3月9日(火)、山脇学園高等学校第73回卒業式を行いました。

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今年度の卒業式は、保護者の皆様には教室から見守っていただきました。

続きは山脇学園HPでご覧ください。

 

2月24日(水)特別活動の時間に中学2年学年HRを実施しました。

今年度は、体育祭が縮小されスポーツ大会での実施となり、合唱祭も中止となる中で、学年・クラスが最後に一つになれる機会を作ろうという思いから開催する運びとなりました。準備期間が短い中でしたが、体育委員とHR係が中心となって準備や運営を行いました。

今回実施した種目は「全員リレー」! クラスを4レースに分け、各レースの着順によって得点が入り、総合得点を競いました。

今回はこのような状況下から、バトンを使用せず、引継ぎのラインを決め、前走者がラインを通過したら次走者がスタートするという特別ルールで行いました。どのクラスも練習はゼロの中、日頃からクラス内で培ってきた団結力を十分に発揮し、絶妙な引継ぎで走ることができました。また、事前の呼びかけで、応援は控えめに行うことやソーシャルディスタンスを保つなど、感染防止対策にも努めました。どのクラスも周りへの配慮を忘れずに、競技・観戦することができました。

まずは準備体操・作戦タイムから!
準備体操は、毎年体育祭で行われる「みんなの体操」を行いました。

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当日も体育委員が司会進行や審判、スターターを行い、安全かつ円滑に競技を進めることができました。

50分という短い時間の中に、沢山の笑顔と思い出が詰まった時間となりました。全力で走った結果、翌日はみんな(教員も含めて)全身筋肉痛だったそうです…。仲間を励まし、称え合う姿、そして他者に対して気遣いができる姿に大きな成長を感じました。このクラスで過ごす時間も残りわずかとなりました。

残りの中学校2年生の生活を楽しみつつ、中学校最高学年に向けての準備に繋がればと思います。

 

 

中学2年生は、総合学習の時間に各クラスで、様々な見方・考え方のある社会問題について考えてきました。1月からは全員が「価値観」の対立する具体的な問題(テーマ)を自ら探し、それについて調べ、自分の意見を発表するクラス内予選を行い、クラス代表者が選出されました。生徒一人ひとりが持ち時間3分を使って、自分で見つけた社会問題に対する意見をクラスの皆に向かってプレゼンテーションを行いました。

<各クラス予選の様子>

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そして、2月19日(金)7限YAMAWAKI HALLにて、クラス代表者7名によるマイオピニオンコンテスト本選を行いました。コンテストには、校長先生をはじめ、多くの先生方に審査をしていただきました。また、コンテスト運営の裏方として、各クラス総合係が司会やプログラム作成などを行い、充実したコンテストとなりました。

どの発表者もテーマに対して様々な視点から問いを立て、それに対する自分の意見や新たな考えについて自信を持って伝えていました。生徒の感想には、「まだまだ自分が知らない社会問題が国内外に沢山あることを知ることができた」、「色々な視点から物事を考える癖がついてきた」、「自分とは真逆の意見や反対意見を受け止めることで自分の考えの幅が広がった」、「日常でももっと社会問題について目を向けようと思った」などがあり、今回の取り組みが社会に目を向けるきっかけとなり、物事を多角的に考える大切さを知ることができたようです。今回の取り組みを自身の「志」に繋げてもらえればと思います。

 

2月17日(水)総合の時間に、本校講堂にてスピーチコンテスト本選を実施しました。

2学期後半よりスピーチコンテストの原稿作成に取り組み、各クラス内で1人ずつ発表し、クラス内審査で選ばれた1名、学年で7名が講堂での本選に臨みました。

スピーチの内容は、『社会とのかかわりを踏まえて自分を語る』という大きな共通テーマの中で、『これまでの自分を振り返り、これから生きていく世の中へ目を向け、どのように自分の力を活かしていけるのか、どのような志を持つことができるのか』ということを考え、3分間のスピーチ原稿にまとめました。

本選の審査員は、校長先生をはじめ授業を中心にお世話になっている先生方です。

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~出場者の感想~

☆今回のスピーチコンテストを通して自分を見つめ直すことができました。自分が伝えたい強い思いを明確に表現することができたと思います。他の方々の発表も、自分の意思をしっかりと言葉で表現していました。今回のテーマである「言葉ではなく志を行動で」ということを大切にしていきたいと思います。志を実現できるよう、今からできることを精一杯やり「医師」に一歩ずつ近づいてきたいです。

