郁文館の特徴的な行事のひとつである「夢合宿」。
正しい生活習慣を身に付け、良い人格を形成する、ことを目的として5泊6日~10泊11日で学年毎に行います。

今回は郁文館が誇る研修施設で、夢合宿の舞台となる『鴻夢館』を取材時に夢合宿を行っていた中学3年生の様子とあわせてご紹介します。
※コロナウィルス感染拡大前に実施した夢合宿レポートです

鴻夢館は長野県東御市の標高約1,100メートル地点という大自然の中にあります。

nyu130924①.JPG

もちろん、郁文館夢学園の生徒専用の施設です。

鴻夢館①【0924】.jpg

それでは、入口からご案内します。

nyu130924③.JPG

正面階段はとても開放的な造りとなっています。

nyu130924④.JPG

2階に上がると入口が見えてきます。さあ、入館です。

nyu130924⑥.JPG

とても広くて明るい入口ロビーです。

nyu130924⑦.JPG

入ってロビーを左に行くと・・・

nyu130924⑧.JPG

職員室があります。学校と同じです。

nyu130924⑨.JPG

当日は中学3年生の夢合宿、真っ只中でした。職員室にはもちろん中学3年生の先生方がいます。

nyu130924⑩.JPG

ロビーの奥は吹き抜けになっており、

nyu130924⑪.JPG

吹き抜けの下は食堂になっています。

nyu130924⑫.JPG

食事以外の時間は自習スペースとしても利用できます。

nyu130924⑬.JPG

ロビーから奥の棟に進みます。まず、最初にあるのが講堂です。
200人が座れる広いスぺースがあります。

nyu130924⑮.JPG

取材当日はこの講堂で、中学3年生が卒業論文のプレゼン練習を行っていました。

nyu130924⑯.JPG

10月5日、6日の郁秋祭での発表に向けての練習です。

nyu130924⑰.JPG

発表後は、プレゼンを後ろで聞いている先生方全員にフィードバックをもらっていました。

nyu130924⑱.JPG

講堂の奥へ進みます。途中の通路には書道部の生徒の作品が展示されています。

nyu130924⑳.jpg

次は研修室です。

nyu130924⑲.JPG

全部で6教室あります。

nyu13092421.JPG

夢合宿中、この研修室では学校と同様に授業が行われています。

nyu13092422.JPG

隣の研修室は別のクラスが授業中です。

nyu13092423.JPG

学校とはまた違った環境下で集中力が増すようです。

nyu13092424.JPG

長机を複数人で使用するため、隣同士フォローしあうことも出来ます。

nyu13092425.JPG

さあ次は、合宿といえば「宿泊棟」です。

nyu13092426.JPG

とても心地よい光が差し込みます。

nyu13092427.jpg

使用中の部屋にお邪魔してみましょう。

nyu13092428.JPG

nyu13092429.JPG
繰り返しになりますが「使用中の部屋」です。決して撮影用に整えたのではありません。

夢合宿の目的である、
「正しい生活習慣を身に付け、良い人格を形成する」ために、担任より生活面でも細かい指導が行われます。

nyu13092430.JPG

もちろん洗濯も自ら行います。

nyu13092431.jpg

施設内のゴミ分別も徹底しています。

nyu13092432.JPG

でも・・・。厳しいだけではありません。
生徒が快適に過ごせるよう、思いっきりリラックスできる場所も用意しています。

nyu13092433.JPG

人気の素足のコーナーです。みんなここでゴロゴロしているようです。

nyu13092434.JPG

また、思いっきり勉強したい生徒のために、宿泊棟の近くに自習スペースもあります。

nyu13092435.JPG

宿泊棟の次は大浴場をご案内します。

nyu13092436.jpg

脱衣場はきれいに清掃されていました。これも生徒達が交代で行っています。

nyu13092437.JPG

広い!

