ごきげんよう。
4月27日から時間割通り、1コマ50分×6コマのスケジュールでオンラインでの授業が始まりました。
5月上旬から個人向けにも無償提供が始まるGoogle Meetを使い、生徒や先生の顔を見ながら、板書代わりとなるソフトを画面に表示させながら授業を行なっています。
生徒達は、家にいながら1人1台持っているiPad Proで、同じく家にいる先生やクラスメート達と一緒に、普段私達の学校で参加している授業と殆ど変わらない授業を受けています。
その特長は、
まず、ICTの力で、リアルタイムで参加している生徒全員の理解を確認しながら、先生が授業を進めているので、解り易く、楽しい。
黒板に代わって使っていた協働編集ファイルが生徒のiPadに表示されているので、黒板が見難くて目が疲れるようなことはない。
先生やクラスメイト全員の声を聞き、表情や、ファイルに書き込んでいる内容を見ながら、授業が進むので、まるで皆と一緒にいるような気持ちで楽しく授業に参加できる。
しかも、授業がテンポ良く早く進むので、飽きない。
何故そのような事ができるかと言えば、
私達の学校が、もともと教育のICT化を進めていて、普段の授業から全科目全授業で、ICTを使っていたからです。
今、私達が行っているオンライン授業は、このICT化された授業をオンラインで再現した物なのです。
黒板に替わる2つのディスプレイの一面に表示していた、全生徒と先生で共有して皆で書き込んでいたファイルと、もう一面で表示していた、先生から情報を示すスライド、そして、先生やクラスメイトの顔と声が、生徒さんの持っているiPadProから伝わってきます。
(授業に参加している人が片側に映り、教材を見ながらみんなの様子が分かります。)
Google MeetとiPadPro、そして、皆がイヤホンマイクを使うことで、殆ど音声や映像の遅れを気にする事なく、皆の反応をリアルタイムで感じながら授業が進んでいきます。
しかも、MetaMojiとApple Pencilを使うことで、生徒の皆さんがどれくらい授業についていけているかを、リアルタイムで先生たちが把握して、ペースや進み方を合わせながら、授業を進めることが出来るのです。
(同じノートに同時に双方向に書き込むことができます。)
なので、全ての生徒が解ったことを確認しながら、安心してペースを上げていくことが可能なのです。
普段私達のICT化された授業は、紙と黒板の授業の2倍以上のスピードでも、生徒たちが解り易くて、楽しい、と言われています。
オンラインでも、そうなるように教職員皆で頑張ります。
4月7日(火)の緊急事態宣言発令より前からオンライン授業開始に向けての試みを始め、日本テレビ「スッキリ」やフジテレビ「めざましテレビ」でも本学園の取り組みについて取材していただきました。こちらもご覧ください。(取材レポートはこちら)
新入生にとっては授業を受けながらiPadの扱いにも慣れていく感じにはなりますが、2年生以上にとっては普段の授業でも使用しているアプリにMeetが加わっただけなので、オンライン授業の受け方にはすぐに慣れたようです!
学校再開までまだ時間を要しますが、ICTでの取り組みをフルに活用し、いつもと変わらない授業を行なっていきます。