合宿初日、全員で宿舎に向かいますが、自転車競技部ですので電車やバスでの移動はありません。東京の多摩地区から自走（自分で自転車で走ること）にて向かいます。途中、３回ほどコンビニエンスストア等で休憩をしました。時間的に余裕があり、まっすぐに宿舎に行くには時間がもったいないという判断で、富士五湖の一つである西湖を３周回する周回練習をしました。その後、翌日に周回練習する朝霧高原を下見に行こうとしましたが、あいにく雨と霧がひどくなり、折り返して宿舎に行きました。

２日目は、午前中に朝霧高原の指定されたルート（１周16kmほどですが、うち８kmは上りの続くコースです。）を４周回する練習をしました。午後は、宿舎から西湖に行き、８周回の周回練習をしました。

気になる結果の方は、高１の青木がハロン（200mフライングタイムトライアル）で第３位、１kmタイムトライアルで第２位、３kmインディビジュアルパーシュートで第２位と健闘しました。そしてなんと、この段階で個人総合順位トップタイに立ちました。

青木は、この春から自転車競技を始めたばかりで、トラックを走るのもこの日が２回目。もちろんトラック競技の大会参加は今回が初めてでした。８月30日の２次大会を前に、幸先よいスタートを切りました。

自転車競技部では、来年３月に実施される全国高等学校選抜自転車競技大会の予選大会である、秋の新人大会に向けて練習を頑張っています。今後とも、ご声援のほどよろしくお願いします。（大会日程は、上記の東京都高等学校体育連盟自転車競技専門部ウェブサイトに掲載されています。）

この７月からいよいよ２号館の使用も開始し、早速その屋上で生徒たちが活動している様子もかすかに写真に収まっています。一方取り壊しを目前に控えていた本館については、建物に沿って緑色のフェンスが設置されています。現在この建物はだいぶ取り壊しが進んでおり、本館廊下側の壁を残してほとんど解体された状態となっております。

さて、現在130周年記念事業である新校舎建設工事もいよいよ最終段階を迎えており、本校グラウンドの全面人工芝化に向けて工事が進められております。写真にあるように、グラウンドには多くの重機が搬入され、グラウンドの中央付近には土が集められて台のようになっています。現在、体育の授業は体育館や１号館の地下体育室、２号館の屋上などで行われています。生徒たちは１日も早いグラウンドの人工芝化工事の完成を心待ちにしています。

＜参考＞
・学校施設：新校舎建設
・日々の成城生活：空から見た成城（11）※2014年6月25日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（10）※2014年4月11日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（９）※2014年2月25日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（８）※2013年11月18日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（７）※2013年8月31日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（６）※2013年7月31日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（５）※2013年5月23日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（４）※2013年4月04日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（３）※2013年2月15日発表
・日々の成城生活：空から見た成城（２）※2012年6月20日発表
・日々の成城生活：空から見た成城※2012年4月22日発表

まず、宿泊予定のホテルに集合です。荷物を置かせていただき、点呼をしたあと、日本サイクルスポーツセンターまで自走で行きました。途中８kmほど上り坂がありましたが、大きく遅れる者もなく到着しました。

早速試走を行い、５ｋｍサーキットを周回する練習をしました。上級者が初級者に教えながら走ったり、１周するのにかかるタイムを計測したり、上級者は集団走行練習をしたりしました。

練習終了後、ホテルまで自走で戻りました。来た道を戻ったのですが、長い下り坂は非常にスピードが出て危険です。そこで、５名程度の班を編成し、上級者が初級者を間にはさみ、初級者が安全な速度で走れるように誘導していきました。

毎日宿舎と日本サイクルスポーツセンターの間を往復し、少しずつメニューを変えながら４日間の合宿は無事終了しました。

上級者には色々なことを考える合宿に、初級者にはやや厳しい合宿になったと思われますが、自転車競技部では部内の親睦を深めるためにも夏合宿では「基本的に全員が参加する合宿」を計画していきたいと考えています。

大会２日目、鈴木康平は男子100m予選に出場。地面が熱くスタートの体勢が取れないため各レーンにバケツの水を用意するほどの猛暑の中、持ち前の力強い走りで10秒89をマーク。準決勝進出は10秒89まで、しかし同記録の選手が複数いたので1/1000秒差の判定となり、惜しくも敗退。全国大会では好記録でも僅差で勝敗が決定してしまうことを実感しました。

大会４日目の200ｍでは予選直前、アクシデントが発生。ついに南関東からの疲労がピークに達してしまいウォーミングアップ中に大腿部を肉離れ。しかし、ここまで応援してくれた人たちの為にも痛みに堪えてスタートラインに立とうと気概をみせますが棄権を決断しました。

これで、４月から続いたインターハイに至る激闘の日々が終了。文武両道を貫き、最後の最後まで諦めない鈴木康平の走りは多くの感動を生みました。

第１回の説明会は水曜日の開催でしたが、400組以上のお客様にご来場いただきました。ご来場、心より感謝申し上げます。

説明会では、はじめに小講堂においてスライドを用いて本校の教育方針や学校生活についての説明をいたしました。また、進学実績や入学試験などについてもお話いたしました。説明会の中でお話をいたしました「進学指導インタビュー・レポート」についての記事と、今年の２月に行われた第３回入試の問題、進学実績等について、中学募集要項については、それぞれ以下のリンク先をご覧ください。

・　進学指導インタビュー・レポートについてはこちら
・　第３回入試問題についてはこちら
・　進学実績等についてはこちら（進学情報）
・　中学生徒募集要項についてこちら（受験案内）

小講堂での説明の後に、複数の班に分かれ、校舎内をご覧いただきました。２号館の建物は今年の７月にできあがりましたので、学校説明会でご案内するのは初めてでした。生徒たちの元気な様子を十分にご覧いただけたでしょうか。

