2月5日(水)、中学1・2年の全生徒が参加して、本校の講堂にて「落語講座」を行いました。講師は、昨年に引き続き、落語家の春風亭昇太師匠が引き受けてくださいました。
最初に昇太師匠から、「落語の歴史」についてスライドを使って解説いただき、他の古典芸能と比較したときの「落語の自由さ」など、落語の特徴について分かりやすく教えていただきました。「正座」が落語の発達を促したとする視点はとても新鮮でした。
次にもう一人のゲストとして、曲独楽(きょくごま=コマの曲芸)師の三増紋之助師匠にも登場いただき、ユーモアたっぷりに華麗な芸を披露していただきました。教員がサポート役として登壇すると、生徒たちは大喜びで大変な盛り上がりでした。
再び昇太師匠が登場して高座に上がると、最初は師匠の大学生活など世間話が続くと思いきや、いつのまにか落語の実演に移行しており、生徒たちは師匠の噺に自然と引き込まれていきました。
昨今、自然な言葉を流暢に生み出す生成AIが登場していますが、落語の面白さを味わうことができるのは人間だけの特権でしょう。このような時代だからこそ、言葉が持つ「文化」としての側面に触れる貴重な機会をいただいたことを嬉しく思います。
昇太師匠・紋之助師匠のお二人のおかげで、生徒たちは貴重な学びを経験することができ、また笑いが絶えない楽しい時間を過ごすことができました。本当にありがとうございました!

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