ごきげんよう。
日本大学 芸術学部 演劇学科に公募型推薦で現役合格した、特進コースの高校3年生Iさんにインタビューを行いました!
演劇部での脚本執筆の経験や、進路決定までの葛藤、そして後輩たちへのメッセージを伺いました。
合格が決まった感想
広報:日本大学芸術学部への合格、おめでとうございます!合格が決まった瞬間はどんな気持ちでしたか?
Iさん: 一番は「安心した」という気持ちです。日芸の試験は、作文と面接のみで「正解がない」独自の形式。社会問題への解決策を問われるような一般的な試験とは違い、「自分自身をどう表現するか」が問われるため、手応えを感じにくく不安でした。
広報: 独特な試験形式に対して、どのような対策をしましたか?
Iさん: 過去の受験レポートを参考にシェイクスピアなどの古典戯曲を読んだりもしましたが、一番力を入れたのは「自問自答」です。部活動での経験や、普段漠然と考えていることをノートに書き出し、ひたすら言語化する作業を行いました。「自分は何を考えているのか」を言葉にして明らかにする練習が、結果的に本番での作文や面接に活きたのだと思います。
進路選択について
広報:最初から演劇の道に進もうと決めていたのですか?
Iさん: 実はまったく逆で「演劇は続けたくない」と思っていたんです。もともとは文学や史学に興味があったのですが、高校3年生の秋頃、ふと「やっぱり私は演劇に行きたい」という思いが降りてきたんです。
広報: 受験直前の大きな方向転換だったのですね。
Iさん: 中学・高校と演劇を続けてきた私の姿を見て、両親も「そっちの道に進んだほうがいいんじゃないか」と勧めてくれてはいたのですが、自分の中で葛藤がありました。最終的に決断したのは10月頃。試験まであと1ヶ月あるかないかというギリギリのタイミングでしたが、自分の直感を信じて受験を決めました。
学校生活について
広報:演劇部では副部長として、脚本も担当されていたそうですね。
Iさん:中学から演劇を続けていて、高校では主に音響や裏方をやりながら、脚本も書いていました。これまでに6本ほどの作品を書き、地区の行事や大会での賞や、あかつき祭の「発表部門賞」など、3つの賞をいただくことができました。本校の演劇部は「書きたい人が書く」という自主性を尊重するスタイルで、先輩後輩の壁がなく、和気あいあいとした雰囲気が居心地良かったです。

Iさんが脚本を務めたあかつき祭公演
広報:そもそも、本校に入学したきっかけは何だったのですか?
Iさん:テレビ番組の「ZIP!」で、この学校が授業でiPadを使っている特集を見て興味を持ったのがきっかけです。実際に入学してみて、iPadの利便性はもちろんですが、それ以上に「先生との距離の近さ」が魅力だと感じました。職員室に入りやすく、テスト前の質問や進路相談にも親身になって答えてくれる先生ばかりで、とても心強かったです。
広報:創造性教育の事業化実習では広報としてCM作りもしましたよね。
Iさん:CM制作の構成や絵コンテを主に担当しました。商品の魅力を伝える難しさに悔しさも残りましたが、チームで協力して一つのものを作り上げる貴重な経験となりました。
進学後にやりたいこと
広報:大学に入ったら挑戦してみたいことはありますか?
Iさん:日芸は卒業公演があるので、在学中に大きな舞台で上演できる機会があるのが魅力です。たくさんのお客様にも見ていただけるので、自分が書いた劇を公演できるかもしれないのは楽しみです。
瀧野川女子学園を検討している受験生へのメッセージ
広報:最後に、受験生へメッセージをお願いします。
Iさん:私は将来のことを深く考えずに過ごしていましたが、この学校には親身になって相談に乗ってくれる先生がたくさんいます。相談できる環境があることは、とても心強いことです。あまり悩みすぎず、自分の「やりたい」と思った直感を信じて頑張ってください。
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