ごきげんよう。

東京防災救急協会と滝野川消防署の方に来校いただき、本校教職員が普通救命講習を受講しました。
先月、滝野川消防署より救急行政に関する感謝状が贈られましたが、本校では毎年中高一貫1年生と高校1年生を対象に、3年に一度教職員を対象に普通救命講習を行なっています。この講習を受けると救命技能認定証をもらえますが、この有効期限が3年のため、更新のタイミングで受講するようになっています。

【救急行政感謝状贈呈についてはこちら】

アメリカとヨーロッパのガイドラインをもとに作成された『普通救命講習テキスト』をもとに、救命処置や応急手当てについて学びました。


ガイドラインのテキストと蘇生用マウスピースが配付されました

今回は新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた市民による救急蘇生法についての新たな指針も加わり、それに対応した内容で行いました。

傷病者を発見し、周囲の安全と傷病者の反応の確認をした後、周囲に助けを求めた際、119番通報・AEDの搬送に加え「部屋の換気」の協力も求めるようになります。
傷病者の反応の確認や呼吸の確認の際は、確認できる範囲内でなるべく距離をとって顔を近づけないようにします。

また、傷病者がマスクをしていない場合は、ハンカチやタオルなどを傷病者の鼻と口にかぶせてから胸骨圧迫を始めます。基本的には感染症対策のため、成人に対しては人工呼吸はせず、子どもに対しては人工呼吸用の感染防護具があれば使用のうえ行います。感染の危険などを考え、胸骨圧迫だけを続けるだけでも、心肺蘇生としては効果があるようです。

体が濡れている場合、湿布薬が貼られていた場合などを想定しながら、AEDを実際に使いながら心肺蘇生を行います。
いろんな状況を想定しながら行うことで、いざという時に慌てず対処できるようになります。救急車を要請してから現場に到着するまで平均7〜8分かかりますが、その間応急手当を行うことができれば、救命率ははね上がるとのことです。今回の経験をぜひ活かして対応していただきたいと思います。

〜受験生へご案内〜

【中高一貫コース学校説明会&個別相談会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:10月24日(土)10:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

【高等学校説明会&個別相談会】対象:中学1〜3年生

○開催日時:10月24日(土)13:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

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