2月9日(木)午後、高校1年生は探究の時間で、金融講演会を行いました。SMBC日興証券の池袋店支店長様をお招きし、「将来に備えるお金の話」と題してお話をしていただきました。
今回の講演会は、SDGs探究のグループ活動で「8.働きがいも経済成長も」の目標に関心を持つグループが、高1の生徒たちに金融のことを知ってほしいということで企画したものです。SMBC日興証券は、本校の創設者である山崎種二が創設した山種証券をルーツの1つに持つ証券会社ということを教えていただき、生徒たちは自分たちとの意外なつながりに驚いていました。
講演では「人生における最も多くの資金がかかるのは何か」「投資と投機の違いは何か」「金融商品の違いは何か」などの話題について、生徒たちへの質問も交えながらお話していただきました。金融について多くの学びを得ることができ、将来の資産形成について考える良い機会になりました。
来週は1年間の活動を伝えるSDGs探究発表会になります。約半年間、グループで協力して取り組んできたことを多くの方たちに伝えるため、発表の準備などを進めています。

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中学1年生は、デザインの授業を通して学外の課題に向き合っています。近隣の練馬区立美術館にご協力いただき、美術館の抱えられている問題点を解決するためのデザインに取り組みます。
初回は美術館の学芸員さんがオンラインで問題点についてお話してくださいました。

問題点は美術館グッズにまつわるものなのですが、生徒たちはデザイン思考を用いて、問題点の奥にあるインサイトに向き合おうとしています。
ただ、解決アイデアを発想するのではなく、インサイト(洞察)を通して、問題点の本質を課題として捉えていきます。こうして生徒たちは解決のための様々な「在り方」を考え始めます。

その後、より具体的なアイデアをひらめきやすくするために、マトリクスシートを用いて、ビジョンとターゲットを見定めます。アイデアを「ひらめく」ための、「さぐる」、「きづく」段階に焦点をあてて取り組んでいます。
各チーム、前向きに話し合いが進んでいます。

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中学3年生~高校2年生に向けて、東京理科大学 野田キャンパスツアーを実施しました。
東京理科大学の方にご案内いただきながら、理工学部 建築学科に進学した富士見の卒業生も一緒に広い構内を歩きました。

機械航空宇宙工学実験室では、風洞実験で二次元単独翼の特性実験や、材料力学の実験室では鋼材の引張試験を見せていただきました。
また、建築構造・材料実験室では2016年の熊本地震の揺れを体験させていただき、地盤と建物の揺れについての研究を見学しました。
生徒たちは当たり前にある建物の構造や材料に多くの学問が関わっていることに驚いていた様子で、実際にキャンパスを訪れることで、学びの意欲が高まり充実した1日となりました。

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1月19日(木)高校1年生探究の授業では、グループ活動を行いました。2時間連続で活動が行われたため、外部の施設などへ外出するグループも複数ありました。
今日は目標10「人や国の不平等をなくそう」について考えているグループを取材しました。このグループでは、聴覚障害を持っている方が被っているような不平等をなくしたいと考えています。そこで、そういった方々を理解することにつながる、手話を伝えていきたいと考えています。近日中に小学生に対して、手話の授業を実施させていただき、手話を通して聴覚障害の方々について考え、知る機会を持つことを目的としています。今日は授業で使用するスライドづくりを行っていました。有名なアニメのセリフを手話で話すなどして、小学生に手話を身近に感じてもらえるよう、さまざまなアイデアを出していました。小学生にSDGsに関することについて授業を行うにあたり、どうやったら分かりやすく伝えることができるかを考え、「そもそもSDGsって何なのか?」「何が重要であるのか」など、根本的なところに立ち返って議論していました。最終発表会まで、残された時間を有効活用してほしいと思います。

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中学2年生では音楽と美術が横断して、「目指せ!世界の観光アンバサダー」というテーマでアニメーション制作を行っています。
グループで「国×視点」を設定し、自分たちがその国の観光アンバサダーとしてアニメーションをつくり、国を紹介するという内容です。
美術ではアニメーションの大まかな流れを絵で表したり、音楽ではアニメーションに合うメロディーづくりが進んでいます。今後は自分たちのタブレットでアニメーションの撮影や音源収録をして、2月下旬の発表会に向けて完成度を高めていきます。どのようなアニメーションが完成するか楽しみです。

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中学1年生は美術の授業で【マークのデザイン】を行いました。ペアになり、お互いの所属している部活動をテーマとして、相互にマークを創ります。

まず、相手からインタビューで、情報をリサーチして、「さぐり」ます。
続けて、情報を整理して、何を表すべきかコンセプトに「きづく」ために深めて考えます。
そこから、具体的なアイデアを「ひらめく」段階へ進んでいきました。
途中、相手に構想を見てもらいフィードバックをもらって、より良くするための観点に「きづく」活動も行いました。
最後は「つくる」活動を相手にプレゼンテーションして、「ためす」ことで、自分のアイデアの効果を振り返りました。

