エストニア研修7日目:サステナビリティと起業家精神を学ぶ
この日は久しぶりの快晴となり、まぶしい太陽が降り注ぐ、爽やかな一日となりました。
午前中は、旧ソ連時代の工場をリノベーションし、スタートアップ企業やアトリエ、クリエイティブなショップが集まるエリアを訪れました。その一角にあるFotografiskaの屋上レストランで、パスタ作りに挑戦しました。
このレストランは、単なるイタリアンレストランではありません。食品ロスゼロ(Zero Waste)の実現を目指し、持続可能な食のあり方を追求しているレストランで、毎年ミシュランガイドにも掲載されている人気店です。
オーナーシェフのマリオさんによる楽しいレクチャーを受けた後、生徒たちはパスタ生地を作るグループ、パスタを成形するグループ、バジルソースを作るグループに分かれ、協力しながら一皿のパスタを完成させました。完成したパスタは、旧市街を一望できる屋上デッキでいただきました。素晴らしい景色と青空の下、自分たちの手でゼロから作り上げた料理を味わう時間は格別で、生徒たちも大きな達成感を味わっていました。
午後は、同じエリアにあるVIVITAを訪問しました。ここは、日本でいう学童施設のような役割を果たす創造活動スペースで、パソコンや3Dプリンター、工作機器などが自由に利用でき、子どもたちが思い描いたアイデアを形にできる環境が整っています。ここから実際に多くの児童・生徒がスタートアップを立ち上げているそうです。
最初に、16歳のKarolinさんから、子ども向け科学教材「Master Mind」の開発や、果物の熟度を測定する装置の開発についてプレゼンテーションをしていただきました。続いて、エストニア最優秀学生企業賞を受賞した18歳の学生チームから、インクを必要としない「Forever Pen」の開発ストーリーを伺いました。
二組に共通していたのは、「失敗を恐れず、試行錯誤を繰り返すことが成功への第一歩」という力強いメッセージでした。その言葉は、生徒たちにとって大きな励みとなったようです。
その後は、本校高校2年生2名による俳句ワークショップを実施しました。英語で俳句を創作するという挑戦でしたが、現地の生徒たちもグループで協力しながら、それぞれ個性あふれる作品を完成させました。日本文化を英語で紹介する貴重な国際交流の機会となりました。
最後は、ドローンを使った「ドローンサッカー」に挑戦しました。チームごとにアタッカーとディフェンダーに分かれ、ドローンを操縦して相手チームのゴールを狙います。思うように操縦できず苦戦する場面もありましたが、練習を重ねるうちにコツをつかみ、一人で6ゴールを決める生徒も現れるなど、会場は大いに盛り上がりました。
明日は、これまでの研修で得た学びの集大成となる3分間のプレゼンテーションに挑みます。エストニアでの経験を通して、生徒たちがどのような気づきや学びを発信してくれるのか、今からとても楽しみです。





















