4月8日、2021年度の始業式です。開校3年目を迎えて中等部3学年がすべてそろい、校内は一層活気に溢れています。

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1年生はホームルームに、3年生はハウスの部屋に、2年生は講堂に集まりました。Zoomでつなぐ全校集会もおなじみの光景です。荒木校長のスピーチから、新任の先生方の紹介に移ります。

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頼りがいのありそうなベテランの先生、

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カナダ出身のフレンドリーな先生、

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やる気一杯のフレッシュな先生、

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アフリカ出身のTA(Teaching Assistant)の先生も。バラエティに富む先生方の自己紹介に、生徒から歓声が上がります。

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2学年集会の最後は、待ちに待ったクラス・ハウス発表。担任は誰か、誰と同じクラスになるのか、ドキドキの瞬間です。

4月7日、ドルトン東京学園中等部第3回入学式を挙行しました。

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受付のテーブルには、前日に日本文化部の生徒たちが用意した生け花が、さり気なく飾られています。

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学園長の祝辞、新入生代表あいさつ(素晴らしかった!)に続いて、DSC(生徒会)代表の3年生Fさんが祝辞を述べます。

「ドルトン東京学園の理念は“自由と協働”。責任を伴ってこそ、真の自由です。」「やろうと思ったことは、どんどんチャレンジするといいですよ。私自身、あまり人前に出るようなタイプではなかったのですが、DSCでの活動を通じて(なかなかうまくいかないこともありますが)、今ではこうしてみなさんの前でお話しできるようになりました。」…真摯に、そして温かく語りかける言葉は、新入生101名の心に響いたと思います。

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式の後は、クラスごとに写真撮影をしてホームルームへ。

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ホワイトボードに「中学校生活の目標、やりたいこと」を書き込む中に、“DSCに入る”という一文を見つけました。やはりFさんのスピーチはしっかり届いたようです。

明日はいよいよ入学式、これで中等部3学年が完成します。教職員総出で準備をしました。

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アリーナ(体育館)に椅子を並べ、演壇を組み立て看板を設置します。

昨年の今ごろは緊急事態宣言下で、入学式が9月に延期されました。今年は予定通り挙行できることを幸せに感じます。もちろん席の間隔を空け、式の内容は極力コンパクトにして、感染予防に配慮します。

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新入生宣誓の予行練習。代表生徒が用意してくれた原稿を読み上げると、あまりに素晴らしいスピーチに思わず拍手が起こります。明日の本番が楽しみです。

 

NHKの「ラジオ英会話」、私(筆者)は聴き始めてもう6年ほどになるかと思います。

講師の大西泰人先生によるわかりやすい解説で「使える」英語が学べるのはもちろんのこと、ストーリー仕立ての例文や番組パートナーとの軽妙なやり取りがあまりに楽しくて、毎朝の通勤時に欠かさず聴いています。

聴き終わったらテキストを開いてすぐに復習するのも日課なのですが…

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2021年4月号から、本校の布村奈緒子教頭の連載エッセイが始まったのを知ってびっくりしました(時々放送内容の話で盛り上がったりしていたのに、全然教えてくれなかったのです)。

タイトルは「英語教師が考える 英語学習のエッセンス」。第1回のアドバイスは、“お気に入りのフレーズを見つけて繰り返し練習し、実際に使ってみよう”です。

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ふだんの授業でも、「まずは英語を好きになること。はじめから『正確な英語を』なんて堅苦しく考えず、どんどん使ってみよう」と生徒に呼びかけている布村先生。リスナーの一人としても、連載を楽しみにしています。

現在建設中のSTEAM校舎は、令和2年度第1回国土交通省サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)に採択されました

サステナブル建築物等先導事業(省CO2先導型)とは、

省CO2性能に優れた住宅・建築プロジェクトを国が支援するもので、

国土交通省が実施しています。

STEAM校舎は、既存校舎を含めたZEB(Net Zero Energy Building:

年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物)

スクールを目指した多様な省CO2技術の採用と、学園、大学、設計者の連携で、

学習環境の評価ツール開発や環境学習への活用計画などが、

先導事業として意欲的な提案だと評価されました。

 