こうして、中1生はマーク制作を通して【デザイン】への理解をまた一つ深めました。20221203_121350-460x345 20221203_120407-460x345 20221203_110726-460x345 20221203_110529-460x345

11月14日から11月16日までの3日間、中学3年生は京都修学旅行へ行ってきました。天候にも恵まれ、秋の紅葉に照らされた京都を存分に味わうことができました。観光地を見ることに加えて、夜には京文化体験(京扇子作り・舞妓鑑賞)も実施することができました。中学3年生にとって修学旅行は最初で最後の宿泊行事です。同じ学年の仲間とのかけがえのない思い出を胸に、残り数ヶ月の中学生活を過ごしていきます。

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10月31日(月)に杉並公会堂で第50回中学合唱祭が開催されました。
3年ぶりの全学年同時開催となり、全校揃って各クラスの合唱曲を鑑賞することができました。
富士見の行事で中学生だけの行事は合唱祭だけです。中3の実行委員をはじめ総勢76名がこの日のためにたくさんの準備を重ねてきました。
初めての杉並公会堂で戸惑うこともありましたが、当日は実行委員の運営の元、どのクラスも素敵な合唱曲をホールに響かせてくれました。
第50回の節目にふさわしい合唱祭となりました。

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高校1年美術選択者は、【デザイン思考】に関する授業に取り組んでいます。この授業は高大連携プログラムとして、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジおよび、造形構想学部クリエイティブイノベーション学科(以下、略称:CIと表記)にご協力いただいています。詳しくは過去HP記事『武蔵野美術大学×富士見高校【デザイン思考】1時間目』をご覧ください。

本時から4時間を使って「デザイン思考のプロセスを理解する」ことを目的にチームワークでデザインサイクルを回していきます。「学校における困りごとを解決するモノ」をテーマに取り組みます。まずは、教室や学校内を観察しながら課題を発見します。ワークシートを元に個人で「困りごと」を探りました。普段意識していないが改めて考えると「困りごと」を感じるモノコトなども挙げていきます。メンバーで共有を行い、チームで取り扱う「困りごと」を課題設定しました。個人の「困りごと」も声に出してみると、メンバー全員が共感するモノコトも多くあったようでとても盛り上がっていました。

その後、生徒達は、あるリサーチ会社の実例から行動観察の意味を知った上で、実際にフィールドリサーチを行いました。各チームの意図に合わせて、廊下や教室、購買や体育館と、様々な場所でフィールドリサーチする姿が見られました。また、課題に関係する先生方にインタビューしてさぐっているチームもありました。現地で実感や共感を持ちながら観察することで、「こうしたらどうかな?」とか「実はこういうことなんじゃない?」など、早くもアイデアやインサイトの断片が自然と出てきていました。

教室に戻ってからは、さぐってきた事実から「解釈」を推測していきます。解釈の仕方次第で考えるアイデアの方向性は変わっていきます、どのように捉えるとよいか、チームでの議論は熱くなっていきます。次回は、さらにインサイトを深めます。

今回の高大連携プログラムにあたり、大学からは次のようなメッセージをいただいています。
「今回、学校法人武蔵野美術大学が、富士見高校様の授業にコンテンツ協力をさせていただいたのは、美術大学における見えない力に触れ、若いうちから養っていただきたいと考えたからです。見えない力とは、単に絵を描く・ものをつくるということではなく、自分自身で観察・課題を見出すこと、何を乗り越えていくかを決めること、です。そのような土台となるスキルを養っていただきたく、富士見高校様に協力させていただきました。」
生徒達は、そのような創造的思考力を養うために、アートおよびデザインのプロセスを通じて、【デザイン思考】にとどまらない、感性と論理を繋げる学びを深めていきます。

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全国の高校生がSDGs思考で観光事業計画を競うコンテスト「観光甲子園」に高校1年の有志、2チームが挑戦しました。そして、見事「空飛ぶクルマ」部門に挑戦した1チームが準決勝に進出しました。決勝進出に向けてプレゼン動画を鋭意制作中です。写真は、休み時間にアイデアを練っている様子です。

準決勝に進出したチームの生徒に意気込みを語ってもらいました。
「休み時間やオンラインでの話し合いを行い、それぞれが考える空飛ぶクルマの観光プランを共有して新たなものを作れるように努力しています。
より斬新かつサステナブルそして何より様々な人や年齢層に楽しんでもらえるアイデアをプレゼン資料として提出できるよう、
自分たちの視点だけではなく、別の世代の意見なども大切にしながら考えていきたいです。
準決勝を越えるのは予選の時よりもより狭き門だと思いますが、メンバー全員の力を合わせて突破できるように頑張ります。」IMG_1234_Original-460x345

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