ごきげんよう。バンクーバーはまだ肌寒いですが、少しずつ桜が咲き始めています。今日は、カナダ語学研修に参加している高校1年進学コースのFさんにインタビューをしました。

Q:カナダ語学研修に参加した理由を教えてください。

Fさん:私の母が学生時代に留学をしたことがあり、その時出会ったホストファミリーと何十年経った今でも仲がいいです。そのような経験を私にもさせたいと母から強く勧められました。中学の頃はとにかく英語が嫌いで、日本から離れるのも怖かったし、海外でホームステイをするなんて、自分の中では想像できませんでした。しかし、高校に入学してからは、仲の良い友達が参加することを聞いたので、試しに行ってみるのもいいかなと思って参加を決めました。

Q:実際に来てみてどうですか?

Fさん:初日はホストファミリーとうまくコミュニケーションが取れなかったので、早く帰りたいと思っていました。しかし、次の日からは何かが吹っ切れて普通に楽しくなってきました。ホストファミリーは優しくて、キャピラノ橋やイングリッシュ・ベイという所にも連れて行ってくれたりします。

Q:ホストファミリーについて教えてください。

Fさん:お父さん、お母さん、お兄ちゃんの3人家族です。お兄ちゃんは、建築の仕事をしているのですが、趣味でバンドを組んでいます。この前、家でそのバンドのレコーディングをしているのを見せてもらいました。お兄ちゃんは、ドラムを担当しています。

レコーディングの時はみんな真剣でしたが、いつも楽しく雑談をしていて、とてもいい雰囲気です。他のバンドメンバーも、日本から来た私に興味を持ってくれていて、色々話しかけてくれました。日本語の「ありがとう」と「ありがとうございました」の違いを聞かれたり、日本の有名な場所について話をしたりしても盛り上がりました。

私もベースを弾くことができるので、レコーディングの後、ベースを借りてセッションをしました。海外の人とセッションができるとは思ってもいなかったので、いい経験になりました。またお兄ちゃんのバンドメンバーが家に来たら、また一緒にセッションしたいです。

Q:ホストファミリーにはどのようなお土産を渡しましたか?

Fさん:ホストファミリーにたくさんのお土産を渡したのですが、「こんなにたくさんのお土産をもらったのは初めてだ!ありがとう!」と喜んでもらえました。お父さんには、葛飾北斎の絵が描かれている手ぬぐい、お母さんには和柄の小物入れ、お兄ちゃんには和柄の巻物式のペンケースをあげました。みんな “Amazing!”と言ってとても喜んでもらえました。

Q:語学学校の授業について教えてください。

Fさん:クラスには12名くらいの生徒がいます。日本人が多いクラスですが、他には韓国やスペインからの人もいます。みんなフレンドリーですぐに仲良くなれました。

午前は若い女の先生、午後はおじいちゃんの先生に習っています。毎週クラス替えがあって、先生も生徒も変わるそうですが、今週は、単語や文法を習っています。文法は、英語で教えてもらうのは少し難しいところがありますが、先生やクラスメイトが丁寧に教えてくれるので、授業についていくことができています!

 

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