ごきげんよう。

中高一貫コース1年の方程式の授業の様子をご紹介します!

【中高一貫】教育の特色〜数学〜についてはこちら

「今日は前に習った方程式の復習をします。前にもみなさんに聞きましたが、関数とは何のことだったかな?」

「関係する数字」「タクシーの進む距離と代金」

「そうですね。関係する2つの数字を式やグラフにすることができます。つまり未来を予測することができるので、関数は生活をより便利にしてくれるんですね」

授業の最初に先生から生徒に投げかけられた問いは、まさに今学ぶことが何のために学ぶのかを知るためにあります。

「では問題を解いていきましょう。周りの人と相談したり、他の人のページを見ても良いからね」

一人で解くのは家でもできますが、教室で仲間がいるからこそできる学びがあります。人に教えることでより自分自身の理解が深まり、また、他の人の解き方を知ることで、いろんなアプローチ方法があることを知り、応用につなげることができます。

また、一人一台持つiPadで使用しているアプリでは、ノート画面をクラスメイトや先生と共有することができます。ページの切り替えで他の人の考え方が見え、先生も手元のiPadで生徒みんなのノート画面を見ることができるので、一人一人の進度が見え、フォローもしやすくなっています。

問題の答えあわせには生徒の答案を使うのも特徴的です。

「これはどうやって解いたのかな?」

生徒は自分の答案をもとに解説します。先生はそれに補足を加えるだけ。

教員主体で一方的に説明するような授業はおもしろくありません。生徒同士で教えあったり、生徒が解説を行うような授業の方が断然面白いし、生徒のやる気も違います。

“数学の授業が好き”と答える生徒が多いのも頷ける、本校ならではの授業のやり方です。

「この問題について、みんなならどう考えるかな?」

生徒が問題を解き始める前に必ず先生が言っていた言葉に、教育の特色が見えました。

解を出すことではなく、どう考えてどういう解き方で解を出すのか。その過程を大切にしています。

「どう解きましたか?」「他の考え方や解き方の人はいますか?」

自分の考えを他の人に伝え、いろんな考え方があることを知る。数学の先生が“数学はコミュニケーションの学問だと思います”と言っていたことを実感するような授業でした。

 

中高一貫コースの主要5科目の特色についてシリーズでご紹介しています。

※英語科についてはこちら
※数学科についてはこちら
※国語科についてはこちら
 ※国語「論語を読み解こう!」
※理科についてはこちら
※理科「赤ワインを蒸留しよう!」
※社会科についてはこちら
※社会科「観光大使になってPRしよう!」

 

〜受験生へご案内〜

【中高一貫コース入試チャレンジ】対象:小学6年生
○開催日時:11月7日(土)13:30〜
○内容:入試チャレンジ(2科もしくは4科)、保護者対象学校説明会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。
○11月14日(土)の解説会も併せてのご予約をおすすめいたします。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

【高等学校説明会&個別相談会】対象:中学1〜3年生

○開催日時:11月7日(土)13:30〜
○内容:全体説明会、授業体験、個別相談会
○感染症対策のため、人数制限を行なっております。要予約となります。

詳しくはこちらのページをご確認ください。

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