ごきげんよう。今日は、カナダ語学研修に参加した、高校1年特進コースのKさんにインタビューしました。

Q:カナダ語学研修に参加した理由を教えてください。

Kさん:高校の英語の授業が楽しいので、英語が話せたり、聞き取れたりできるようになったらいいなと思ったからです。普段、先生は全て英語で授業をされていますが、聞き取れない時があって、もっと自分が聞き取る能力があったら授業をもっと楽しく受けられるのではないかと思いました。

Q:ホストファミリーについて教えてください。

Kさん:お父さんとお母さん、お姉ちゃんがいます。お姉ちゃんは私の面倒をよくみてくれました。ホストファミリーはみんな明るくて、とても優しい人たちでした。「今日は朝早く起きたから眠たいでしょ?」「明日はショッピングに行くの?」など、たくさんの質問をしてくれて、会話が途切れませんでした。ホストファミリーはみんな働いているので、なかなか一緒に遊びに行ったりできませんでしたが、その分家でたくさんお話をしました。

Q:ホストシスターはどのような方ですか?

Kさん:30歳くらいで、私のお昼のお弁当や朝ごはんを作ってくれました。よく一緒にご飯を食べていたので、ホストファミリーの中でも一番会話をしたと思います。お父さんやお母さんには内緒でお菓子をたくさんくれました。甘いものが好きだと言ったら、最初の日にドーナツ屋さんでたくさんドーナツを買ってくれたのを今でも覚えています。

休日に友達と買い物に行くと言ったら、「私は化粧品のお店で働いてるから、ぜひおいで!」と言われ、私が欲しいと言っていた香水を一緒に悩んで、色々説明してくれました。

Q:語学学校について教えてください。

Kさん:授業はコミュニケーションが中心です。英語を書くよりも、話す方が多いと感じました。最初は先生が言っていることが理解できないことも多くありましたが、だんだんと耳が慣れてきて、聞き取れるようになったのではないかと思います。授業が始まって、3日目くらいには少しずつわかるようになりました。例えば、単語の意味がわからなくて先生に質問しても、全部英語で返ってきます。その英語を自分で理解するまでに時間がかかったので、とても苦労しました。

私の先生は、カナダ出身の方です。フレンドリーで、授業はとても楽しかったです。授業では、たくさんリスニングを行いました。気を抜いていると、何も頭に入らなくなり、あっという間に授業が終わってしまうので、しっかり授業を聞いて、復習をしました。

Q:金曜日のアクティビティについて教えてください。

Kさん:イタリアンクッキングを選びました。参加者全員で協力し、英語で説明を受けながらガーリックトーストとカルボナーラを完成させました。料理は、正しく伝わらないと難しいのだなと感じました。ガーリックをどれくらい使うかをきちんと伝えられなかったので、とても大変でしたが、最終的には美味しくできたと思います。

アクティビティは、年齢や国籍が違う人たちと交流できる機会です。クラスメイト以外の人と交流するのは少し大変でしたが、楽しかったです。

Q:カナダに行って、驚いたことはありますか。

Kさん:食べ物のサイズが大きすぎることです。プーティーンという、カナダ発祥の食べ物や、ポットパイなどを食べました。

中でも印象に残っているのは、空港近くのアウトレットに行った時に日本食屋さんで食べた親子丼です。その時友達が頼んだ親子丼が、日本の親子丼の何倍もあるサイズだったので、びっくりしました。日本のテレビで見る、フードファイターの人たちが食べるようなサイズの丼に入っていて、日本の10倍はあるのではないかと思ったくらいです。

Q:最後に一言お願いします。

Kさん:私は英語が苦手ですが、そのような人も、英語しか使えない環境にいたら自然と聞き取れるようになると思います。最初は、語学学校に行くのが大変だと感じたり、公共交通機関で登校するのが怖いなと思うかもしれませんが、だんだんと慣れてくるので心配ないです。自分からたくさん話して、色々なところに出かけてみてください。

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