9月6日(土)に本校にて日本大学医学部、歯学部、松戸歯学部、そして隣接する生物資源科学部獣医学科の先生方による合同説明会が行われました。説明会は小中高の児童・生徒と保護者の希望者を対象とし、150名を超える方が参加されていました。
大学で学習する内容をはじめ、医師を志すにあたって求められることや、歯の治療における最新のテクノロジー、獣医学科での学科の枠を超えた学びについてなどをお話いただきました。参加した生徒たちは大学の先生からの質問に答える場面もあり、熱心に耳を傾けていました。生徒たちにとってはより具体的に各学部学科の学問内容について知ることができたことで、目標に向けて今後の学習へのモチベーションにもつながる機会にもなりました。本校では例年1学期にも他の学部を含めた学部説明会や個別相談会も行っており、生徒たちの進路選択を応援しています。
郁文館グローバル高校の探究活動(SDGs探究)は、世界規模で取り組むべき重要な問題について学び、関心や知識を深め、自ら行動に移すことができる力を育んでいく独自の探究学習です。
1年次では興味・関心があるテーマの探究テーマを設定しリテラチャーレビュー等を開始します。2年次では国内外のフィールドワークや留学を通じてデータ収集や検証を行い、3年次では研究の集大成として論文発表を行います。
今回は科学コミュニケーションを研究する滋賀大学の加納圭教授をお招きし、伝統文化をサイエンスの視点でひも解き、国際的な視野から問いを深める探究型ワークショップ(UNESCOでの活動の一環として開発中のプログラム)を実施した様子をお伝えします!
今回のワークショップグローバル高校1年生(Liberal Artsクラス対象)は「お茶」にまつわる日本の伝統を体験し、世界との文化の違いを教科横断的に探究していくSTEAM教育プログラムです。
加納教授からは、「お茶は世界各国にあるが呼び方は二つしかない(TeaとChai)」「世界で様々な人と出会ったとき、自国の文化や知識があると、相手を知ることに繋がる」といった視点が紹介されました。
生徒たちは身近なお茶を通じて、国際的な地政学うあ世界史を学ぶことができました。
今後も外部の専門家との交流や体験を通じて、生徒一人ひとりが探究の幅を広げ、国際社会で活躍する力を養う機会を提供してまいります。
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