【音楽科教員より】
9月11日は、本校136年目の創立記念日です。学校がお休みだったので、中1~高3までの希望者とともに、KDDIみらい協奏プログラムに参加、 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の公開リハーサルを見学してきました。

指揮はロビン・ティチアーティ氏、ピアノは辻井伸行氏、当日プログラムはマーラーの交響曲第5番と、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」でした。

リハーサルでは、主に音のニュアンスやフレーズのとり方について指揮者の考えを演奏者に伝えていましたが、個々に微妙に異なる捉え方を統一していく過程なのだと感じました。

マーラーの第4楽章は映画『ベニスに死す』で使われたことでも有名な曲ですが、ハープと弦楽器だけで演奏される主部はとても繊細で、後半に向けうねるように昇っていく音楽の流れが非常に自然でした。リハーサルではありましたが、心を奪われる演奏でした。

以下、指揮者に花束贈呈をした生徒の感想です。
普段見られないゲネプロを生で見ることができて、とても貴重な体験をさせていただきました。ホールの響きも考慮して音楽を作っていくということに驚きました。この経験を活かして、これからのオーケストラや演奏会鑑賞に繋げたいです。

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