ごきげんよう。

7月22日(土)、23日(日)は受験生向けに夏のオープンスクールを開催しています。

オープンスクールでは、普段の授業と同じように、「黒板の無い教室」で先端ICTを活用した授業の体験や、クラブ活動、「毎日留学」の英語体験、理科実験の他、一流ホテル出身のフレンチシェフが作る学食も体験いただけるイベントになっています。

22日(土)の様子をお届けします!

授業体験

【中学受験生向け】
国語「天気の気持ち」と社会「力と力がぶつかる世界史」の中から選択いただき、授業を体験いただきました。

国語
物語を読む上で欠かせない、登場人物の気持ち。その気持ちは時に天気で表されたりします。その天気と気持ちの関係性について授業を行いました。iPadにApplepencilを使って書き込むのはノートとペンを使うのと変わりなく、感覚的に使うことができ、小学生でもすぐに使い慣れることができていました。また、先生のiPadから受験生のノート画面を見て書き込むことができるので、その場で先生から書き込んだ内容が反映され、驚いている様子も伺えました。

社会
19世紀におきたクリミア戦争を通じて、歴史の見方や考え方に触れる授業を行いました。
ICTを活用した授業では、風刺画などの資料もすぐに見せることができ、スライドを使って効率的に進みます。共有されているノートもモニターに映しているので、今どこをやっているのかがすぐに分かります。
また、歴史の内容をたどるだけでなく、その時代の背景にも触れ、クリミア戦争中に作られたカーディガンの話や、ナイチンゲールの紹介などもありました。普段の授業ではさらにグループでディスカッションし、自分で考え、意見交換して考えを深めていきます。

【高校受験生向け】

高校受験生向けの体験授業は、「《英語》現在完了は現在なのか過去なのか?」「《数学》二次方程式の解の公式)」「《社会》明治維新とは何か?」の3つから選択して授業を体験いただきました。

英語
英語の体験授業は「時制」をテーマに授業を行いました。
黒板のない教室では、大型モニターと受験生一人一人に配られたiPadを併用し、動きのある絵図で理解度が上がります。感覚が掴みづらい時制の文法も、過去、現在、未来のどの時点を表しているかを、動く矢印の図でわかりやすく説明し、早く明確な理解に繋がります。
理解をより深いものにするため、受験生の皆様にはいくつかの問題にも挑戦してもらいました。
採点やコメントは先生のiPadを通して行われるので、紙の配布や回収がないことや、すぐにコメントや丸がもらえることに受験生の皆様も驚いている様子でした。

数学
数学の体験授業は「二次方程式」をテーマに授業を行いました。
教室前方にある大型モニターを利用し、二次方程式の数式をどのように分解していくのか、色や動きをつけた資料でわかりやすく説明します。
説明後は受験生の皆様に実際に問題を解いてもらいました。iPadで問題を解いている様子は、リアルタイムで先生達のiPad上で見ることができます。行き詰まっている時には先生からアドバイスを出したり、早く終わってしまった時には追加で問題を出したり、それぞれのペースに合ったサポートが可能です。
大型モニターとiPadを利用した説明がわかりやすいこと、自分の出した答えにすぐに先生から反応があること、新鮮な授業を受験生の皆様はとても楽しんで受けている様子が伺えました。

社会
社会の体験授業は「明治維新」をテーマに授業を行いました。
今回は、授業を通して「明治維新を通して、政治体制が新しくなったか、古くなったか」を、受験生の皆さんに自分なりの結論を出すことに挑戦してもらいました。
当学園の社会の授業は一つではない正解を、授業を通して一緒に考え、探していきます。大型モニターとiPadを利用した授業では、生徒達がどんな答え(考え)を導こうとしているのか、リアルタイムで先生のiPadから見ることができます。自分が書いた解答に対し、先生からすぐにアドバイスがあったり、良い着目点を褒めてもらえたり、ライブ感あふれる授業を受験生の皆様は楽しんで体験してくださいました。

講座体験

理科「サイエンス・ラボ 夏の実験教室」※中学受験生向け
6名の理科教員と中学1・2年の在校生がお手伝いしながら、「ガラスのマドラーをつくろう」「線香花火をつくろう」「いっしゅんで冷える!ふしぎなふくろ」「バブロケットで遊ぼう」の4つの実験を体験いただきました。
マドラー作りでは、ガラス管をヤスリで好きな長さに切り、管の中に好きなビーズを入れて、ガスバーナーで穴を塞いで完成です。iPadで先生の手元を映しながら説明があるので、とても分かりやすいです。
線香花火作りでは、こよりにした半紙に混ぜた薬品を入れ、実際に外で花火を楽しみました!うまく火花が発生したり、火球がゆっくりと膨らんでポトリと落ちるなど、一つひとつが違う燃え方をしていました。
暑い実験が続いた後は、袋がひんやりと冷える実験です。尿素と水が混ざることで周りの温度を奪い冷たくなるという化学反応を利用した実験で、冷えた袋を保護者の方にも触ってもらいました。
最後はバブロケット作りです。発泡入浴剤が水に溶ける時に発生する二酸化炭素を使った実験で、いつ発射するか分からないドキドキがありながら、空高くフィルムケースが発射すると喜びの声が上がっていました。

