授業中にマンガを読んでいる人が・・・と、これは青稜の「ゼミナール授業」の一コマです。
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この講座は、国語の教員が開講するゼミナール授業。「国語」というと、小説や評論を読解することで「読解力」を育成するイメージですが、この講座ではマンガやアニメーションといった視覚メディアを鑑賞することで、そうした力を育成することを目指します。
と言っても、そうした「目的」を超えて、まずは作品としっかりと向き合い、味わうことが第一。今回の授業では、「チェンソーマン」でも話題の藤本タツキさんによる「ルックバック」という読み切り作品を、1コマ1コマ丹念に読み解きました。生徒からは「影が境界を生み出している・・・」「ここにだけ光が当たっている・・・」などと、かなり細部に注目した意見も出て来たり、解釈の分かれる箇所に関しては、グループごとにさまざまな意見が飛び交ったりと、クラス全体で「読み」を深めていくことができました。
最後は、作品タイトルの由来にもなっているOasisの楽曲を聴いたり、映画の理論である「クレショフ効果」について学んだりと、多角的な視点で作品を鑑賞していきました。
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青稜のゼミナール授業は、中学2・3年生対象の、教科の枠を超えて自由に「学び」を実践する探求型の授業。他の講座に関しては、別の記事でも紹介していますので、ぜひ過去の記事もご覧ください!
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