7/12(土)に高校1・2年生の特進クラスの生徒を対象に、「特進プログラム」を実施しました。
この日は、難関大学や大学院に在籍する現役の学生たちを本校に招き、生徒たちがこれからの進路を具体的に考えるための貴重な機会となりました。
プログラムは【二部構成】で行われました。
第一部では、参加した大学生による全体講演を実施。進路の選び方や、大学・学部選択のポイント、進路に対する心構えなど、幅広い視点から進路全体を見通すための話をしていただきました。生徒たちはメモを取りながら真剣な表情で耳を傾けており、進路選択に対する意識の高まりが感じられました。
今回の講師には、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学、上智大学、東京科学大学(旧 東京工業大学)など、難関大学に在籍する現役の大学生・大学院生が参加。それぞれの専門や経験をもとに、熱意あるメッセージを届けてくれました。
続く第二部では、全12のテーマに分かれた講座を開講。生徒たちは事前に希望したテーマに沿って3つの講座を選び、各会場に分かれて参加しました。各講座では、学生たちが自らの学びの内容や、大学での生活、高校時代に取り組んでいたことなどをプレゼンテーション形式で紹介してくれました。
また、質疑応答の時間も設けられ、生徒たちは興味のある内容について積極的に質問をする様子が見られました。
普段は保護者や教員から進路についての話を聞く機会が多い生徒たちにとって、年齢の近い先輩たちから直接話を聞くことは、大変貴重な経験です。実際の大学生活の様子や、目標に向かって努力してきたプロセスを具体的に知ることで、自分自身の将来像をより現実的に思い描くきっかけとなったようです。
生徒からは、「モチベーションが上がった」「将来に向けてやるべきことが明確になった」「今の学びがどのようにつながっていくのか分かった」などの声が多く寄せられました。
今回の特進プログラムが、生徒一人ひとりの進路意識を高め、日々の学習への意欲につながることを期待しています。