美術部「ステンシルプリントでOriginalトートバッグを作ろう!」
白、赤、青、黄の4色を使い、ステンシルシートを使って、一点もののオリジナルトートバッグを作ります。色を混ぜて好きな色を作り、シートの上からバッグにポンポンと色を付けていきます。顧問の石川先生からは、「リズムや調和が大切です。たくさんスタンプすれば良いというわけではないですからね」とアドバイスもあり、みなさん個性もありながら素敵な作品に仕上がっていました。

家庭科「イングリッシュスコーンを作ろう!」
イギリス出身のアレクサ先生とリリー先生が教える、スコーン作りを体験していただきました。時には日本語を混ぜながら、全て英語で作り方を紹介します。
冷蔵庫で生地を寝かせる時間には、同じグループの在校生と受験生が和気藹々と話し、楽しそうに過ごしていました。また、オーブンで焼いている時間には、スコーンの歴史について英語で紹介がありました。焼き立てのスコーンはとっても美味しそうです!保護者の方と一緒に試食していただきました。

英語「One Day English Fair」

英語の体験講座では、ネイティブの先生と共にゲームや写真、ショッピングなどのアクティビティを体験しました。

英語で写真の被写体となる人にポーズをお願いするときはどう伝えるのか、買い物をするときはどうやって自分の欲しいものや個数を伝えるのか。

ネイティブの先生とフレーズを何度か練習し、ゲームなどを通して実際に使い、自分の意思を相手に英語で伝えてみます。受験生の皆さんは、自分の思いが英語で伝わると嬉しそうにしていました。

英語の体験講座ではこのように実際に使える英語のフレーズを、アクティビティを通して楽しく学習してもらうことができます。

テニス部「テニスを一緒に楽しもう!」

テニスは、「テニスを楽しもう!」をテーマに体験講座を行いました。

最初は準備運動も兼ねて、ラケットとボールの扱いに慣れる練習をしました。一通り練習をしたら、実際にネットを挟んでラリーを体験しました。

ボールの跳ねる位置を予想したり、ラケットとボールの距離を測ったり、実戦では同時進行でやることがたくさんあります。受験生の皆さんは暑い中、水分補給と休憩をしっかりとりながら、ボールがラケットに当たった喜び、ラリーが続いた達成感を味わいながら、テニスを思い切り楽しんでいただきました。

ダンス部「サマー・ダンス・カーニバル ~踊っちゃえ!夏っ!~」

ダンスは、ケイティ・ペリーの“Birthday”のワンフレーズに振りを付けて全員で踊ることを目標に体験講座を行いました。

しっかりストレッチをしたら、準備運動を兼ねたリズムトレーニングをします。ダンスの振り付けは、レベル別に3つのチームに分かれて練習を行いました。最後は普段の部活さながら、チーム全員で振り付けの通しの練習をします。タイミングや動き、立ち位置をしっかり確認したら、最後は本番で通しを行いました。

「ダンスに大切なのは笑顔!」を心に、在校生も受験生も笑顔で踊り切り、保護者の皆様からは沢山の拍手をいただきました。

茶道・華道「いけばな・茶道体験」

本日は茶道→華道、の順に体験講座を行いました。

後半の華道では、最初に流派や扱う道具について説明を行いました。説明後は実際にお花を生けます。

今回は夏らしいひまわり、スターチス、ニューサイランを使って花を生けました。受験生の皆様は顧問の先生に生け方のヒントやアドバイスをもらいながら、思い思いにお花を生けていきます。

いけばなの講座を通して、受験生の皆様には自分を表現すること、お花の良さを生かすことを楽しんでいただけたようで、真剣に取り組んでいました。

演劇部「演じることを思いきり楽しもう!」

演劇は最後に短い劇をチームごとに発表することを目標に講座を行いました。

まずは準備運動をし、アイスブレイクとして、挨拶してハイタッチするミニアクティビティを行いました。場の雰囲気が温まったところで、3チームに分かれて朗読劇を練習しました。最初は台本の読み合わせのように抑揚をつけながら文章やセリフを読んでいきます。次のステップでは、セリフに動きをつけて表現をつけていきます。最後はセリフと動きを合わせ、保護者の皆様の前で短い劇を披露しました。

受験生の皆様は、役柄の気持ちを想像すること、声の大きさや動きを利用してそれを表現することを思い切り楽しみました。

チアダンス部「Let’s enjoy cheerdancing!」

チアダンスはYOASOBIの“アイドル” に振りを付けて全員で踊ることを目標に体験講座を行いました。

いくつかのパートに分けて振り付けを練習し、ポンポンを持ってみんなで振りを合わせます。

世界チャンピオンのコーチが教える本格的なチアダンス、受験生の皆さんは真剣にコーチのアドバイスを聞きながら動きや振り付けを覚えます。

最後は在校生と受験生で曲のワンフレーズを、通しで踊りました。短い練習時間でしたが、受験生の皆さんキレのある動きで踊り、全員で行う最後の決めポーズもバッチリでした。

明日も引き続きオープンスクールを開催します!
好きなことに思い切り挑戦し、楽しい学校生活を体験しましょう!

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