2月4日に、成城生が東京韓国学校に体験入学せてもらいました。東京韓国学校は、成城から徒歩1分のところにある最も近い学校です。11月に韓国学校の生徒さんたちが、成城に体験入学しましたが、その逆バージョンとなりす。
普段とは違い、この日の朝は、成城の門の前を通過して、少し歩いて韓国学校に向かいました。中学2年生から、高校2年生まで、20名の生徒がお世話になりました。
東京韓国学校は、70年の歴史があるそうですが、他校の生徒を授業に迎え入れるのは初めてで「歴史的な出来事」ということでした。
朝のミーティングの後に、それぞれのクラスに入って、授業を受けてきました。授業は45分×7時間で、成城生は、学年ごと1クラスずつにまとめて配属されました。
昼休みには、ピロティで月に一度の有志生徒によるミニ・コンサートが開催されました。学生会(生徒会)主催のもので、審査を通過したバンド3組が出場権を与えられるそうです。この頃には成城生もすっかり打ち解け、韓国学校の生徒と制服を交換して着用する姿なども見られました。放課後は、ダンス部、バスケ部の活動に参加した生徒もいました。18時頃までに全員が下校しました。
今後も様々な場面で東京韓国学校との交流を行っていく予定です。

2月8日(土)に、本校生徒11名が東京科学大学を訪問して、特別講義を受講してきました。講義していただいたのは、工学院教授の岩附信行先生でした。内容は、「モーター1つで動く、歩行ロボットの脚機構を創る!」です。
昨年の10月から、東京工業大学と東京医科歯科大学が統合されて、新しく「東京科学大学」に変わったことなどを含めて、大学の概要について話していただいた後に、機械工学で扱っている内容を紹介していただきました。
本題は、ロボットに使われる脚をどのように動かすのかということでした。例えば、人間の脚を考えた場合、関節が腰、膝、足首の3つあるので、単純にロボットで再現しようとすると、モーターが3つ必要になります。ところが、脚を動かすために、モーターを3つ搭載すると、どうしても重くなってしまうし、値段も高くなってしまいます。これをできるだけ少ないモーターで動かすにはどうすれば良いのか、ということを教えていただきました。

 

 

動かすために必要なモーターの数は、次の式で決まるそうです。

F(機構の自由度:モーターの数) = 3N(運動するリンク数) ー 2J(関節数)

リンク数とは、人間で例えると骨の数となるでしょうか。脚を単純化した描くときの棒の数です。
普通は、N=3、J=3なので、

F = 3×3 ー 2×3 = 3

となって、モーターが3つ必要となります。
これを、例えば、脚のパーツを5個にして、動く関節の数を7にすると、

F = 3×5 ー 2×7 = 1

となって、1つのモーターで、脚を動かすことができるそうです。さらに、同じ軸にもう一つの脚をつけて、動きをずらしてあげれば、なんと、2足歩行の脚を創ることができるのです。

説明を受けたあと、実際に模型を製作して、その動きを確認してみました。生徒11名に対して、引率教員が6名参加して、教員も熱心に模型の製作に参加してきました。

講義のあとは、生徒たちから、質問がたくさん出てきて、充実した時間を過ごすことができました。長い時間、お付き合いいただいた岩附先生に感謝申し上げます。

 

 

3月末に予定されている台湾研修に、20名の生徒が参加します。研修に先立って、現地でのコミュニケーションに役立つように、中国語講座が開かれました。
今回は、子音の発音練習のあとに、数字の読み方について練習をしました。
日本語とは違う発音に苦戦しながらも、先生の発音に近づくように息の出し方を工夫していました。なんだか楽しそうに、友達同士、発音をチェックしていました。
また、同じ音でも4つの異なる抑揚があって、「ma」の音を四種類の抑揚で練習をしました。
それにしても、とても楽しそうで、学校の授業もそんな感じで受けてほしいなと思ってしまいました。

 