nyu13092438.JPG

生徒に大好評の大浴場です。

nyu13092439.JPG

大浴場の隣にはランドリーがあります。ここで自分で洗濯をします。

nyu13092440.JPG

こちらは主に女子が宿泊する別館です。

nyu13092441.JPG

入口の吹き抜け下にある食堂に戻ります。

nyu13092442.JPG

専用の調理場も完備しています。

nyu13092443.JPG

取材当日の献立です。カロリーもしっかりと計算されメニューが組み立てられています。

nyu13092444.JPG

長期間の合宿です。アレルギーを持っている生徒への対応も万全です。

nyu13092445.JPG

食堂前にある手洗い場です。ここで手を洗わないと食堂に入れない導線となっています。

nyu13092446.JPG

全員がそろってから合掌し、食事を始めます。

nyu13092448.jpg

もちろん、おかわり自由です。当日は男子の長蛇の列が出来ていました。

nyu13092449.jpg

食事を終えた生徒が集う憩いの場、中庭を見てみましょう。
中庭の奥の建物に何やら球体が見えます。

nyu13092450.JPG

なんと!、天体観測が出来る設備が鴻夢館にはあります。

nyu13092451.JPG

標高1,100メートル。天体観測にはベストポジションです。

nyu13092452.JPG

そして、鴻夢館自慢の天体望遠鏡がこれです!

nyu13092454.JPG

長野県でも5本の指に入る規模の天体望遠鏡です。

nyu13092455.JPG

操作はコンピューター制御されています。

nyu13092456.JPG

合宿のプログラムとして夜に星空観察会を開催しています。

nyu13092457.jpg

施設の外に出てみましょう。研修施設横のグラウンドです。奥に何かが見えます。

nyu13092458.JPG

これは合宿プログラムのEQチャレンジに使用するアスレチック施設です。

nyu13092459.JPG

仲間と協力し上まで登ります。(その他、様々な使用の方法があります)

nyu13092460.jpg

グラウンドには野外調理が出来る設備も整っています。

nyu13092461.jpg

グラウンドを出て、研修施設の周りを歩いてみます。

nyu13092462.JPG

改めて大自然の中に滞在していると感じることが出来ます。

nyu13092463.JPG

テニス場が見えてきました。これも鴻夢館の施設です。

nyu13092464.JPG

テニス場は建物の前にあります。

nyu13092465.JPG

このテニス場では朝、ラジオ体操が行われます。

nyu13092466.JPG

ここから1日がスタートです。

nyu13092467.JPG

このような環境で生徒達は5泊6日~10泊11日の夢合宿を過ごしています。

nyu13092468.jpg

鴻夢館のご案内は以上となります。
子どもたちの幸せのためだけにあるこの研修施設、いかがだったでしょうか。

毎年2月に行っている「郁文夢の日」。

この郁文夢の日は、本学園の生徒にとって、一年間の日々を振り返る大切な日であると同時に、新たな年度に向けて夢への志を立てる”出発の日”でもあります。
今年度は新型コロナウィルスの関係で前半を夏にオンラインで実施し、2月にこの1年を振り返って夢カードを作成という2本立てで行いました。
まずは、前回の夢の日を全校生徒でVTRで振り返りました。
先輩①.jpg

生徒代表の発表で話された、「挫折があるから強くなれる」という言葉に勇気づけられたり、中には応援団の気迫のこもった魂の叫びに、胸を熱くする生徒も見られました。
理事長①.png 理事長③.jpg

渡邉理事長兼校長先生からは、「自分の夢が叶ったらどんな素敵な奇跡が起こるか」を考える大切さや、夢カードを書く上で心がけてほしいポイントである『夢7原則』、そして『旅路は目的地に勝る』とのミゲル・センバンテスの言葉や、『一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生に、ただ折り合いをつけてしまって、あるべき姿のために戦わないことだ。』というミュージカル「ラ・マンチャの男」の台詞が紹介されました。
教室①.jpg 教室③.jpg

夢カードを書く時間では、担任の先生から、「何になりたいか」も大切だが、「being」どうありたいかを考えると夢を見つけるヒントになるよとのアドバイスが伝えられていました。
記入する生徒も、読む先生も真剣そのもの!

