ごきげんよう。

当校のNativeの先生、Tommy Casson(トミー・カッソン)先生にインタビューを行いました。

瀧野川女子学園で働くNativeの先生達は、どんなきっかけで日本で英語教師になり、どんな想いを持って英語を教えてくれているのか、聞いてみましょう。

日本という国の存在を知る前から、日本のものが大好きでした

広報:まずは、簡単に自己紹介をお願いします。

Tommy先生:はい、Tommy Cassonと言います。英国のロンドンから来た26歳です。大学では分子生物学(molecular biology)を勉強していました。

広報:早速ですが、Tommy先生は日本に住んでどのくらいになりますか?また、瀧野川女子学園に来てどのくらいになりますか?

Tommy先生:2018年の8月に日本に来たので、もうすぐで丸4年になります。瀧野川女子学園で働くために来日したので、学校での勤務も同じく、もうすぐで丸4年になります。

広報:長いですね。そもそもですが、日本に興味を持ったきっかけはなんですか。

Tommy先生:理由はたくさんありますが、一つに絞るとしたら、僕は日本料理が大好きなんです。

料理は僕の趣味の一つで、大学に入ってからは食べるだけでなく日本料理を作ることも始めました。

広報:興味の対象が、「食べること」から「作ること」に移っていったのですね。

Tommy先生:そうなんです。まだ幼い頃、日本が何かもわかっていなかった頃から既に日本食が好きで、両親に頼んで、誕生日は日本食レストランに連れて行ってもらっていたくらい(笑)。

大きくなってから、自分の好きなものの多くは日本からきている事を知りました。

広報:そんな小さな頃から日本が好きだったんですね。

Tommy先生:そうなんです。だから日本に行って、本物の日本料理を食べたいと思っていました。英国では日本料理の食材を手に入れるのが困難なのです。例えば、僕は和菓子作りが好きなのですがあんこの材料。普通のあんこの材料ならまだしも、白あんや、寒天などは入手困難です。カボチャなどの日本野菜も同じく入手困難です。ですから、日本に来て本物の日本の食材が手に入ることも、喜ばしいことの一つです。

もちろん料理以外にもアニメやゲーム、歌舞伎、北斎の浮世絵、寺院、日本のJ-popなど他にもたくさん好きなものがあります!

日本語を教えてくれた先生の優しさに感銘を受け、自身も「先生」に

広報:来日する方法としてはいろんなアプローチがあったかと思いますが、なぜまた「先生」として来日することを選んだのですか?

Tommy先生:難しい質問ですね。日本自体に興味を持った理由は先ほどお話しした通りですが、僕は大学に入ってから日本語の勉強を始めました。日本に行きたい気持ちはあったけど、何がしたいかはまだわかっていませんでした。ですが、大学でとても優しい日本人の先生に出会いました。その先生に日本語を教わっていたのですが、その先生に教わるととても嬉しい気持ちになり、自分にとってはそれが日本語を学習する上でとても良い影響だったのです。

他の先生はもう少し厳しくて、先生がどう接するかによって生徒の学習に与える影響が変わるんだな、ということを感じました。

それを感じた僕は、先生を模倣したい、自分も先生になりたい、自分も誰かにこんな影響を与えたいと思うようになりました。

広報:では、その優しい先生が大きなきっかけとなったんですね。

Tommy先生:はい。最近連絡を取れてないのですが、また先生にはお会いしたいと思っています。

人生初の仕事が瀧野川女子学園での“教師”の仕事

広報:瀧野川女子学園に来て4年とのことですが、働いてみてこの学園の生徒についてどのように思いますか?

Tommy先生:みなさん、とても優しく、友好的で親切だと思います。僕が最初に日本に来た時は21〜22歳くらいだったのですが、初めて新しい国で生活するのはとても緊張しました。でも先生を含め、瀧野川女子学園の生徒たちはとても暖かく迎えてくれ、新しいNativeの先生に会うことをとても楽しみにしてくれていました。

優しくて、親しみを持って接してくれたので、とても歓迎されている、と感じることができました。

生徒達はとても礼儀正しくて元気で、教えているこちらが楽しい気持ちになります。

広報:学校や生徒達のことがとても好きなのですね。

Tommy先生:はい、とても。なので、ここで働けることをとても幸せに思います。

広報:この学校の英語教育については、どんな印象をお持ちですか?