ランダムに表示される子音を一人一人発音してみます

ランダムに表示される子音を一人一人発音してみます

 

 

1月24日に、高校1年生8名がターム留学のために、ニュージーランドに向けて出発しました。4月上旬まで、ホームステイをしながら、現地の高校に通学します。ホームステイ先では、掃除や洗濯など、身の回りのことを自分でやらなければなりませんので、語学の習得のみでなく、生活面でも自律が求められます。

しばらくは、コミュニケーションを取るのに苦労すると思いますが、すぐに自分の意志を相手に伝えることができるようなることでしょう。

帰国のときの表情がどのようになっているか、楽しみにしてます。

 

令和6年1月24日に、新宿区より「ごみ減量及びリサイクル推進事業者」として、感謝状をいただきました。

現在、学校の中ではゴミ捨て場をフロアごとに1カ所にしています。次のような対策をして、ゴミの分別がしやすいようにしたことが評価されました。

・分別用の容器が色分けされている。

・写真やイラストなどを用いて、ゴミを分別しやすくしている。

・一日に排出されるゴミの量に応じて、容器の大きさを分けている。

・中身が見えるようにして、入れるゴミ容器を間違えないようにしている。

また、ゴミの量が多くなる文化祭では、環境委員会の生徒が学校の清掃担当職員とともに、分別の啓発活動を行い、さらには生徒自ら分別作業を行って、その作業の大変さを知ったことがゴミ分別の意識向上につながりました。

コロナをきっかけに、教室内のゴミ箱をなくしたことで、教室環境が改善されました。

<新宿区ホームページ>

http://www.city.shinjuku.lg.jp/whatsnew/pub/2025/0124-02.html

地域の方々との繋がり

令和7年1月19日(日)、戸山公園箱根山地区で開催された地域イベントに参加しました。

本校は、昨年からこの地域イベントに協力するようになりました。
毎年、中学2年生が技術科の授業で栽培している「内藤とうがらし」の繋がりから、戸山公園、戸山ハイツ(団地)の方々とも関わることになりました。

豚汁と焼き芋でおもてなし

イベントの参加者は、子連れのファミリーやご高齢の方など老若男女を問わず戸山ハイツに住む地域の人たちです。イベントの内容は、戸山公園のごみを拾い、拾ったごみの重さで表彰。また、広場にある防災に関するポスターや仮設トイレの確認。参加者には、ボランティアから豚汁と焼き芋が提供されます。

戸山公園の方、内藤とうがらしプロジェクトの方、地域の方、本校の生徒2名と教員1名でのボランティア活動です。

防災ベンチが「かまど」に変身。煙にまみれて、火を起こしたり、寸胴鍋で豚汁を作ったり、かまどで焼き芋を焼いたり、生徒たちは、普段味わえない経験を楽しんでいました。
最初のうちは地域の人々との会話に緊張していた生徒たちでしたが、徐々に慣れ、生き生きと話す姿には、頼もしさも感じられました。

初めて会った地域の方と話をしたり、感謝されたりといった教室ではできない経験を経て、イベント前より少し成長した生徒たちでした。地域の方々と繋がる機会をこれからも大切にしていきたいと思います。

イベント後は、火消し、ごみの分別など後片付けも行いました!

12月26日、カンボジアキャラバン参加者のうちの3名が常磐大学常磐高校を訪問し、交流会を実施しました。交流会は、まず両校の研修についての発表を行い、お互いの発表について、それぞれが疑問に思ったことや感想などを述べました。鋭い意見などもいただき、調査・研究の不十分な点を気づかせていただきました。

この発表会の後は、調理室に移動し、協力してカンボジア料理のアモックをつくるというプログラムを実施しました。ここでは両校が打ち解けて、会話をしながら分担して作業を行いました。カンボジアで何となく食べていた料理の原材料を知るなど、交流を深めただけでなく、学びにもつながりました。

食後は、常磐高校の市村先生の案内で、水戸市内を巡検しながら駅へ向かい解散となりました。

 

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