教職員一同、これから1年間、生徒が夢カードに記した夢にしっかりと伴走していきたいと考えています。

バングラデシュの教育モデルとなる学校をつくるために、2013年に設立された郁文館夢学園の姉妹校、ナラヤンクルドリームモデルスクールアンドカレッジ(以下:NDMSC)。
現在生徒数の大幅な増加に伴って、校舎である建物を4階建てから5階建てに増築中です。

NDMSCは時代の変化に対応するために、さまざまな教室が存在しています。
その中には郁文館夢学園の「Future Lab」をモデルにした教室や、コンピューター室も存在します。
バングラデシュでは、ICTを意識した学校づくりをしている学校はまだまだ少ないです。
郁文館夢学園の姉妹校という力を活かして、他のバングラデシュの学校にはないような、最先端の教育を提供しています。
他の学校にはないシステムや教育設備を積極的に取り入れ、生徒が楽しく、そして夢を叶えることができる学校となることを目指しています。

「夢教育を世界中の子どもたちへ!」を合言葉に、バングラデシュでも子どもたちの幸せのための学校づくりを進めて参ります。

バングラ写真①.jpg   

バングラ写真②.jpg

バングラ写真③.jpg

バングラ写真④.jpg

バングラデシュ姉妹校のその他の情報はこちらから
3cd83c490308e4ce5170d149e9c58cacd66ad8cf-thumb-333xauto-33428.jpg

郁文館夢学園は「SDGs教育日本一」を目指しており、その日本一の定義を以下の4つとしています。

①日本で一番、生徒がSDGsを学び、体感できる環境が提供できていること
②日本で一番、教職員がSDGsを意識し、体現できる制度及び職場環境があること
③日本で一番、地球環境にやさしい学校運営ができていること
④日本で一番、SDGsに関心と知識を持ち、自ら行動に移すことができる人材を輩出する中学・高校であること

その中の③番「日本で一番、地球環境にやさしい学校運営ができていること」につながる、「再生可能エネルギー100%での学校運営」を実現しました。

※『RE100』とは…事業活動によって生じる環境負荷を低減させるために事業運営に必要なエネルギーを100%再生エネルギーで賄う取り組み
※今回のRE100達成は、東京都文京区の本校舎での実績となります

私たちが目指す『RE100』は、生徒たちへの教育の要素も取り入れることにこだわりました。
それは、どこで、どんな方法でその再生エネルギーが作られているのか。それを「見える化」することで、より「自分事化」させることです。

今回、ワタミ株式会社が所有する秋田県にある風車「風民」から電力を供給してもらうことにより、風車の電力で100%運営できる学校をつくり上げることができました。

風民①.jpg
秋田県にかほ市 ワタミの夢風車「風民」

私たちが目指す『RE100』は、『RE×E100』です。
  RE×E = R(Renewable)×E(Energy)×E(Education)=100

「教育こそが地球を変える」
これからも郁文館は、「できることから」「身近なところから」をテーマに地に足の着いた実践型SDGs教育を着実に実行していきます。

高校進学を控え、進路選択をしていく時期にある中学三年生に、「なんのために高校へ行くのか」をテーマに、理事長先生の経験を踏まえながらお話いただきました。

c1111.jpg

理事長先生はまず、生徒達に「何故高校へ行くのか」と問いました。しかし、高校へ行く意味を明確に持っている生徒はほんの数人で、ほとんどの生徒が「周りの人がみんな行くから」という理由で進学を希望していました。

