ごきげんよう。今日は、書道部についてご紹介します。

瀧野川女子学園の書道部は、たくさんの賞を受賞したり、あかつき祭でパフォーマンスをしたりと、様々なところで活躍しています。

週に3日、2時間しっかりと書道に打ち込みます。先生から出された課題や、自分の書きたいと思う課題を、各々で練習していきます。楷書や行書など、自分が極めたいと思う方を決め、じっくりと取り組んでいくので、初心者でも賞を取るほどのレベルになれます。

書道部で一番人気があるのは、「大字」のパフォーマンスです。あかつき祭やクラブプレゼンテーション、お正月のイオンモールでの発表などで大字を披露し、大歓声を受けています。何を書くかは、部員全員で考えます。その発表に合ったものを選ぶのですが、その時に大切にしているのは、「見せ方」です。書道は、あまり大きなアクションをすることがありません。しかし、それをどのようにしたら大きなパフォーマンスとして見せられるのかを考え、はらいやハネが多く、かっこいいアクションができる漢字はないかと探します。

何を書くのかを考える時、iPadを活用します。文字の配置やデザインなどの設計図をiPadで作り、それを実際に大きな紙に書いてみます。実際に書いたバランスを見ながら、再度iPadを使って調整していきます。本番までに2週間から1ヶ月かけて練習を繰り返し、本番を迎えます。

 本番では、袴を着用します。書道部の部員にとって、袴はユニフォームのようなものです。着なれないので、足がもつれたり、立ち上がる時に裾を踏みそうになったりと大変なこともありますが、袴を着てパフォーマンスをすると背筋が伸び、シャキッとしてきます。

 大字のパフォーマンスは、準備も本番も大変ですが、練習を含めて「青春」を楽しんでいる感じがします。みんなで協力して作り上げる楽しさがあるからです。次回は、4月のクラブプレゼンテーションで披露します。新入生に向けたメッセージを4字熟語に込めたそうです。ぜひ楽しみにしていてください!

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