ごきげんよう。

昨日よりスタートした、中高一貫コース4・5年生対象の春期英語集中授業。
本日は5年生(高校2年生)の【オールイングリッシュ】の授業の様子をお伝えします。

※昨日レポートした、4年生(高校1年生)の授業の模様はこちら
1時間目のはじめはウォームアップ!
「エコロジーと環境」をテーマに、知っている問題や最近耳にしたトピックス、海や山へ行った経験について、クラスメイトと互いに質問し合いながら考えていきました。

 

次は教科書の内容に取り組みます。

瀧野川女子学園では、実際に使える英語を身につけ、より豊かな会話表現が行えるよう「PROGRESS IN ENGLISH21」をメイン教材にしています。PROGRESS IN ENGLISHは、“一生ものの英語”・“社会に出てからも役に立つ英語”を身につけるため、1964年に宣教師・フリン先生が作ったテキストです。当時行われていた、日本人の教員による文法中心の授業とネイティブスピーカーの授業にギャップを感じた生徒のために考えられたものでした。

そんなテキストを、まずは一通り黙読し、どんな内容が書かれているのか把握します。

 


わからないところはすぐに聞きます

次に、そこで浮かび上がってきた“ポイントになる単語”や“意味がわからない単語”についてみんなで洗い出し、確認していきます。オールイングリッシュの授業ですので、単語の確認も英語で行います。

 


ICTを活用し、ディスプレイでも共有します

そして、どんな内容の文章なのか・どんな単語が使われているのかがわかったところで、テキストを声に出して読んでいきます。正しい発音や、より自然な“間”の取り方についてもここで学んできます。

英語は声に出すことがとても大切。本日授業を行っていたジョシュア先生も「間違えてもいいから、声に出してみることが大事だよ」と生徒のみなさんに語りかけていました。
※ジョシュア先生は以前インタビューでもそうおっしゃっていました。(インタビュー記事はこちら

1時間目の最後には、ここまで読み込んできたテキストについて、Q&Aを実施。しっかりと内容が理解できているかみんなで確認しました。
ここまでで1時間。タイムアタックで取り組む箇所や、じっくり取り組む箇所など、テンポよく、そしてメリハリのある授業で、あっという間の1時間でした。
つづく2時間目もウォームアップからスタート!
クラスメイトと「現代の生活」について、日常生活でどのくらいストレスを感じているかどうかや、自分だけのリフレッシュ方法について質問し合いました。

テキストをじっくりと読み込んだ1時間目とはうってかわって、2時間目は会話表現を学んでいきました。教科書に書かれている会話文を何度も繰り返し読んで、内容を理解します。ここでも、より自然な間の取り方や発音、ジェスチャーなども交えて、豊かな会話表現ができるように練習します。

そして最後には、その教科書に書かれている会話文をベースに、新しいアイデアを加えて、自分たちオリジナルの会話にも取り組みました。これは自分で考えて話せるようになる練習になります。

2時間目の最後には「どんなキャリアを歩みたいか」についてショートエッセイを書くよう課題が出されました。もちろん提出はオンラインで行います。

2時間の授業を終えての挨拶も、もちろん英語で。最後までしっかりオールイングリッシュでした。
ちなみに、瀧野川では先生たちもオールイングリッシュ! 日本人の先生もネイティブの先生も、普段の何気ない会話から授業の打ち合わせまで、全てのコミュニケーションを英語でとっています。実際、英語科の教科会議は英語で行われています。
先生たちも本気で取り組んでいるオールイングリッシュの授業。
ぜひ瀧野川の国際教育に、これからもご注目ください!

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