理事長先生は、「今、自分はなぜ高校へ進学し、高校生活の3年間をどう過ごしていくのか明確にしていかなければならない。」と強く生徒に伝え、生徒たちはその言葉に胸を打たれたようでした。

c2222.jpg

続いて、理事長先生は夢7原則に沿って夢を叶えるために必要なことをお話くださいました。

夢には動機付けが大切で、理事長先生が過去に経験した「感動」が、どうしても叶えたい夢の原点になっていること、どうしても叶えたいという気持ちが、逃げたくなった時こそ負けない心の強さや、様々なチャンスを与えてくれることをお話になりました。
理事長先生からのお話の中でも、特に生徒たちの心に深く刺さったことは、「あきらめないことの大切さ」についてです。熱心に聞きながら、夢手帳にメモを取っていました。進路選択に迷っている今、彼らの背中を押してくださるようなお話でした。

c3333.jpg

講座の最後には質疑応答の時間を取っていただき、生徒からの夢に関することや経営に関するものまで様々な質問を、一つ一つ丁寧に答えてくださいました。

この講座を通して、生徒たちは「何故高校へ行くのか」について、目的意識を持つことができたことと思います。目の前のことから逃げずに、夢や目標に向かって努力し続けられるような、高校生になってほしいと感じました。

最後に生徒の感想を簡単に紹介します。

・今までなんとなく高校に行こうと思っていたがしっかり高校に行く理由を見つけようと思った
・高校にただ周りが行くから行くのではなく高校3年間で何を目標にするのかを決めたい。
・私はみんなを笑顔にできるような看護師になるために高校に通おうと思っていました。 しかし、もう少し具体的にどんな看護師になりたいのかを今学期中に決め、高校ではどんなことをすればいいかなど自分に必要なことをしっかりと決めようと思いました。
・何かをやめる時に逃げる気持ちを持ったら失敗するという話が一番印象に残りました。 これからなにかあるたびに気をつけたいと思いました。

中学の最後を締めくくりつつ、春から始まる高校生活にワクワクする3学期を送ってもらえるよう期待します。

1月7日(金)に三学期始業式が行われました。

前日、東京に大雪警報が発令され、学校がある文京区も約10cmの積雪に見舞われました。

生徒の安全な登校を確保するために、午後に登校時間を変更しての開催となりました。

コロナウィルス感染が再増加しつつある状況で、生徒たちの精神的なストレスも心配でしたが、皆元気な姿を見せてくれました。

DSC_0752.JPG

始業式は、コロナウィルス感染防止のため、ICT教室「FUTURE LAB」からライブ配信で各教室と繋いで行いました。
このライブ配信は、IBS委員会(放送委員会)の生徒達が運営を行っています。

DSC_0753.JPG

始業式ではまず、渡邉理事長・校長先生の講話がありました。

新年の「新」は、校長先生は、0から1を作るということではなく、「立つ木に斧を入れる」という意味であると考えている。『新しいことをする』とは、今どのような「自分の木」が立っているかをまず最初に把握して、その木に様々な創意工夫して行くことなのです。まだ「自分の木」が立っていない人は、その木を立てるという決意を持つことから始めよう。
新年を迎えるたびに、自分にはどんな木が立っているかを意識して、いろいろな創意工夫を計画し、新しいチャレンジをどんどん実行していってもらいたいと、お話されました。

また、校長先生は2つの言葉を生徒達に贈りました。
1つは、ロダンの言葉で「石に一滴一滴と食い込む水の遅い静かな力を持たねばならない」というもの。
これは、小さな力が、石を削るほどの大きな影響を及ぼしている。夢を叶えるために、この小さな力(努力)をしっかり行ってほしい。

2つ目は、日蓮の言葉で「一丈のほりをこへぬもの 十丈 二十丈のほりをこうべきか」というもの。
これは、一丈(約3m)の堀を越えられないのに、それより大きい堀は越えられない。
つまり、夢を叶えるには一歩ずつです。小さな一歩が踏み出せないのに、いきなり大きな夢は叶えられません。

