ごきげんよう。

東京外国語大学 国際社会学部 国際社会学科に学校推薦型選抜(一般公募)で現役合格した、特進選抜クラスの高校3年生Tさんに進路選択や合格した感想、今後についてお話を聞きました!

※合格速報はこちらをご覧ください!

合格が決まった感想

広報:この度は、合格おめでとうございます!第一志望校に合格した今の気持ちを教えてください。

Tさん:ありがとうございます。合格したと分かったときは信じられなくて、夢のようで嬉しかったです。受験に際してはたくさんの先生方に支えてもらい、本当に感謝しています。

進路選択と受験について

広報:Tさんは何故、東京外国語大学(以下、外語大)の国際社会学部・国際社会学科を選んだのですか?

Tさん:私にはパキスタンの貧困問題を無くしたいという目標があり、この目標を叶えるために必要なことが学べる場所がこの大学だと考えたからです。南アジアを中心に、国際社会について勉強したいのと、外語大ではウルドゥー語専攻があるので、この学校を選びました。

広報:なぜ、パキスタンの貧困問題に関心があるのですか?

Tさん:小学4年生の時にパキスタンに滞在したことがありました。パキスタンではどの家にも使用人さんがいて、子供を学校に通わせるために働いていました。子供達はみんな平等に学校に通えるわけではなく、学校に通えず労働に従事している児童もいることを知って、改善したいと思うようになりました。

家での時間を大切にしたり、毎日決まった時間にお茶をする習慣や、時間に寛容なパキスタンの文化が好きです。そんな彼らの力になりたいと考えています。

広報:進路を決めて受験をするにあたって、どんな苦労がありましたか?

Tさん:文書を書くことと、面接で自分のことを人に話すことが苦手だったので、この辺りの力をつけるのが大変でした。

文書は志望理由書、活動報告書と小論文がありました。志望理由書は、文書を書くのが得意な大学生の姉(瀧野川女子学園を卒業)に手伝ってもらったり、先生にも何度も添削してもらいました。

活動報告書は、高校生活において取り組んだ国際的な課題に関して報告が求められました。高校3年の1学期に受講した『国際社会入門』という、現在の国際社会の情勢について学ぶゼミをとっていたので、そのゼミでの活動について書きました。

小論文は、大学側から事前に課題図書が出されていて、試験本番でも本を見て良いことになっていました。課題図書は自分でも何度も読みましたが、先生も一緒に本を買って読んでくださり、WEBにあった小論問題の添削もたくさん手伝ってくださいました。

面接は、大学生の姉や先生と何度も練習をして、話が長くなりすぎないようにかつ自分の伝えたいことを簡潔に伝えられるよう、何度も練習しました。

支えてくださった先生方や姉には、本当に感謝しています。

学生生活について

広報:Tさんは、なぜ高校受験で瀧野川女子学園を選んだのですか?

Tさん:姉が瀧野川女子学園に通っていたので、姉の話を聞いて、授業でiPadを使うのが面白そうだなと興味を持ちました。

学校には模試会場としてや学校説明会で何度か訪れたのですが、教室は窓が大きくて明るく、机も長机で広く使うことができるし、体験授業でiPadを使った授業にも参加してみて、より惹かれて、この学校への入学を決めました。

広報:実際に入学してみて、どうでしたか?

Tさん:女子校で周りが女の子ばかりなことと、大所帯すぎないこともあって、授業では自分から発言をしやすいです。先生も親近感の持てる方が多く、授業に関する質問もしやすいです。自然と日頃の授業や学校行事で主体性を持って取り組み、積極的に自分の意見も言えるようになりました。今の自分は、小中学校の頃の自分を考えると想像できないくらいに変わりました。

広報:入学してよかったな、と思うのはどんなところですか?

Tさん:1つ目は、創造性教育やゼミの活動を通して、人前で発表することに慣れて苦手を克服できたことです。2つ目は、英語に力を入れる環境が整っているところです。英語は元々好きなので、ネイティブの先生がたくさんいたり、高校3年生になるとオールイングリッシュの授業を受けることができたり、自分の英語力の向上につながったと思います。おかげで高校2年の12月に英検準1級を取得することができました。

広報:Tさんが英語を頑張る理由、原動力はなんですか?

Tさん:パキスタンに滞在していた時に英語を勉強したことがきっかけだったと思います。現地の友達が母国語のウルドゥー語と英語、双方とも流暢に話していました。どちらも満足に話せない自分がもどかしく、「もっと話せるようになって、みんなと色んなことを話したい」と思ったことを覚えています。外語大では南アジア地域専攻、ウルドゥー語専攻を選びました。ウルドゥー語を中心に学びつつ、第2外国語では英語を学びたいと考えています。

3学期の過ごし方について

広報:3学期はどのように過ごす予定ですか?

Tさん:3学期は英語の講座を3つ取る予定です。

英語でハリーポッターを読む講座と、編み物をネイティブの先生と一緒にやる講座は、楽しみながら英語を学びたいなと思って選びました。

TOEIC対策講座は、大学入学してすぐにTOEICのテストがあるそうなので、それに備えようと思って選びました。

進学後やりたいこと

広報:大学に進学したら、どんなことをしたいですか?

Tさん:大学に進学したら、留学をしてみたいです。外語大では1〜2年生の夏休みに留学する生徒が多いようなので、私も英語圏に留学したいなと考えています。

パキスタンのことも、たくさん学びたいです。パキスタンには滞在経験はあるものの、まだ国全体のことを知らないので、学科でパキスタンの歴史や情勢、政治、文化など、パキスタンという国のことをもっと学びたいです。

外語大は、日本でウルドゥー語を学べる数少ない大学なので、ウルドゥー語の習得も頑張りたいです。

また「外語祭」では、学習の成果発表の一つとして、語科(選択言語)ごとに1年生はその言語地域の料理を作って出店することになっています。お菓子作りが好きなので、その地域のお菓子を作って売ったら楽しいだろうな、と今からワクワクしています。

瀧野川女子学園の受験を検討している受験生にメッセージ

広報:最後に、受験生の皆さんにメッセージをお願いします。

Tさん:私はこの学校に来て、自分に自信を持つことができるようになりました。それはクラス全員で取り組むあかつき祭や創造性教育の発表を通して、クラスメイトに意見を伝えたり、人前で発表する機会に恵まれたことで、苦手だったアウトプットができるようになったからです。

好きな英語も、日本人の先生による細やかな英文法の授業と、優しくて親身になってくれるネイティブの先生によるオールイングリッシュの授業のおかげだと考えています。英語が苦手な人、英語力を伸ばしたい人に適した環境が整っていますので、是非この学校での学びを体験して欲しいです。

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