Tommy先生:そうですね、僕は人生で初めての仕事が瀧野川女子学園での教師の仕事なので他と比べることはできませんが、日本中にいる英語教師の友人から聞く話から考えると、瀧野川女子学園にはNativeの先生がたくさんいて、それは日本ではとても珍しいことだと思います。

9名もNativeの先生がいる学校は珍しいし、たくさんのNativeの先生と話す機会を持てるので、生徒達はとても良い学習の機会に恵まれていると思います。

Nativeの先生だけでなく、日本人の先生がたくさんいることも良いことだと思います。Nativeの先生から教わるのとはまた違ったアプローチで授業を受けることができるので。

Nativeの先生から英語を教わることも大切ですが、私たちは生まれた時から英語を話しているので「英語を習った経験」がありません。一方、日本人の先生は自分たちが「英語を習った経験」があるので、その経験値を踏まえた貴重なアドバイスができます。

そういった側面からも、瀧野川女子学園の英語教育は、生徒の英語学習を十分にサポートしていると思います。

広報:確かに。日本人の先生がいらっしゃると、細かいニュアンスをすり合わせることができたり、先生方の経験値を通した観点からのアドバイスがもらえるので、そんなことができる瀧野川女子学園はとても貴重な英語教育の現場となっているのですね。

Tommy先生:もちろん、日本人の先生方は生徒だけではなくNativeの先生もサポートしてくれます(笑)。共に働くのはとても良いことだと感じます。

教師として、授業を行う上で大切にしていること

広報:Tommy先生が授業を行う上で大切にしていることはなんですか?

Tommy先生:教えるときは「生徒は一人ひとり違う」と言うことを意識していますし、どの生徒にも”できた”と実感できるチャンスを作りたいと思っています。

例えば、僕は視覚的な情報があると分かりやすいと感じます。生徒によっても、目からの情報があると理解しやすい子、耳からの情報があると理解しやすい子、生徒ごとに弱みや強みがあることを理解して、一辺倒ではなく、どの子も理解できるようなバラエティーに富んだ授業をしたいと考えています。

よくできる子はもっと理解でき、苦手に感じている子にも向上する機会になってもらいたいと考えています。

先生という職業を選んだきっかけにも通じますが、僕は僕の先生が自分にしてくれたように、優しい先生になりたいと考えています。なので、生徒が英語を話すことについて恐怖やストレス、プレッシャーを感じて欲しくはないのです。むしろ、リラックスして心地よいと感じて欲しいです。

怒ったり厳しくして間違えて欲しくはないし、間違えてはいけないとも思って欲しくないです。

大事なのは、今、理解しようと「挑戦」していることだと伝えたいです。

瀧野川女子学園で共に学びたいと考えている受験生へのメッセージ

広報:7月31日に学校体験があるのですが、瀧野川女子学園への入学を考えている受験生がたくさん来ます。受験生の皆さんに向け、メッセージをお願いできますか?

Tommy先生:たくさんの方に瀧野川女子学園に来てほしいです。学校体験でも、あかつき祭でも。大事なのは、みなさんの目で瀧野川女子学園がどんなところか見てもらうことだと思うので。たくさん質問してもらうことも大歓迎です。学校体験や説明会はそのためにとてもいい機会になると思うので、ぜひ自分の目で瀧野川女子学園を見てみてください。

〜余談〜

Tommy先生はとても手先が器用です。

「切り込み折り紙」が得意で、ご自分で作った作品を教員室の机に飾っています。

ご自分では「上手かどうかは分からないけど、とっても楽しい」とおっしゃっていました。

デザインはてオリジナル、
柄は学校の文化祭のポスターで作っています。
折り鶴の肩から腰にかけて、円板が。
一体どうやったら作れるのか・・・。

いかがでしたか?

熱心で優しいトミー先生に会えるのは、瀧野川女子学園だけです。

7月31日(日)の「学校体験〜夏祭り〜」、ぜひ皆様の目でどんな学校か、みに来てください。

教職員一同、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

【学校体験〜夏祭り〜の詳細はこちら】

 

〜受験生へご案内〜

【学校体験〜夏祭り〜】対象:小学3〜6年生

○開催日時:7月31日(日)9:30〜15:00
○瀧野川女子学園の教員や生徒と一緒にクラブ活動や英会話、理科実験などを体験いただき、学校の雰囲気を感じていただけるイベントです。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

 

学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:8月27日(土)9:30〜12:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

詳細はこちらからお願いします。

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