そして、「継続は力なり」。小さな努力の積み重ねを大切に、夢に向かって目の前の目標を達成していってほしい。というお話でした。

DSC_0755.JPG DSC_0754.JPG

新年・新学期のスタート。気持ちを新たに、良いスタートが切れた始業式でした。まずは自分の立つ木を確認し、それぞれの目標に向かって、一つひとつ確実に実行していきましょう。
郁文生の三学期の成長を、教職員一同期待しています。

~陸前高田・気仙沼研修レポート~

11月18日(木)~11月21日(日)の4日間で「陸前高田・気仙沼研修」を実施しました。
この研修では「未来を復興するツアー」として、有機・循環型社会、命をテーマとした体験を通じて、楽しみながら学べる施設「ワタミオーガニックランド」を活用して、SDGsを実践的に学ぶことを目的として取り組みました。
また、未来を復興するために必要な「雇用」と「納税」を生み出すことを、ランド内にある農場、工房、ショップ、レストランなどに触れることで体感することも大きな目的です。

どんな研修となったのか。レポートしたいと思います。

【1日目】
待ちに待った陸前高田・気仙沼研修が始まりました。
新幹線で一ノ関まで行き、その後、バスで陸前高田へと向かいました。この日は、午後だけの活動です。
「桜ライン311」の活動に参加しました。
「災害で生まれる悲しみを2度と繰り返さない未来を創る」ために、津波の到達点に桜の木を植樹し、未来の人たちに伝え残し、もしも、津波が来た時は、桜の並木よりも高いところに逃げてもらおうという思いを我々も共有しての活動となりました。
協力して穴掘りから始まり、施肥、固定、添え木をして、最後は鹿よけの匂い袋をつけて終わりました。2時間に及ぶ作業でしたが、4本の桜を植える事が出来ました。

20211118_154052.jpg 20211118_160603.jpg

【2日目】
渡邉校長が経営する「オーガニックランド」体験学習の一日です。
陸前高田の海に近い場所にオーガニックランドは建設されていました。
そこは旧市街地で、現在は住宅を建ててはいけない地域です。約23ヘクタールで東京ドーム5個分の広さの土地に、日本初のオーガニック・命をテーマにした環境配慮型テーマパークです。

20211119_102456.jpg のコピー.jpg 20211119_103348.jpg

渡邉校長と一緒に海岸を歩きながら、この地に起こった未曾有の被害をもたらした津波の話を聞き、この地の人々がどんな思い出あの日から過ごしてきたかを学びました。

20211119_111129.jpg 20211119_111054.jpg

収穫体験では、ベビーリーフやパプリカを摘みながらいただき、瑞々しさや、味の違いを感じながら、種を残す素晴らしさを感じました。
渡邉校長の講話では、オーガニックランドの果たす役割、このパークに掛ける思いを聞きました。
また、「奇跡の一本松」の所で校長先生が伝えたことは、どんな時でも「諦めない」ということ。何をするにも1番大切なことは「自分の意思」だという事をお話ししました。
今後も、まだまだ建設途中であるこのパークを生徒達のアイディアで、日本中の学生が食と命を体感できる修学旅行の設計を目指していきます。

【3日目】
午前中は陸前高田市の市内散策でした。
まだまだ残る震災の爪痕。綺麗な町との対比でより鮮明に津波の凄さを実感しました。
津波の被害から復興した街を一望できる高台に行き、計画都市として復興をしてきている街を見ました。

20211120_103340.jpg 20211120_114511.jpg

その共通点は、オーガニックランドもそうでしたが、新築する建物はほとんどが木造建築です。その意味を聞き全員納得でした。新しい街に伝統を残していく工夫もみられました。
地元のお母さんたちがつくったお昼ご飯をご馳走して頂いたり、わかめの芯抜き体験などを楽しみました。
また、クロスゲームを通じて災害時の行動について深く学習しました。
20211120_130301.jpg 20211120_132221.jpg 20211120_142722.jpg

