【アンネのバラ委員会顧問より】
今日、6月12日は『アンネの日記』の作者アンネ・フランクの誕生日です。
アンネのバラ委員会では、現在、図書館でアンネ・フランクの関連本を展示する「Anne Frank Birthday Book Fair」を開催しています。
2014年、都内の公立図書館で、アンネ・フランクの本が次々と破損される事件が起こりました。
「アンネの本を、図書館で破るのではなく、手に取ってもらいたい」という思いを込め、その翌年の6月のアンネの誕生日に合わせて、アンネのバラ委員会が「Birthday Book Fair」を開催しました。今年はそれから10年目になります。
アンネフランクは、1929年6月12日、ドイツのフランクフルトで生まれました。そして15歳のときにドイツのベルゲン=ベルゼン強制収容所の中で病死をしましたが、もし生きていたら、今年で95歳の誕生日を迎えていたはずでした。
アンネは日記の中に、自分のお誕生日にたくさんの友達を家に招き、楽しく過ごした様子を書いています。また、この日記帳も、アンネの父オットーが誕生日プレゼントとしてくれたものでした。
“将来はジャーナリストになりたい”、アンネは日記の中でそう書いています。しかし、アンネの人生は15年で終わってしまいました。そんなアンネを思い、本を展示しています。ケーキや、プレゼントも並べています。
アンネがもし生きていたら、今の世界をどのように見るでしょうか。あなたはどう思いますか?

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