☆今回のスピーチコンテストで私は、大勢の前で発表することの大切さを実感しました。自分の主張や意見を大勢の人の前で言ったことは初めてで、すごく緊張しました。しかし終わってから、これからも頑張ろうという気持ちになれました。また、他のクラスの代表者のスピーチも見て「なるほど」と違う意見も聞けて発見がありました。失敗したという点もあるため、次はもっといいものになるようにしたいです。

 

2月17日、学習院女子大学のお2人の先生に総合型出張授業を実施していただきました。

リベラルアーツ教育を推進しております学習院女子大学と本校との特別企画で、今年で3度目になりますが、今回は高2文系の生徒全員を対象として、zoomを用いたオンラインで実施しました。

「食」をテーマとして、社会学の視点と農業経済学の視点で講義をしていただきました。

各教科で学んだことと関連付けながら、一つのテーマに対して多角的に見ることで、新しい知識や視点を得ることができたと思います。普段の授業の雰囲気とは違った形だったのも、生徒達には新鮮だったようです。

2月8日(月)の放課後に高校の生徒会役員でボランティア活動を行いました。

本校では、コンタクトレンズのケースとペットボトルキャップをリサイクルするために集めています。

使い捨てコンタクトレンズの空ケースの売却益は角膜移植が必要な方を助ける団体に寄付されます。

また、ペットボトルキャップの売却益は、ユニセフに寄付されます。

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4か月前にも集まったコンタクトレンズのケースを郵送しましたが、今回再び段ボール一箱分になりました。

ペットボトルキャップも赤坂支所の収集ボックスがいっぱいになるほどたくさん集まりました。

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1月20日(水)のHRで、株式会社トンボより講師の方をお招きして制服セミナー「制服の持つ力を知ろう」を行い、制服を着るための心構えを学びました。

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制服とはフォーマルな装いであること、正しい着方をすることで周囲の人に信頼感を与えることができることを学びました。なかでも、「第一印象は7秒で決まる」というデータは、身だしなみが人の印象を左右するということを改めて考えるきっかけになりました。

さらに、制服には学生としての使命感を自覚させ、帰属意識を高める働きがあることを学びました。

日本で最初に制定された洋装の制服が今も受け継がれている山脇学園の生徒にとって、とても勉強になるセミナーでした。

 

【生徒の感想】

・今回の講演を聞き、制服の見た目に気を使うことで印象や信頼度合いが変わり、自分自身でも自覚を持つことができると改めて感じました。また、制服には学校それぞれのデザインがあり、デザインによってバランスが良くなるように調整しているということや、冠婚葬祭にも着用することができるなど貴重なお話も聞き、さらに制服に関心を持ちました。周りへの配慮のためにも、自分の印象のためにも、しっかりと制服を着るように意識を改めようと思います。

 

・制服セミナーを受けて、美しい着こなし方が校外の方々からのイメージと大きく関係しているということを改めて実感しました。登下校の際にも山脇生であるという自覚を持ち、制服の黄金比に当てはまるように定期的に自分の着こなしを見直していきます。

中学3年生は1月13日(水)の特別活動の時間に、11月に実施された校外学習の報告会と、『オンライン社会見学ポスター発表』で選ばれたクラス代表の発表会を二部構成で行いました。

第一部ではABCD組は京都奈良の修学旅行、E組は校内での実習・研究と日帰りで行った三番瀬干潟の観察会、EF組はブリティッシュヒルズ研修会、それぞれの活動報告をしました。
同じ学年の仲間たちが得た貴重な校外学習の機会を共有することができ、物事の見方や感じ方の幅が広がったように感じました。

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第二部は、夏休みの課題をもとに2学期に中3生全員が行った『オンライン社会見学ポスター発表』で、各クラスから選ばれた代表者の発表会でした。この取り組みは、コロナ禍で実際に現地に出向くことができなくても、オンラインで社会の仕組みや現状を知り自分の興味のあることにつなげることによって、自分はどのように社会貢献ができるかを考える機会とするため行いました。
選ばれたクラス代表の発表は、ポスターとともにそれぞれ簡潔にまとまっていて、どのようなことに強く関心を持って調べたのかよくわかりました。またそれをこれからの自分の生き方にどうつなげていくのかも考えられていて、よい刺激になりました。

