ごきげんよう。

中高一貫コースでは、ICTと6年一貫した教育を行うことで生まれるメリットを最大限に活かした教育を行なっています。

実際にどのような特色があるのか、中高一貫コースの主要5科目についてシリーズでご紹介していきたいと思います。

※英語科についてはこちら
※国語科についてはこちら

 

今回ご紹介するのは『数学科』です。

 

*答案を共有する新しい学び。

2010年から教育のICT化に取り組み、学びの形が変わりました。

授業で主に仕様するアプリ「MetaMoJi」では、ノートの共有が可能で、クラスの仲間のノートも見えるようになりました。
数学科の教員は、「答案は“案”とあるように、人に分かるように伝えることが大切です。」とよく言います。自分の答案が見られている意識が問題を解く過程を大切にするのです。

さらに特徴的なのは、授業中教室が賑やかであること。
ICT化により、最初の10分ほどで学習内容の確認を終えた後、残りの40分ほどは演習の時間になります。演習中は生徒同士で教えあったり意見を出し合いながら問題を解いていきます。
一人で集中して問題を解くのは家でもできますが、皆で考えるのは学校だからこそできることです。同じ答えでもその解き方の過程はいろんな考え方があり、その解き方を共有することで、一つの問題にじっくりと取り組むことができるのです。

教員は手元のiPadで生徒のノートを見ながら、一人一人の状況を把握し、手が止まっている生徒にはアドバイスを、問題を解き終わっている生徒にはさらに応用の問題を出したりします。苦手をフォローし得意を伸ばす授業ができるのも、ICTとそれを使いこなす先生の力が大きいです。

 

*体系的に効率よく学ぶ。

学習指導要領の改定に伴い、学年や学ぶ順番を限定せず、中高6年間で指定された範囲を学び終えれば良いということになり、生徒にとって分かりやすい、体系的な学びへと変えました。

例えばこれまでは、中学1年で『比例』、中学2年で『一次関数』、中学3年・高校1年で『二次関数』、高校2年で『微分積分』と、学ぶ学年が決まっていたことで、関連するこれらの単元について、前年に学んだ内容を復習してから新しい単元を学ぶといった非効率的な学びとなっていましたが、本校では中学1年で『比例』→『一次関数』→『二次関数』→『微分積分』とすべての単元を順番に学んでいくことで、復習の時間を必要とせず、これらの関連性を意識して学ぶことができます。

ICTと体系的な学びの効果で、4年半〜5年間で6年分の内容を学び終え、受験やその先の学びの時間に繋げます。

 

*“数学が好き”な生徒を増やすアプローチ

本校ではまず、“何のために勉強するのか”といった目的を明確にします。
例えば関数の授業に入るときには、「お風呂にお湯を貯めるとき、貯める時間と貯まる量は関係があります。この関係を数式を使って表すのが関数です。」と実生活と数学の繋がりを紹介します。何のために学ぶのかを理解することで、数学が生活を便利にするということが分かります。

一般的に、数学が得意な人は少ない傾向にあるのが現実です。そんな中、「数学は何のために勉強するの?」といった疑問を抱いたまま勉強を続けるのは辛いですし、授業が楽しいとは思えないはずです。しかし、教科書通りの組み立て方だと、公式を習い、基本練習を解き、応用問題を解き、最後におまけとして社会のどんなところにそれが使われているか紹介されていたりします。

まだ苦手意識の少ない中学の頃からこのように目的意識を持って学ぶことで、学ぶ意識が変わり、また、みんなで話しながら進めていく学びの形によって、中高一貫コースでは“数学を好き”と答える生徒が多いのが特徴です。

実際に授業をご見学いただけるイベントがあります!

【中学受験生保護者の方対象】学校見学会

10月19日(月)9:50〜11:40
10月21日(水)9:50〜11:40

詳細およびご予約はこちら

 

〜受験生へご案内〜

【中高一貫コース学校説明会&個別相談会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:10月24日(土)10:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

【高等学校説明会&個別相談会】対象:中学1〜3年生

○開催日時:10月24日(土)13:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

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