ごきげんよう。
本日も先生インタビューをお届けします! さっそく参りましょう!

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山岸先生(情報)

 

放送同好会では、朗読やナレーションの指導をしています

広報:ごきげんよう! では、さっそく、自己紹介をお願いいたします。

山岸先生:はい。情報科の山岸先生です。中学1年生~高校3年生の授業やゼミまでを担当しています。部活動は放送同好会の顧問をしています。放送同好会では、主にナレーションだとか朗読だとかの指導をしています。

広報:あかつき祭での朗読の発表、聴きました!(あかつき祭での様子はこちら)私も高校時代放送部に所属していて朗読やナレーションをしていたので、とっても親近感があります(笑)

山岸先生:そうでしたね! 部員も言っていました。

広報:ちょっと衝撃的だったのが、朗読の際に手にしていたのが“iPad”で、紙の原稿ではなかったんですよね。

山岸先生:そうですね。原稿がもうiPadというね。でも、紙の原稿にも良さがあって。“下読み”なんかは紙のほうが良かったりもするんです。データだと、内容を共有したり保存したりがとかは簡単にできるんですけど、注意点とかのメモを書き入れた原稿を“見ながら読む”となると、どうしても画面だと目が滑ってしまうところがあるので。

広報:なるほど。それぞれに良さがあるんですね。

 

“部活”は学生のときにしかできない

広報:山岸先生は中学、高校時代、どんな生徒でしたか?

山岸先生:そうですね。中学生のときはバドミントン部で、高校生のときは吹奏楽部と写真部に入っていました。中学時代はバドミントン部で副部長をしたり、学級委員も、ずっとやっていましたね。クラスの中心人物では全くもってなかったんですけど(笑)どちらかと言うとおとなしくて静かな、一人で本を読んでいるようなタイプだったんですけど、部活は頑張っていましたね。区大会では優勝したり、その上の大会でも上位に入ったりしてました。

広報:すごい!

山岸先生:シングルスもダブルスも、どっちもやってました。基本はダブルスだったんですけど、両方やってましたね。なので、中学時代は部活漬けでした。気持ち的にも、バリバリの運動部でしたね。

広報:高校ではバドミントンをやらなかったんですか?

山岸先生:中学のときは学校のすぐ裏に住んでたんでよかったんですけど、高校になって電車通学になったんです。それで……汗だくのまま電車に乗るのは嫌だなって(笑)

広報:そういう理由!(笑)

山岸先生:いまならね、工夫すればいろいろな方法があると思うんですど、当時はもう、汗だくのまま電車に乗りたくなかったんですよね。なので運動部はやめようと思って。でも中学のときの先生が、「部活は学生のときにしかできないから、バドミントン部は続けなくてもいいから、部活はやったほうがいいよ」と言っていたので、部活自体は続けました。

広報:いろいろな部活があるなかでも吹奏楽部と写真部を選んだ理由はなんだったんでしょう?

山岸先生:吹奏楽部は、入学式のときに演奏をしていたんですね。それがすごくかっこよく見えたんですよ。特にティンパニーがものすごくかっこよく見えまして。

広報:ティンパニー!

山岸先生:最初は“軽音楽部でギター”をって思っていたんですけど、そのティンパニーを見たら「うわ! かっこいいな!」ってなりまして。でも、吹奏楽部に見学に行って、「希望の楽器は何ですか?」って聞かれたときにティンパニーって言わなかったんですよ(笑)

広報:えっ! どうしてですか?

山岸先生:ティンパニーって、一人でやる楽器だなって思って。ちょっと目立ちたくないなと思って(笑)なので、昔からかっこいいなと思っていたアルトサックスにしました。人数がたくさんいるので(笑)

広報:(笑)写真部はまたどうして?

山岸先生:写真部は、正直、顧問の先生が素敵だったから……っていうだけです(笑)でも、結果的に、芸術的な感性というか、感覚的に何かをするっていうことができたので、よかったです。楽しかったですね。いまでも一眼レフカメラで写真を撮ったりしています。

広報:写真、続けてらっしゃるんですね。 どんなものを撮るんですか?

山岸先生:なんでも撮りますよ。でもやっぱり、風景が多いですね。最近は難しいですけど、近場だと鎌倉とか、ちょっと遠出するならば奈良とか京都とか。古都、古い町並みを撮るのが好きですね。

 

卒業論文は「CM」について

広報:先生になろうと思ったきっかけって何だったんでしょうか?

山岸先生:そうですね、長くなっちゃうんですけど……(笑)

広報:どうぞどうぞ!

山岸先生:もともとは、高校時代の先生に勧められたんです。「教員免許は取っておいたほうがいいよ」って。当時、私には別の夢があったんですけど、手に職をつけておいたほうがいいっていうことで。

広報:なるほど。大学ではどんなことを学ばれていたんですか?

山岸先生:大学は、専門が情報で、専攻がデザインですね。人間社会学部、社会情報学科っていうんですけど。そのなかの社会情報学なので、ものすごく広いんですね。社会学系の情報なので、文系なんです。分野もたくさん分かれていて、その中でデザインを専攻していました。Webデザインだとか、映像デザインだとかっていうので、私は映像をやっていました。

広報:では、ご自身で制作もされたりとか?