今後行われます第２回以降の中学校説明会でお話しする内容については、基本的には今回の説明会でお話しした内容と同一のものとなります。次回の本校主催説明会は、10月４日(土)「第２回 中学校説明会」、本校小講堂にて10時30分開始の予定でございます。皆様のご来場をお待ちしております。

・デジタルパンフレット
・学校説明会：本校主催学校説明会
・学校説明会：外部主催合同学校説明会
・日々の成城生活：第２回 学校見学会
・日々の成城生活：第１回 学校見学会

「南関東を征するものは全国を征する」とも言われる地区大会。全国ランキング上位者や強豪チームがひしめく大激戦、特に今年は想像を絶する史上最高レベルの戦いとなりました。中でもリレー種目においてはインターハイ決勝進出より南関東を勝ち抜くほうが難しいかも知れません。実際に今年のインターハイ決勝では南関東の５チームが１位、２位、４位、５位、６位を占め、他地域を圧倒するレベルでした。

この大会の３種目に成城の陸上競技部が出場しましたので、順に紹介します。

大会１日目　男子４×100mリレー

成城（第１走者：多司馬太郎　第２走者：鈴木康平　第３走者：中山拓美　第４走者：静谷悠希）は予選１組２レーンでのスタート。インコーススタートという不利な条件からも各走者が最高のパフォーマンスを見せ41秒23でゴール。今年のインターハイ準決勝進出タイムを大きく上回る記録でしたが、南関東では予選組４着、予選全体９位で惜しくも決勝進出には届きませんでした。昨年なら確実に入賞、インターハイでも勝負できる記録ですが、今年の南関東のレベルは異常と言えるものでした。

大会２日目　男子100m

強い向かい風が吹く中でのレースは東京都大会で10秒63をマークした鈴木康平が予選、準決勝とも持ち前の粘り強い走りで突破。決勝ではその風が一層強くなり向かい風6.7ｍ！　立っているだけでも大変な最悪のコンディション。しかし、力強い走りで前半から飛び出し、最後は粘り強くゴールへ飛び込んで５位入賞！　遂に全国大会の切符を手に入れました。
 

大会３日目　男子200m

大会２日目は一転して土砂降りの雨と低い気温との戦い。準決勝がない予選は最初から大混戦、前日の疲労が残るも力強い走りで予選通過。そして２時間後、強者たちが揃った決勝。持ち前のスタートダッシュを決めて前半からリードを奪うと、後半は気力と集中力で走りきり見事６位入賞！　21秒66の自己新をマークしての素晴らしいレースでした。
この大会の男子100mの様子についてはビデオもございますので、ぜひご覧ください。

男子100m決勝の様子（一番奥が成城の鈴木康平）

本館の旧職員室があった２階付近から解体が始まり、授業の合間に解体の様子を見守る教職員の姿もありました。また、在校生も貴重な休み時間に本館の取り壊される様子を見に来るなど、多くの関係者に愛された本館がいよいよ姿を消していきます。

現在本館が残っている場所は、工事が終了するとサブグラウンドとして整備され、テニス部やハンドボール部も活動する場所となる予定です。

休み時間中に工事の様子を見に来ていた生徒

この大会は成城の他に早稲田中学、青山学院中等部、学習院中等科が出場し、１対戦につきシングルス３試合とダブルス２試合による総当たり戦です。成城は３勝０敗という申し分ない成績で優勝しました。

そのまま母校に凱旋した生徒たちは遅ればせながらも文化祭に合流、大会優勝と文化祭の余韻を楽しんでいました。

・クラブ活動：中学硬式テニス部
・日々の成城生活：中学・高校硬式テニス部の2013年度の春合宿
・日々の成城生活：中学・高校硬式テニス部の2011年度の春合宿
・日々の成城生活：中学硬式テニス部の東京都中学校総合体育大会
・日々の成城生活：中学硬式テニス部の東京都中学校新人テニス選手権
・日々の成城生活：中学硬式テニス部の夏の大会成績

・成城中学校・高等学校ホームページ

今年は２日間とも好天に恵まれ、多くの来場者にお越しいただくことができ、成城生はみな充実した気持ちでこのクロージングセレモニーを迎えました。

文化祭実行委員長によるセレモニーの開式宣言。その後、食品団体部門、一般団体部門、有志団体部門それぞれについて、来場者の人気投票による上位３団体が発表されました。

校長先生からは

・新しい校舎になって初めての文化祭ということでみんな勝手がわからない中、よく準備して盛り上がることができたこと
・成城生が来校者に対して校内案内をしている場面があり、よくおもてなしできていたということ

などについてお褒めの言葉がありました。一方で、新校舎で実施したことによって課題がいろいろと見えたでしょうから、このあとしっかりと反省をして次年度に活かしてほしい、というお話がありました。

最後に、文化祭実行委員長からあいさつがあり、セレモニーは終了しました。

セレモニーが終了した後は、後片付けと反省会です。自分のクラスの片づけはもちろんのこと、多くの生徒が有志団体にも所属していることから、それぞれの持ち場でせわしなく活動し、それぞれの教室をきれいにしていました。今回の文化祭では、どのクラスも絆が深まったことでしょう。この絆を大事に、日々の成城生活を有意義に過ごしてもらいたいです。

一所懸命準備をし、おもてなしをし、最後までやりきった成城生たち、本当に立派でした。

文化祭実行委員長のスピーチ

学校長挨拶

体育館の２階席からセレモニーを見つめるのは…

苦労してきた文化祭実行委員たち

教室は徐々に平常の姿に戻っていきます

一部、まだ余韻を残してはいますが…