ごきげんよう。
本日は2014年度に卒業され、教育実習も母校である本学園で行い、現在は小学校の先生として活躍中の中山さんにお話を聞きました!

瀧野川女子学園を受験したきっかけ・決め手

広報:中山さん、ごきげんよう。よろしくお願いします。

中山さん:よろしくお願いします。

広報:さっそくですが、中山さんは中学校から入学されたとお聞きしました。瀧野川女子学園を受験したきっかけ、決め手を教えていただけますか?

中山さん:はい。実は、私は私立の小学校に通っていたんですけど、系列の中学校ではなくて外部の学校を受験することになって。どこにしようか考えていたときに、女子校だということと、母の職場から近いということがきっかけで瀧野川を受験しました。

広報:そうだったんですね。数ある女子校の中でも瀧野川に入学を決め手は何だったんでしょう?

中山さん:近所の青果店の娘さんが瀧野川に中学・高校と6年間通っていて、「すごくいい学校だよ」とたまたま買い物に行っていた母に教えてくれたことがあって。「そんなにいい学校なら行こうかな」と(笑)それが決め手になりました。

広報:お姉様も瀧野川に通われていたと聞きましたが。

中山さん:そうなんです。姉は高校から瀧野川に通っていて、制服が可愛いよねって入学前から話していました。(※当時はブレザーで、現在の制服はこちら)今の制服も、他にはない感じで、すぐにわかります。「あ! 瀧野川の子だ!」って(笑)すごく可愛いです。

広報:黒いジャンパースカートに青いライン、可愛いですよね。

 

入学してみて驚いたこと

広報:では、入学してみてどうでしたか?

中山さん:みんな勉強ができる! っていうのが第一印象でしたね。こういう言い方はあれなんですけど、中学受験の偏差値はそこまで高くないと思うのですが、いざ自分が入学してみたら、みんな頭が良かったので本当に驚きました。「しっかり勉強しないと!」って思いましたね。

広報:いわゆる“偏差値”とは実態が違ったということですね(「偏差値」について、詳しくはこちら)

中山さん:はい。どの科目も小テストがたくさんありましたし、英語は単語テストが毎回あるんです。ついていくのに大変でしたね。

 

思い出に残っていること

広報:6年間通って、思い出に残っていることは何ですか?

中山さん:はい。学校の先生を目指すきっかけの話でもあるんですけど、高校2年生の時、当時の英語の先生の授業がとっても面白くて。「あぁ、こんな先生になりたい!」って思ったんです。それで、学校の先生ってどんなお仕事なんだろう? って調べたりするようになりました。

広報:どんな風に楽しかったんですか?

中山さん:教え方がすごく上手で。分からないことを何か尋ねてもすぐに返事をくれるんです。それがすごいと思いましたし、授業のテンポもすごく心地よかったんです。今までの授業ももちろん楽しかったんですけど、「もっと面白いことがあるんだ!」って感じで。

広報:英語がお好きになったんですね。

中山さん:はい。英語はもともとすごく好きだったんですけど、もっと楽しく、もっと面白く感じるようになりました。ネイティブの先生とも、英会話の授業以外の時間でもたくさん会話しましたね。(英語を話すのは)難しいし、「これで通じるのかな?」って不安になる事はたくさんあったんですけど、やっぱり自分の言いたいことが伝わった時の喜びは大きかったので、楽しかったです。

 

教育実習も母校・瀧野川女子学園で

広報:そんなに英語がお好きだということは、大学も英語系に進まれたんですか?

中山さん:はい。成蹊大学の英米文学科(現在の英語英米文学科)に進学して、英語教育について学びました。卒論も「日本の英語教育」について書きました。

広報:教育実習は母校であるこの瀧野川でされたんですよね。

中山さん:はい。3年ほど前にお世話になりました。

広報:教育実習生として母校に帰って来て、いかがでしたか?

