【東京女学館中高 エストニア文化研修参加生徒より】
7月26日(土)、今日はエストニア研修6日目でした。
午前中はEUに関する展示をしている博物館に行きました。ここの展示は全てデシダルで展示されていてとても近代的でした。中ではプリントが配られ、その答えを展示の中から各自で調べて解くものだったので、体験型で楽しく学ぶ事ができました。また、エストニアは男女や年齢関係なくしているため、EUの議員には日本とは違い幅広い年代層の人、また女性の方も多くいて、日本との違いに驚き、日本もこうなったらいいなと思いました。ちなみにEU議会には2001年生まれ・25歳の女性議員(オーストリア出身)がいます。
午後にはタリン旧市街の散策とショコラティエでチョコ作りをしました。
タリン旧市街は昔ながらの洋風の街並みがとても素敵で、物語に出てくる街のように美しかったです。事前にタリン旧市街の観光名所をみんなで下調べしていたので、お互いに場所の説明をしながら観光をしました。事前に調べたことでただ見ただけではわからないその場所の歴史を学びながら巡ることができ、ただ観光するだけではなく自分の知識を増やす事ができました。
夕方に行ったチョコレート工場で、そのチョコレート工場の起業家の女性から自身生い立ちやカカオについてのお話を聞きました。この女性起業家の方は、もともと企業に勤めていましたが何かが人生で足りないと感じ、40歳でショコラティエを起業しました。何歳になって挑戦しても遅すぎるということはないという言葉が印象に残りました。
カカオについての話ではカカオの産地や種類について伺いました。産地の違うカカオの試食もさせていただき、チョコレートはカカオの濃度の違い以外は全て味にあまり関係ないと思っていましたが、産地によって全然味が違いとても驚きました。
チョコレート作りの体験もさせていただき、トリュフチョコを作りました。ガナッシュの周りにチョコをコーティングするのが難しく、作るのに苦戦しましたが、自分でガナッシュに好きなスパイスを入れてみたり、ココナッツパウダーやドライフルーツなどをトッピングしたりして自分オリジナルのチョコレートを作れ、良い思い出となりました。私はチョコレート作りをとても楽しみにしていたので、本当に楽しく思い出に残った1日でした。
残りの3日間も、たくさんの学びを得て頑張りたいと思います。