ごきげんよう。

今週も先生インタビューをお届けします。さて、今日はどんな先生でしょうか?

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田中先生(保健体育)
陸上部の練習を抜け出して、テニス部の練習に参加していた
広報:ごきげんよう! では、さっそく自己紹介をお願いいたします。

田中先生:はい。保健体育科の田中です。いまは中学1~3年生と、高校2年生の選抜コースと特進コース、中高一貫クラス、高校3年生を担当しています。体育は主に、ダンスと器械体操、徒手体操を教えています。部活はダンス部の顧問をしています。

広報:先生は中学・高校時代、どんな生徒でしたか?

田中先生:運動を、ずっとしていたんです。中学は陸上部、途中からはテニス部に所属していました。というのも、グラウンドの近くでいつもテニス部が練習していて、走っている最中にしょっちゅう陸上部の練習を抜け出してテニス部のほうに参加していたんです(笑)ランニングしてテニスして、テニスしてランニングして……みたいな(笑)それでテニス部の先生に「いいかげんテニス部に入れ」って言われまして(笑)

広報:あはははは(笑)

田中先生:陸上部では自分がやりたかった種目ができなかったんですよね。本当はハードルがやりたかったのに、幅跳びになっちゃって。全然記録も出せなくて、面白くなかったんです(笑)高校はダンス部に入りました。実は小さい頃、小学校の頃から新体操をやっていたんですけど、物を持って踊りたくなかったんですよね(笑)

広報:ダンスはどんなジャンルをしていたんですか?

田中先生:創作ダンスです。でも教えてくれる先生もいなかったので、自分たちで全部やっていました。練習から、振り付け、何から何まで。大変でしたけど、「ここはこうかな?」とかみんなで試行錯誤しながら、“先輩が後輩に教える”っていうスタイルでうまく回っていましたね。当時はまだインターネットとかなかったので、どこかで得た知識でみんなで一生懸命何とかしていました。そういう経験があったので「大学ではちゃんとダンスをやろう」と思っていましたね。

 

 

「あなたみたいな人は先生に向いている」

広報:大学でもダンスを?

田中先生:はい、“ダンス部がきちっとしているところ”っていうので、体育大に入りました。なので、最初は先生になるつもりはなかったんです(笑)

広報:何がきっかけで先生になったんでしょうか?

田中先生:大学のとき、研究室に2年残って、後輩に教えるっていうことをしていたんですね。そのあと子育てで少し離れたんですけど、たまたま「体育の先生で、ダンスを教えられる人を探しているんだけどお願いできるかな」って言われたのがきっかけです。ダンスが必修になったじゃないですか。でもダンスを教えられる人が不足してて。

広報:なるほど。

田中先生:子育てしているときって、少し社会から離れる気がするじゃないですか。そのときに、やっぱり社会とのつながりが欲しいな、と思って。ちょうどそんなことを考えていたときに、お話をいただいたんですよね。大学時代、後輩に教えていたことも楽しかったですし、大学を卒業するときに担当の先生から「先生になったら?」と言われていたことも、先生になろうと思ったきっかけだったのかなと思います。そのときは「私はならないですよ(笑)」って返していたんですけど、先生は「いや、あなたみたいな人が先生になったほうがいい」って言ってくれていて。

広報:田中先生が先生に向いていると、気づいてらしたんですね。

田中先生:そうなんですかね(笑)

 

 

“みんなが参加できる体育”の授業を目指している

広報:では、瀧野川の生徒の印象はどうですか?

田中先生:やさしい生徒が多いですね。あとは、素直。言われたことは、“まずやってみる”生徒が多いです。「え~」っていう声はあまり聞かなくて、何でもまずは取り組んでくれますね。

広報:授業もそうですか?

田中先生:そうですね。ダンスとか、慣れない生徒はいるんですけど、でもやらないことはないですね。何もしないでいる生徒はいないです。引っ張ってくれる生徒がいると、その生徒たちの提案とかを受け入れて動いてくれます。きちんと協力する生徒が多いです。

広報:ちゃんと行動する、っていうのはいいですね。

田中先生:“みんなが参加できる体育”を目指していますね。得意な生徒も、そうじゃない生徒も楽しめる授業がいいなと思っています。得意な生徒は得意なことで楽しめると思いますし、そうじゃない生徒も、どんな小さなことでも「できた!」っていう喜び、「今日は一つ、新しいことができてよかった」とか、そういうことを思ってくれるような授業がしたいと思っています。

 

 

自分の“やりたいこと”を見つけられる環境

広報:最後に、受験生にメッセージをお願いします。

田中先生:「やりたいこと」がいま具体的になくても、“やりたいことを探す場”として、瀧野川女子学園に来てくれたらいいな、と思います。本当にやさしい生徒が集まる学校なので、みんなで一緒に取り組むことで、そこから自分のやりたいことを見つけられると思いますし、小さなことでも“気づき”がある毎日を過ごせると思います。そういう環境で、3年間、あるいは6年間、過ごしてもらえたらいいなと思います。

広報:田中先生、ありがとうございました!

 

「いま一番したいことは?」と尋ねると「生徒に教えるだけじゃなくて、自分もダンスのレッスンを受けたい!」と答えてくれた田中先生。ダンスへの飽くなき探求心。脱帽です。

次回はどんな先生が登場するでしょうか?
これまでの先生インタビューもぜひご覧ください!

 

 

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