中山さん:生徒のみんながすごくしっかりしているな、と。自分が生徒だった時に「瀧野川の生徒はしっかりしているね」と言われたことが度々あったんですけど、その時は「そうなのかな?」ってよくわかっていなかったんですが、卒業して、客観的に外から見てみて、それが本当だったということがよくわかりました。例えば、授業で分からないことがあったらすぐに質問に来てくれますし、書道部の活動に参加した時もできないことがあったらちゃんと聞いてくるんです。“分からないところを、そのままにしない”っていう姿勢がとても伝わりました。

 

現在のお仕事について

広報:今はどんなお仕事をされているんですか?

中山さん:今は母校の小学校で司書教諭、いわゆる図書室の先生と、英語の先生をしています。メインは司書教諭で、英語は“T2”といって授業中のトラブルだったり、進度が遅れている生徒の手助けをする立場で全学年の授業に入っています。

広報:小学校の先生はどうですか?

中山さん:そうですね、教育実習では(母校である瀧野川の)中学・高校生に対してしていたので、「小学生はどうかな? 難しいかな?」って思っていたんですが、すごく楽しいです。学校中を歩き回ったり、掃除でヘトヘトになったり、疲れることもありますが(笑) 1日があっという間で。とても充実しています。

 

瀧野川女子学園で得た学び

広報:では、瀧野川での生活を改めて振り返って、どうでしたか?

中山さん:私は子どもの頃から英語が好きだったんですけど、好きなことでも努力することってすごく大切だなって思います。もちろん、“好き”ってだけでもいいんですけど、好きなことに関してもっと勉強したり、より詳しい人がいたら話を聞いてみたりして、さらに好きになっていくーーそういう“好循環”を瀧野川で学びましたね。

広報:本当に好循環ですね。

中山さん:当時は放課後の英会話講座にも参加したりしました。分からない表現もたくさんあったんですけど、そこに参加して、その“分からないこと”を先生や周りの仲間に聞いたりしました。逆に、仲間が分からないところは、私が教えたりもして。そういう、教え合う環境も楽しかったです。分からないことがあっても嫌いにならない環境が整っているというか。どんどん好きになっていくのが、すごくよかったです。

 

受験生へメッセージ

広報:では最後に、受験生にメッセージをお願いいたします。

中山さん:瀧野川を第一志望で受験して入学する人、そうではなかったけど瀧野川に入学することになった人、いろいろな人がいると思います。一つだけ言えるのは、どんなきっかけで入学したとしても、きっと楽しく過ごせると思います。私は6年間本当に楽しく過ごしました。いい思い出がいっぱいあります。なので、どんなことがあっても諦めないで、挑戦してほしいです。それがすごく大切だと思います。勉強もそうですけど、部活も、趣味も、なんでも頑張ってほしいなって思います。

広報:中山さん、ありがとうございました!

 

中山さんの中学時代の担任で、英語科の岩城先生にどんな生徒さんだったかお尋ねすると「英語が得意でした」とキッパリ! 「ネイティブの先生も『英語がすごくできる』と話していましたね」とのこと。“好きこそ物の上手なれ”を体現していたんですね。

また、インタビューの最中も後も、通りかかった先生たちと楽しそうにお話しされていたのが印象的でした。

生徒のみなさんにとって、本学園が卒業しても訪れたい、戻りたい場所となれるよう、これからもより良い学園づくりに取り組んで参ります。

次回の卒業生の声もお楽しみに!

【卒業生の声はこちら】

 

〜受験生へご案内〜

【学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:7月3日(土)13:30〜15:30
○説明会の後には、個別相談も実施いたします。希望者にはiPad Proを使った授業体験もございます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

ご予約はこちらからお願いします。

 

【学校説明会】対象:中学1〜3年生
○開催日時:7月17日(土)13:30〜15:30
○説明会の後には、個別相談も実施いたします。希望者にはiPad Proを使った授業体験もございます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

ご予約はこちらからお願いします。

 

【体験入学】対象:小学3年生〜中学3年生
○開催日時:8月1日(日)午前の部 9:00〜12:10、午後の部 13:10〜16:20
○10講座の中から2つの講座を選び、学校生活を体験いただきます。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 各講座定員制の完全予約制となっております。お早めにご予約していただくことをお勧めいたします。

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