山岸先生:はい。撮って、編集してとか。卒業論文は「テレビコマーシャル」についてでした。“15秒、30秒という時間のなかにいかに思いを詰め込むか”とか、“好感が持てる映像とは”とかっていうことを研究しました。

広報:楽しそう!

山岸先生:そうですね。実際に自分でCMを1本作って。絵コンテから、全部やりました。なのでいま、放送同好会でもドラマを作ったりしているんですけど、それも絵コンテからやっています。大変は大変ですけど、楽しいですね。

広報:いいな~。あ、話を戻しますね(笑)高校の先生に勧められて、教職を取って……

山岸先生:はい、でも大学卒業時には免許持ってなかったんです。新しい大学だったので、本当は一つ下の学年からしか教職は取れなかったんですけど、無理矢理授業を取ったんです。なので、4年生までに教育実習ができなかったんです。なので、教育実習以外の授業を全部取って卒業して、就職しました。

広報:あ、就職されたんですね!

山岸先生:そうなんです。大学で助手をやっていました。そこで大学生に教えてましたね。でも、年数を重ねていったら、だんだんコンピューターの管理を任されるようになってきたんです。サーバーだったり、教室管理だったり。だけど、私は“人と接していたい”な、と。なので一回辞めて、大学に戻って教育実習を受けるようにしたんです。

 

生徒と先生が互いに歩み寄って、いい関係ができている

広報:では、瀧野川の生徒の印象はどうですか?

山岸先生:素直な生徒が多いです。本当に素直だと思います。毎日接していて、良くも悪くも考えていることは全部わかりますね(笑)でもそれは、生徒たちが安心して、心を開いてくれているからだと思っています。

広報:自然体でいられる学校ってことですね。

山岸先生:よく、受験生やその保護者の方に「生徒と先生の距離が近いですよ」って話をしているんですけど、本当にそう思います。それは先生がどうこうっていうことだけじゃなくて、生徒も同じように、“お互いの歩み寄りの結果”いい関係ができているんじゃないかと思っていますね。

広報:放課後とか、職員室前で生徒と先生がお話ししている様子、本当によく見かけます。

山岸先生:そうですね。すぐに生徒でいっぱいになっちゃいますね(笑)

広報:私は“職員室=怒られに行く場所”って思っていたので、学生のときは近づかなかったです(笑)

山岸先生:そういう話、受験生からも聞きますね。やっぱり職員室って“怒られに行く場所”ってイメージがあるみたいで、いつも以上に畏(かしこ)まってるみたいです。でも、瀧野川の生徒はそうじゃないですね。気軽に来ています。もちろん、言葉遣いとか、そういうところはきちんとしてもらいますけど(笑)

 

授業では毎回、タイピングをしています

広報:授業はどうですか? 瀧野川にはMacルームがあって、そこにiMacが完備されていますが、その操作、慣れるものですか?

山岸先生:実は、これは日本全体に言えることだと思うんですけど、パソコン離れがすごいんです。やっぱり、みんなスマートフォンを持っていて、タブレットを小学校、中学校で使ってきているっていうのがあるので、iMacの操作というより、パソコンの操作に慣れていない生徒が多いですね。いま、瀧野川では一人一台iPadを持って授業をしていて、それにはすぐ慣れて、使いこなせるようになるんですけど、パソコンの、マウスをクリックすることとかに慣れなくて、少し時間がかかりますね。

広報:そうなんですね。

山岸先生:なので、とにかく“タイピング”をするようにしています。ホームポジションから確認をして、毎時間タイピングの練習をしてから授業に入っていますね。タイピングが嫌になっちゃうと、パソコンを触らなくなってしまうと思うんです。スマートフォンだとフリックでパッパッとやっちゃうので、キーボードの位置を覚えないというのがあるので、それを覚えてもらうのと、指使いを覚えてもらうのとっていうので。ゲーム感覚でタイピングをやって、抵抗感を無くしたいなと思っています。

広報:なるほど。

山岸先生:それから、iMacにもWindowsにも慣れてほしいので、Macでの操作だけでなく、Windowsのときはどうするのかについても伝えています。

 

学校は良い・悪いではなく、“合ってるか・合っていないか”

広報:では最後に、受験生にメッセージをお願いいたします。

山岸先生:私、受験生に必ず伝えているのが、「学校は良い・悪いではなくて、合ってる・合っていないだから、よく見てほしい」ってことなんです。“自分に合っているか”ということをちゃんと見極めてほしいなと思っています。一度でも瀧野川を見てもらえたら、きっと好きになってもらえると思います。あと、女子校にはいろんなイメージがあると思うんですけど、瀧野川は素直な生徒が多くて、加えてみんなマイペース。みんなが自分のペースを持っていて、相手のペースも尊重しています。だからみんなマイペースでいられる。ケンカをすることもあるけど、ちゃんと仲直りします。きちんと話し合いをするんです。そういう意味でも女子校って、ありのままでいられていいんじゃないかって思います。

広報:山岸先生、ありがとうございました!

 

さて、次回はどんな先生が登場するでしょうか? お楽しみに!
これまでの先生インタビューもぜひご覧ください!

 

 

〜受験生へご案内〜

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