ごきげんよう。2学期期末試験が無事に終了し、その後芸術鑑賞会が行われました。今年度の芸術鑑賞会は、東京スカイライン合奏団によるオーケストラです。新型コロナウイルス感染予防のため、合奏団の皆様はマスクを着用されており、また弦楽器が中心のコンサートとなりました。


大きなホールを貸し切り、瀧野川女子学園の生徒たちだけのためのコンサートでした。こんなに近くで迫力のある演奏を聴けることは、本当に素晴らしく、生徒たちはリラックスした雰囲気で音楽を楽しんでいました。

第1部では、「カノン」や「アイネ・クライネ」などの演奏がありました。曲の合間に楽器の紹介がありました。バイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスの4種類の弦楽器が紹介されましたが、それぞれの大きさや音の違いを教えていただき、実際にそれぞれが奏でる音に個性を感じることができました。その個性豊かな音も、一緒に演奏することで深みを増し、とても素敵な音色となっていきます。

第2部ではオーボエとホルンも加わり、モーツアルト作曲「交響曲第29番」が演奏されました。4楽章に渡る大作で、明るい部分と妖しげな部分があるのを楽しみました。

この芸術鑑賞会を通して、本物の音楽に触れる楽しさを感じることができました。コンサートなどが自粛されている現在、このような機会を持てたことは貴重なことだと思います。定期テストの緊張で気持ちが張り詰めていた生徒たちですが、オーケストラの素晴らしい演奏に癒されたのではないでしょうか。来年の芸術鑑賞会でどのような芸術に触れられるのかが楽しみです!

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