ZEBスクールを目指した建設・活用計画

 

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年度も変わった4月1日、今年着任した教職員のオリエンテーションを行いました。2019年の開校から、生徒数が増えるにつれてスタッフの布陣もさらに充実してきました。

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昨年と同じく、2階ラーニングコモンズに集合。

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経歴も出身国も様々ですが、これから頼もしい戦力になってくださる方ばかりです。

生徒たちに紹介する日が待ち遠しいです。

よく晴れて暖かな春の一日、三田国際学園中学校のサッカー部をお招きして練習試合を行いました。

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勝ったり負けたりの好ゲーム。“ドルトンの森”を背景に、人工芝のフィールドで球を追います。

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コーチや顧問の指示がなくても、自分たちで試合場を整備し、ゲームの最中もお互いに声をかけあい注意点やマークすべきところを確認しています。

日ごろから「部員一人ひとりが考えて行動する」意識づけをしてくださっているコーチのご指導の賜物です。

(ちょっと前のことになりますが、)年度の終わりも近い3月末、中等部1,2学年の保護者懇談会が行われました。

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1学年は全クラス合同でカフェテリアに集まり、茶話会形式で。「コロナ禍で子どもが家で過ごす時間が長いと、どうしてもだらけた姿が目に付いてしまって…」などと、悩み事も共有すれば話がはずみます。

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2学年はクラスごとにホームルーム教室で。ゲーム形式のアクティビティなど、保護者による企画と進行でこちらも楽しい雰囲気に。

ドルトン東京学園には、堅苦しいPTA的な組織はありませんが、今回のように気軽に参加できる懇談会や、保護者有志の方々で運営されるドルトンプランの勉強会、といった活動がさかんです。また、生徒が企画運営する特別ラボの講師を「自分が子どもたちの役に立てるなら」と、快く引き受けてくださる保護者の方々も。

「自由と協働」の理念の下に集い、みんなで学校・校風を育てようという意欲に、ただただ感謝するばかりです。

2020年2月以降のコロナ下での教育の取り組みを、“オンライン教育事例集”の形で小冊子にまとめました。

タイトルの「加速するBlended Learning」は、対面授業とオンライン授業双方の長所を組み合わせた、本校のめざすこれからの教育のあり方を表しています。

e-ポートフォリオやMicrosoft Teamsを介した課題・教材のやりとり、ZoomやScoolTactを使った双方向型の授業や特別講座、Web上で開かれるホームルームや学年会、カウンセリングルーム、生徒主催のレクリエーション、全校生徒がバーチャル空間に集まったSTEAMフェス…このようにまとまった形になると、わずか1年の間になんと多くのチャレンジと試行錯誤を重ねてきたのだろう、と感慨深いものがあります。そして数々の挑戦の原動力となった、教職員の協働と生徒の学ぶ意欲と創造力も。

「大変だった1年間」というよりも、「みんなが飛躍的に成長した1年間」だったのだと、あらためて思うのです。

冊子は3月末の合同進学相談会をはじめ、外部相談会や学校説明会、資料請求等でお配りする予定です。

3月24日(水)、2020年度修了式を実施しました。移動や集合にかかる時間を短縮し、そしてもちろん密集を避けるため、校長室から放映する荒木校長のメッセージを生徒たちは教室のプロジェクタで視聴します。

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この方式が定着したのも今年度からでした。

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今年度、対外活動や奉仕活動など、全校生徒の模範となる活躍をした生徒たちに、ドルトンアワードの表彰です。

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そして離任式。離任される先生方に、DSC(生徒会)から花束を贈呈。「授業以外に初めて行事や部活動・ハウスの活動を担当して、楽しかったしとてもいい経験になった」と話してくださった英語ネイティブの先生も。

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担任からレポートカード(成績表)を受け取った後、誰からともなく「クラス写真を撮ろうよ!」の声。このクラスで集まるのは今日まで。昨年は校内で修了式ができず、こういう光景を目にすることもありませんでした。

4月からまた新しい仲間を迎え、新年度がスタートします。

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