ごきげんよう。

本日も先生インタビューをお届けします。さっそく参りましょう!

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二方先生(保健体育)
“練習の成果が出る”ことの楽しさを知った

広報:ごきげんよう! よろしくお願いします。

二方先生:よろしくお願いします。

広報:ではさっそく、自己紹介をお願いします。

二方先生:はい、二方です。保健体育の担当で、高校1・2年生と一貫コースの4・5年生を教えています。クラスは高校2年生の進学コースの担任をしていて、部活動は陸上競技部の顧問をしています。

広報:先生は中学、高校時代どんな生徒でしたか?

二方先生:中学、高校はずっと部活をしていましたね。

広報:何部だったんですか?

二方先生:陸上部です。中学校の頃は砲丸投げで、高校からはやり投げをしていました。

広報:肩が強いんですね。

二方先生:そうなんですかね(笑)でも小学生の頃の体力測定のボール投げは、周りの人よりも飛んでいたっていう記憶はありますね(笑)

広報:やっぱり! 陸上を始めたきっかけは何だったんでしょうか?

二方先生:きっかけは、小学5年生のときの担任の先生が陸上のクラブチームをつくっていて。私のスポーツテストの結果をみて、「試しに大会に出てみないか?」と誘われて、何となく大会に出てみたのがきっかけですね。最初に出たのは、小学生は“ソフトボール投げ”が正式な陸上競技だったので、それに出場しました。

広報:スカウトみたいな感じですね!

二方先生:そうですね(笑)記録とかはもっていないんですけど、大会に出たのが面白かったし、“練習の成果が出る”っていうことの楽しさを、小学生ながら感じていたのかな、と思いますね。

 

 

言葉で伝えられない分、自分の行動や姿勢で示す

広報:クラスではどんな存在でしたか?

二方先生:私、すごく人見知りで……人と話すのも時間がかかるタイプだったんですけど、なぜか学級委員とかになることが多かったですね。「やってよ~!」とかって言われて。

広報:頼られてたんですね。

二方先生:どうでしょう……(笑)でもそういうことが多かったですね。高校の部活でも、男子と女子でそれぞれ部長がいたんですけど、女子の部長になったりとかしていました。前に立って、「あれやって」「これやって」と言うようなリーダータイプではないんですけど……(笑)ただ、部長に決まってからは、言葉で伝えられない分、自分の行動とか姿勢で示して、それを見てみらえたらなって思っていました。

広報:先生になろうと思ったきっかけは何だったんですか?

二方先生:生徒からもたまに聞かれる質問なんですけど、明確な“この瞬間”っていうのはなくて……中学くらいの頃から「先生っていいな」って思っていたんですけど、それはたぶん、中学のときの顧問の先生(保健体育の先生)にすごくお世話になって、「こんな人になりたいな」って思ったのがきっかけだったと思います。でも、そのあと高校、大学って進んで行って、大学のときの先生に言われたのが、“部活だけやりたいのであれば、先生になる必要はない”っていうことだったんです。大学に入るまで、正直、部活だけ指導できればいいかなって思っていたんですけど、その言葉を聞いて「そうだ。まずは授業だ。授業をどうしていけばいいのか考えなくちゃだめだ」って気づいて。

広報:そうだったんですね。

二方先生:体育だと得意な生徒、苦手な生徒がいるので、特に“苦手な生徒に少しでも「楽しいな」とか「自分にもできるかもしれないな」って思わせられるような授業をしたい”、“やっぱり先生になりたい”って思うようになりましたね。

 

 

体育の動きを、日常の動きとリンクさせる

広報:では、授業でポイントにしていることってありますか?

二方先生:少しでも「あ、この動き楽しいな」って思ってもらえるようにしたいな、と考えています。全員にそう思ってもらうのは大変なんですけど、個々で教え合う時間をつくったり、グループで動いてもらっているときに巡回してアドバイスしたり。その際に気をつけているのは、高校のときの顧問の先生がよく“例え話”を交えて教えてくれたんですけど、それがすごくわかりやすかったんですよね。

広報:例え話ですか。

二方先生:ただ「こう動きなさい」って言うのではなくて、「例えばこういう物があるよね。これをこういう風に動かしたときに、自分はどうやって体を動かすかな?」とか、「この動きはこういう動きに似ているんだよ」って教えてくれたんです。なので、私も例え話を交えてアドバイスするようにしているんですけど、そうすると苦手な生徒も「あー! そうだ!」ってみんなひらめいて、「こういう風に体を動かしたら、ボールとか他の道具をうまく動かせる! コントロールできる!」ってなって、最後には「先生できました!」って喜んでくれて。そういう瞬間を見ると、“あぁ、伝わった”って安心します。ただ動きを教えるのではなくて、その動きに似た動きって実はこういうところにあるんだよって、日常の動きとリンクさせるとより理解してくれますね。

広報:確かに、体育の授業って、“こう動きなさい”って言われるけど、実際どう動いていいのかわからないことが多かったです。

二方先生:そうなんです。あと、ただ教えるだけだと「先生はできるからいいよね」っていう風になるので、そのときに自分が経験してきたこととかを交えて話しています。やっぱり生徒によって、科目や分野によっては得意不得意があって、私が担当している球技のほうは苦手な生徒が多いので、例えばバレーボールだとしたら「“ボール”を動かすのではなくて、こういう風に“手”を動かしたらボールが上に上がるよ」って伝えると、「あ、確かに!」ってなりますね。なので、かみ砕いて教えるようにしています。

広報:アドバイスに生徒が応えてくれるのも嬉しいですね。

二方先生:そうですね。アドバイスに対して「え~」とか言わないで、とりあえず“やってみよう!”と言って、試してみてくれる。加えて、周りの仲間を巻き込んでそれをやってくれる。「先生からこう聞いたからやってみようよ!」って。教え合いとか助け合いとかができるな、と。それでもわからなければ聞いてきてくれるので、そういう積極性もあります。実技だとそういう姿勢って、よく見えるんですよね。瀧野川の生徒はみんなやさしくて、素直ですね。

広報:“やってみよう!”っていいですね。

二方先生:体育が苦手な生徒も、苦手なりにやってみようとしてくれる、“チャレンジする力”はすごくあるな、と思います。「苦手だからもうやらない」っていう生徒はいないですね。

 

 

“わからない”ことをすぐに聞ける環境

広報:では最後に、受験生にメッセージをお願いいたします。

二方先生:やっぱり、本学園の特長と言えば、「わからないことをすぐに聞ける環境がある」ことですね。私自身、それをすごく感じていて、いい意味で“生徒と教員の距離が近い”んです。「わからない」を「わからないままにしない」ことができるかな、と思います。少しでも、中学、もしくは高校で“何か一つ頑張りたいな”っていう受験生がいたら、瀧野川ではそれに打ち込める環境があるので、ぜひ、まずは足を運んでいただけたらと思います。あと、先ほどもお話したように、素直でやさしい生徒が多い学校ですので、いま不安に思っていることとかも入学したらすぐに消えるかなと思います。

広報:“わからないことをすぐに聞ける環境”っていいですね。二方先生、ありがとうございました!

 

8月上旬に行われた「オンライン夏期講習」ではカメラマンとして撮影に臨んでいた二方先生。先生自身にも新しいことにチャレンジする姿勢がうかがえて、とても素敵だなと思いました。(オンライン夏期講習の動画はこちら)

さて、次回はどんな先生が登場するでしょうか?
これまでの「先生インタビュー」もぜひご覧ください!

 

 

 

〜受験生へご案内〜

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