心に目指して、班で協力して歩きました。かなりの長距離でしたが、川沿いの風は涼しく、天気もよかったので、心身を鍛える清々しい散策になりました。

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芭蕉記念館にて。芭蕉になりきっていました。楽しそう。

 

青空の下の芭蕉像。夕方には回転して向きが変わるとか。 

青空の下の芭蕉像。夕方には回転して向きが変わるとか。

橋が多くて渡るところを間違えてしまう班も。 

橋が多くて渡るところを間違えてしまう班も。

隅田川にて。浅草方面へ向かう橋を目指す様子。まだまだ歩けそうな元気さ。 

隅田川にて。浅草方面へ向かう橋を目指す様子。まだまだ歩けそうな元気さ。

ゴールのスカイツリーはもう目の前。ラストスパート、がんばれ! 

ゴールのスカイツリーはもう目の前。ラストスパート、がんばれ!

薄層クロマトグラフィーの実験です。 

光合成色素について調べました。

 

高3理系、生物選択者は「薄層クロマトグラフィー」の実験を行いました。

植物が光合成を行うには、光合成色素というタンパク質が必要です。植物は様々な種類の光合成色素を持っていますが、その種類は植物が住んでいる環境によって違います。なぜなら、海の底と陸上では光環境が異なり、それに適応した光合成色素が必要だからです。

例えば、ワカメなどの褐藻類は、比較的海の深い位置に生息しているため、水中で減衰しにくい光をよく吸収する光合成色素を多く含んでいます。

今回の実験では、陸上植物、緑藻類、紅藻類、褐藻類の4つの種類の光合成を行う生き物たちが、どのような光合成色素を持っているのかを調べ、どのような順序で進化を遂げたのか考察する実験です。高3の生徒たちは議論を重ねながら、進化の道筋をたどっていました。

薄層クロマトグラフィーの実験です。 

光合成色素について調べました。

 

高3理系、生物選択者は「薄層クロマトグラフィー」の実験を行いました。

植物が光合成を行うには、光合成色素というタンパク質が必要です。植物は様々な種類の光合成色素を持っていますが、その種類は植物が住んでいる環境によって違います。なぜなら、海の底と陸上では光環境が異なり、それに適応した光合成色素が必要だからです。

例えば、ワカメなどの褐藻類は、比較的海の深い位置に生息しているため、水中で減衰しにくい光をよく吸収する光合成色素を多く含んでいます。

今回の実験では、陸上植物、緑藻類、紅藻類、褐藻類の4つの種類の光合成を行う生き物たちが、どのような光合成色素を持っているのかを調べ、どのような順序で進化を遂げたのか考察する実験です。高3の生徒たちは議論を重ねながら、進化の道筋をたどっていました。

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実は、この実験、教育実習生が組み立ててくれました。難しい内容の実験でしたが、指導教官が「チャレンジしてみるかい?」と聞いた所、勇気をもってチャレンジしてくれました。

藻類の分類は、受験生が苦手とする分野です。この実験を機に、彼らが得意分野としてくれればと、実習生は願っています。

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実は、この実験、教育実習生が組み立ててくれました。難しい内容の実験でしたが、指導教官が「チャレンジしてみるかい?」と聞いた所、勇気をもってチャレンジしてくれました。

藻類の分類は、受験生が苦手とする分野です。この実験を機に、彼らが得意分野としてくれればと、実習生は願っています。

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中体連野球部第2ブロック新宿・目黒・渋谷地区の選手権大会予選2回戦が目黒区立東山中学校で行われました。

対戦相手はホームの目黒区立東山中学校。

0-0で迎えた2回表。1アウトからツーベースヒットでチャンスを作り、続くバッターが左中間にヒットを打ち、好走塁で1点先制。しかも、バッターランナーがセカンドを狙い、キャッチャーからの送球がそれる間にバッターランナーもホームインで、この回2点。

その後、6回裏にエラーで1失点するも、投手の粘り強いピッチングと好守により2-1で勝利を収めることができました。

3年生の最後の大きな大会ですので、今までの全てをぶつけて勝ち進んでいってほしいです。

 

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楽しく、積極的にコミュニケーションする生徒たち 

会話は積極性が重要!!

 

中学2年生では、昨年度に引き続き全員参加の「グローバル(国内語学)研修」を6月15日と16日に実施しました。昨年は学校内で実施しましたが、今年は国立オリンピック記念青少年総合センター内のセンター棟の研修室を借りての実施でした。

昨年度同様、各クラスを1班9名または10名ずつに分け、各班に外国人講師1名を配置し、英語を使った様々な活動を行いました。昨年は英語の学習も始まったばかりで、初日の生徒たちは緊張と不安の面持ちでした。今年は昨年度の2日間の経験もあり、初日の午前中から外国人講師の指示やテンションについていけており、改めて実体験の大切さを感じました。

仲間がいれば、楽しさも倍増 

仲間がいれば、楽しさも倍増♪

聴いて話して自信がつきます! 

聴いて話して自信がつきます

昨年度は学校内での実施で、ホッケーや民族楽器の演奏などもありましたが、今年は施設の関係で同様にはできませんでした。それでも、趣向を凝らした活動(クイズ、ゲーム、ロールプレイ、インタビューなど)によって、生徒たちはとても楽しそうに学んでいました。

ランチタイムも英語で会話中 

ランチタイムも講師の先生と英語で会話☆

午後に向けて一息入れているところ 

午後に向けて一息入れているところ

2日目の最後の時間は、昨年度の「自己スピーチ」を発展させた外国人講師との「1対1インタビュー」でした。この日は希望の保護者に参観していただき、生徒たちに多少の緊張はあったようでしたが、おのおのが立派にやりとげました。

発表にも余裕の表情! 

英語での発表にも余裕?の表情

自分の言いたいことを伝えます! 

言いたいことを笑顔で伝えます!

成城中学校初めての試みとして、多くの方のご協力のもと、2年間この行事を実施させていただきました。この行事の成果を何をもって判断するのかは難しいのですが、今後生徒たちが外国人と積極的に英語でコミュニケーションをとろうとする姿勢を見せてくれたならば、その成果はあったと考えます。

そして、この行事により、生徒たちに何らかの影響や刺激を与えることはできたと信じております。また、グローバル社会が叫ばれる現代において、このような行事を実施できたことを心よりうれしく思います。

オープニングで演奏する吹奏楽部員と顧問 

オープニングで演奏する吹奏楽部員と顧問

 

6月5日(金)は成城学校創立130周年記念式典が華々しく、文京区の文京シビックセンター大ホールにて開催されました。吹奏楽部員はそのオープニングで、「進撃の巨人」のテーマを演奏、その後、会場を埋め尽くした全校生徒と共に「成城学校校歌」を演奏、唱和しました。

 

この日は吹奏楽部員は早朝から学校に集合し、トラックに楽器を積み込みました。ホールに到着後はステージの仕込みです。ひな壇を生徒自ら組み立てました。1時間もすると無事セッティング完了。本番の演奏に向かいました。その後の流れの中で、珍しく立奏となりました。式典終了後は、ホール使用の制限時間いっぱいまでホールにて夏のコンクールの練習をしてこの日は解散となりました。充実した1日になりました。

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