ごきげんよう。

先日、高校3年生/一貫6年生による事業化実習のIR報告書発表会が行われました。

この発表は高校2年次に取り組む「事業化実習」の集大成となる発表です。

今回は高校3年生/一貫6年生の全10チームそれぞれの代表者が発表を行いました。

IR報告書発表会は本物の企業さながら、企業概要、経営状態や財務状況、売上実績や今後の見通しについて発表します。

どのチームも発表する項目は共通していますが、見せる資料に写真や動画、図表を交えるなど、発表を聞く側の人に分かりやすいよう、工夫をして発表を行いました。

会社名やコンセプトの説明においては、皆さんが会社名にどんな想いを込め、どんなコンセプトの企業にしたいと考えているか、を発表しました。

商品紹介や製造工程の説明においては、それぞれのチームが商品を開発するに当たって苦労した点、どのように話し合い、どのように改良を加えてよりよい商品に仕上げたかのエピソードを聞くことができました。エピソードの内容から生徒の皆さんが事業化実習にとても真摯に取り組んでいる様子が伝わりました。

企業の業績としては高い成長率を収めたチームもあれば、マイナスの成長率を記録したチームもありました。皆さんその結果をそのまま受け止めるだけではなく、その反省点を次回のあかつき祭での販売に活かすため、現在進行形で商品の改良や販売方法の改善に取り組んでいる、との発表もありました。

今後の企業の展望として、事業化実習の売上収益を奄美大島の自然保護団体へ寄付する、と発表したチームもありました。

このチームは「ハワイでのチャリティーバザーに参加できない分、自分たちに何ができるだろう」と考えた結果、在学期間中2回もお世話になった奄美大島の人々に何らかの形で貢献したいと考えてこのような決断に至ったそうです。

事業化実習を通し、自ら社会との繋がりや貢献について考えてこのような結論を導き出したことについて、事業化実習を通した生徒達の成長を感じました。

発表後、副校長先生からどのチームにも「この経験を通して学んだこと、今後活かしたいことは?」と質問がありました。

多くのチームが「コミュニケーションの大切さを学んだ」と回答していたことが印象的でした。年齢や組織の形を問わず、チームで活動する場面において、自分の想いを伝えること、工程を共有すること、スケジュールや状況を伝えることの難しさと大切さを自らの教訓として学んだことは、今後迎える大学生活、社会人生活の糧となるでしょう。

事業化実習を通し、成長した生徒達の想いが詰まった商品をあかつき祭で手に取ることができます。

ご興味のある方は9/24(土)、25(日)開催のあかつき祭に是非足を運んでみてください。

 

学校説明会】対象:小学4〜6年生
○開催日時:8月27日(土)9:30〜12:00
○第7世代の教育ICTを体験いただける授業体験もご用意!ぜひご参加ください。
※ 感染症対策をおこなったうえでの開催となります。また受付時の検温、手指の消毒等にご協力をお願い致します。
※ 内容は変更となる場合がございます。

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