新型コロナの影響で、どの学校も予定していた海外渡航や国際交流イベントの中止・延期を余儀なくされている昨今です。今春、中2生全員参加で本校が企画していたオーストラリア研修も、受け入れ側の事情で延期となっています。

そこで国際部が中心となり、オンラインで日本・アイルランド・オランダの中高生がつながる国際交流プログラムを、特別ラボとして立ち上げました。

オンライン国際交流

他校の生徒たちと交流を深め、「英語を使って」学校紹介ビデオの作成やインタビュー、ワークショップに取り組みます。

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準備を兼ねた第1回目の滑り出しは上々。

時差があるため、授業時間外も使うちょっとハードなラボになりますが、きっとワクワクする体験になるでしょうね!

1月23日(土)朝日新聞朝刊第2東京面の教育特集記事は、「入試の季節、オンライン再拡大」のタイトルで、国公私立中高や塾の取り組みを紹介しています。取り上げられた各校は、時差登校や分散登校、対面授業とオンライン授業の併用など、各校の実情に合わせた工夫を凝らしています。

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現時点でフルオンライン授業を選択した学校としては、本校のほか品川翔英中高や都立白鷗高校・附属中学校が紹介されています。

「生徒とそのご家族、教職員の安全を守る」、「外出抑制に協力することで、本校にできる社会的役割を果たす」(荒木校長談)、しかし「学びは止めない」。相反する命題の最適解を探る各校の挑戦が続きます。

昨年のこのくらいの時期からだったでしょうか、理科実験室の水槽内でウーパールーパーが産んだ卵が孵化して、生まれた仔たちの成長のようすをこのブログでもお届けしてきました。

今年もまたたくさんの卵が産まれています。

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そういえば先日、向かいのおおたかの空保育園にお譲りした2代目ウーパーも産卵したとの話を聞きました。「園児たちに分けてあげたいが、生後18カ月未満が産んだ卵は育たないと聞く(ネット情報)。実際はどうなのだろうか?」というお問い合わせも。

さすがドルトンの理科教員、「難しいけれども可能ですよ」と、育つサイズに合わせて与えるエサを変えるよう、細かくアドバイスをしてくれました。「生餌を与えることで食物連鎖のイメージをつけてあげるのもいいかも知れません」だそうです。無事に育つといいですね。

前回開催時、回線の不具合で(?)延期になっていた、令和2年度科学の甲子園ジュニア・エキシビション大会が仕切り直して開催の運びとなりました。

現在本校はフルオンライン授業を実施していますが、回線の安定性やアクシデントの即応性を考え、参加生徒とサポート役の教員は満を持して学校に集合しました。

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広い理科実験室で十分に間隔をとり、筆記試験本選に臨みます。

自然科学系を中心とした研究発表の場であるSTEAMフェス、昨年度は一般公開を含め、実験イベントやデモンストレーションなども行われました。

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新型コロナ禍に見舞われた2020年度は、延期や企画変更など何らかの形で開催できる手段を模索した結果、「年度末に個人の研究発表をオンライン開催で」という着地点に至りました。

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生徒たちは昨年末から各自のテーマを考え、研究や制作に取りかかっています。テーマの方向性ごとにS/T/E/A/Mのグループに分かれて、自分のテーマや取り組みを互いに発表しました。Artのグループでは、マスクのデザイン性や快適さに着目した研究もいくつか。

アドバイザーの教職員たちも、オンラインツールの画面越しに見守っています。

1月10日に2月一般入試の出願が始まってから、連日のように入試についてのお問い合わせをいただいています。

まだ開校2年目、2021年度でようやく3回目の中等部入試を迎えるドルトン東京学園ですので、もっと情報がほしいという受験生・保護者の方々の声が切実に響きます。

少しでもお役に立てれば、との思いで、1月9日のオンライン学校説明会で限定公開した「入試対策」動画を、一般にも公開することといたしました。

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国数理社4つの教科から、出題傾向や解法のポイント、学習のアドバイスや応援メッセージをお届けします。

公式YouTubeチャンネルで公開しています。よろしければぜひご覧ください。

国語 https://youtu.be/fCRmmWzDsmE

算数 https://youtu.be/cgjUdYQoG4U

理科 https://youtu.be/XDZ7wBezcWo

社会 https://youtu.be/EN7t4-S4fkw

弦楽アンサンブル部は、プロの演奏家の先生方を部活動指導員にお招きしていますが、初心者から丁寧にご指導いただき、生徒たちは音楽の楽しさを存分に味わっています。

最近偶然にも、井口信之輔先生(コントラバス)と宮下玲衣先生(ヴァイオリン)が外部のお仕事でご一緒されたそうで、「コロナ下で部活動休止中のドルトン生にプレゼントを」と、即興で合奏された『星に願いを』の動画を送ってくださいました。

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美しい音色が心に沁みます。井口先生、宮下先生、ありがとうございます!

動画は本校公式Facebookからご覧いただけます→

理科の藤牧朗先生は、多くの教科の教員免許を持ち、KP法や演劇的手法などのアクティブラーニング型授業の実践者であり、また毎年ご自身がセンター試験(今年から「共通テスト」)を会場受験するという非常に精力的な教育者です。

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共通テスト1日目の夜、本校教員の情報共有掲示板に、地歴公民・国語・外国語の受験体験が寄せられていました。

「昨年までのセンター試験と比べてみて、実施方法など形式はほとんど変わらないのですが、内容はとても良くなっていると感じました。特に、地歴公民は単なる暗記科目と思われていて、その前提で“受験勉強”が行われてきているところもありますが、それを打ち砕いてくれるような考えなければいけない問題が多くありました。」

また、英語科主任の布村奈緒子・主事は、読売新聞の取材に応じて1月17日朝刊の2面でコメントしています。

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「複数の段落や資料を読み比べないと答えられない問題ばかり。要点を効率よく把握できる読解力が必要。」とのことです。

従来のセンター試験に比べ、「共通テスト」は単純な暗記に頼って解けるような問題が減り、より読解力や思考力を必要とする出題が増えているようです。いわゆる「大学入試改革」は、前評判に比べて大幅に後退している感がありますが、それでもあるべき姿に向けて変化は始まっています。

 

 

新型コロナ感染者数の高止まりと政府の緊急事態宣言を鑑みて、残念ながら現在は学校見学の受付を見送っています。せめてその代わりになれば…

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昨秋公開した「A DAY IN DALTON TOKYO~ドルトンの学校生活を全公開~」という6分ほどの動画があります。プロが作ったものではなく、本校の職員が生徒の日々の学校生活を撮り溜めて編集した手づくり動画です。

いつの間にか再生回数が1000回を越えて、本校で1,2を争う人気の動画になりました。

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きれいにととのえられた画像ではありませんが、生徒たちに寄せる愛情のこもったまなざしを感じていただけるのではないかと思います。

よろしければぜひご覧ください。

動画は公式YouTubeサイトで公開しています→

 

1月14日(木)、ドルトンからほど近い国領神社(調布市)で、

本校職員・建築工事関係者が参加し、安全祈願の神事が行われました。

環境配慮型のZEB・STEAM校舎は、STEAM教育の拠点として、

2022年9月竣工を目指して計画が進められています。

新校舎建築の様子についてはホームページで都度お伝えしてまいります。

 

【お知らせ】 新校舎建築工事安全祈願祭がおこなわれました

 

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