 

<<生徒の言葉>>
(発表会を終えて)
私は今回の修学旅行は公共の場での団体行動でとても緊張しましたが、よい雰囲気で終えることができたと思いました。 今回の校外学習の期間、私たちはクラスごとに別々の場所へ行きましたが、他の所に行ったクラスの発表を聞いてとても新鮮で私まで楽しい気持ちになりました。
また、ポスター発表も、各クラス系統も内容も本当にそれぞれで面白かったです。今回学んだことや感じたことをこれからの自分の生活に活かしていきたいです。

<<生徒の感想>>
(校外学習報告会を聞いて)
・私は、スタンダードクラスで京都、奈良に行きました。スタンダードクラスの発表を聞いて、自分が行ったところやその時感じたことなどを思い出し、振り返ることが出来ました。英語クラスの発表を聞いて、まず、英語での発表に驚きました。ブリティッシュヒルズはとても現地に似たように作られていると聞いて、私も行ってみたいと思いました。科学チャレンジプログラムの発表を聞いて、継続して何かを観察することは楽しそうだと思いました。

・修学旅行では改めて、京都奈良の文化や仲間の大切さ、協力することの大切さを学びました。また、校外学習の報告会を聞いて、去年までは、全クラス同じところで、同じ活動をしていたけれど、今年はクラスによって、行く場所が違っていましたが、どのクラスの校外学習もとても楽しそうだなと思いました。また、英語チャレンジプログラムの発表を聞いて、発表する人が英語で話していたあとに日本語で説明していて、英チャレならではの発表だと思いました。

(オンライン社会見学ポスター発表を聞いて)
・同じSDGsや社会科見学というテーマでもこんなにも選ぶ内容がみんな違い、見ていて楽しかったです.そして自分にはない、ポスターを作る力、言葉選びが上手で圧倒されました。F組の子は原稿をほぼ見ないで話していて自分もあらかじめ作ったものでないものでプレゼンテーションをしてみようと思いましたし、将来と結びつけていたので私も未来のことを見据えながらプレゼンテーションを次はしてみたいなと思いました。

・発表している人の、見やすくまとめられたポスターや、落ち着いていて聞き取りやすい早さの話し方、台本をあまり見ない発表など、私も見習いたい点がたくさんありました。発表者の興味を持った職業や、SDGsに貢献している企業のオンライン見学の内容は私も知らないことがたくさん分かって興味深かったです。

・どのクラスもとても個性的ですごい発表だったなと思います。私は大学の学部について調べ、みんなもそういう感じで調べてくるのだろうなと思っていたので、発表を聞いていてこんなことを調べている人がいるんだなと、とても驚きました。また、聞いていて興味を持った内容もあったので同時に視野を広げることができました。他にも自分で調べて進路選択に繋げたいです。

~5年目にして初の本戦勝利~
初めに、コロナ禍に、大会を開催していただきました大会関係の皆様、出場を認め送り出していただきました校長先生はじめ学校関係の皆様、サポートしてくださいました保護者ご家族の皆様に心から感謝申し上げます。

10月に行われた東京予選で第4位となり、推薦次点となってから約2か月後、テニス部中2&中1の7名のチームはドリーム枠にて出場切符をいただくことができました。しかし、コロナ禍。大きな喜びの中にも、不安と心配を持ち当日を迎えました。

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12月25日に無事神戸に到着後、前日練習をさせていただきました。十分な距離を取り一方向を向いてのお食事など、例年と異なる場面も多くありました。しかし、最善の感染防止対策がなされた環境において、自らも対策を徹底した上で安心してプレイすることができました。

その結果、出場5年目にして団体トーナメント本戦で初の1勝ができ、山脇チームにとって大きな収穫となりました。

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大会に参加できたことへの感謝と喜びを感じ、大会中には多くの刺激を受け、さらなる成長を誓った経験となりました。
心配なく生活できる日が早く来ることを願い、目標を持ち続け日々過ごしていこうと強く思いました。
ありがとうございました。

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中学生徒会役員は毎年、生徒から見た山脇学園をテーマにした学校紹介誌『Heart』を作成しています。中学受験を控えた小学生の皆さんに向けた学校紹介やメッセージを掲載していますので、ぜひご覧ください。

(下の画像をクリックしてください。PDFが開きます。)

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