ごきげんよう。

期末試験が終わり、試験最終日の午後は芸術鑑賞会が行われました。

本校では全学年参加のイベントとして芸術鑑賞会を行なっており、平成28年度はオーケストラ鑑賞、平成29年度はミュージカル鑑賞を行い、今年度は「上野耕平と仲間たち〜三浦一馬・山中惇史をゲストに迎えて〜」の音楽鑑賞を行いました。

ポスター

PC128394

出演者は上野耕平さん(サクソフォン)、三浦一馬さん(バンドネオン)、山中惇史さん(ピアノ)で、若手アーティストとして活躍されている3名による演奏から、たくさんの刺激をいただきました。

プログラムは前半6曲、後半4曲、アンコール1曲の計11曲で、ソロ演奏であったり、3名での合奏であったり、組み合わせを変えて色々な曲を鑑賞しました。また、アンコールではサプライズで、声楽家である音楽の目黒先生にご登場いただき、3名の演奏と目黒先生の歌のコラボを楽しみました。生徒たちは先生の登場に驚き、歓声をあげていましたが、曲が始まり先生が歌い出すと、「すごい先生に教わっているんだ。」と改めて感じたようで、聞き入っていました。

演奏された曲の中には、ラヴェルのボレロといった有名な曲もありましたが、ピアノの山中さんによる編曲で3名で演奏されたボレロは、「次のメロディーはどの楽器がどんな風に演奏するんだろう。」と新鮮な気持ちで聞くことができました。

また、披露された曲の中で、上野さんが演奏した「Rock Me」という曲が印象的で、サクソフォンだけで、ドラム、エレキギター、ベース、ボーカルを表現しており、「サクソフォンにこんな音がだせるんだ。」といった発見があり、サクソフォンの可能性の広さや面白さを感じました。

最初に上野さんから、「音楽は人それぞれの楽しみ方がある」との言葉がありましたが、全体を通して、若手演奏家によるパフォーマンスは刺激的でかっこよく、生き生きとした姿に、憧れや夢を抱くきっかけになった生徒もいるのではないかと思います。

余談になりますが、上野さんと三浦さんがタブレットで譜面を見ており、足元のペダルでページをめくりながら演奏していました。ICT化がここでも進んでいることに驚くとともに、大量の譜面を持ち歩かなくて済むというお話に、本校で一人1台iPadProを使って教育を行なう中で、利点となっている、大量のプリントの配布や回収、管理をこの1台だけあれば良いという部分と被り、共感できました。

芸術鑑賞会の感想はここまでとさせていただき、出演者3名のインタビューについて、次回のブログで取り上げたいと思います。

それでは、ごきげんよう。

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