最後に、陸前高田市長さんから震災の体験談とこの街の復興への思いを聞かせていただき、市長の熱意がここまでの復興に繋がったのだと実感しました。

【4日目】
研修最終日は、気仙沼の震災伝承館で半日過ごしました。震災の被害を受けた高校をそのまま残し、災害の恐ろしさを語り部さんより生々しい話を聞きながら見学していると、その当時の光景が目の前に再現されるような錯覚に囚われ、恐怖と悲しさがこみ上げてきました。

20211121_094303.jpg 20211121_103418.jpg

また、この日は、月に一度の市を挙げての防災訓練が行われ、その訓練にも参加しました。津波を想定して、高台へと避難する訓練ですが、誘導員の歩くスピードの速さが、津波の恐ろしさを感じさせられました。

20211121_113339.jpg

そして、我々の団体が来館15万人目ということで、気仙沼市長さんから「若い皆さんが、防災意識を高め、その意識を広めてくれることを期待します。」のお言葉をいただき身の引き締まる思いになりました。

この四日間で、「災害の恐ろしさ」を感じ、多くの人たちと接する中で、「命の尊さ」を痛感することになり、皆「今このときに生きている奇跡を大切にする」気持ちを心に刻むことができたと思います。
また、宿泊行事を通じて、毎晩のミーティングや移動のバスの中での友達とのディスカッションなどを通じて、学校の座学では学べない様々な人間力の成長に繋がっていると思います。

今後、このような研修を更にブラッシュアップして、日本一の「学び、体験し、考え、挑戦する」研修を目指してまいります。

郁文館中学校三年生の生徒・保護者対象の進学説明会を実施いたしました。

01.jpg

郁文館高等学校・グローバル高等学校の教員や生徒から、教育課程や特色のあるクラスの紹介をしました。また、郁文館が運営する広域通信制・単位制のID学園高等学校の説明もあり、3つの学校、12のクラス・コースから生徒一人ひとりに合う進路について説明いたしました。

02.jpg

全体会終了後に郁文館高校の特進クラス、e特進クラス、東大クラス、グローバル高校の生徒たちが、中学三年生からの相談や質問に直接答えていました。

03.jpg 04.jpg

年の近い先輩たちの言葉に熱心に耳を傾け、自分の進路選択について真剣に考える中学三年生の様子が頼もしくも思えました。
中学生活も残すところ、4か月を切りました。この説明会をきっかけに、更なる学業への意識を高め、高校生活の良いスタートが切れるよう準備をしていってほしいと思います。

国際社会で活躍する人材を育成するグローバルリーダー特進クラスでは、例年2学期にビブリオバトルを実施しております。

あああ.png

ビブリオバトルは、発表者が読んで面白いと思った本を、順番に発表し、それぞれの発表後にディスカッションを行います。
すべての本の発表後「どの本が一番読みたくなったか」を基準として投票を行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とするのがビブリオバトルの概要です。

グローバルリーダー特進クラスに所属する生徒約160名を、学年混合のグループに分けて予選を実施し、各グループの上位者にて決勝を行いました。

いいい.jpg

決勝進出の5名にて、中学校全体に向けての発表を実施し、今回は中学3年生の生徒が優勝を収めました。

ううう.jpg えええ.jpg

グローバルリーダー特進クラスでは、3年生での留学をひとつのゴールとしており、日頃から発表する習慣が多い3年生の発表する姿は、下級生にとってとても参考になったと思われます。

2学期後半が終わると、いよいよ3年生は渡航となります。
グローバルリーダー特進クラスの模範として、今回のような発表姿勢など後輩たちにより良い姿をみせてくれることを、引き続き期待しております。

コロナウィルス感染拡大の影響で郁文館でも学校行事のやむを得ない変更が相次ぐ中、郁文館中学校、高校、グローバル高校、ID学園高校の『スポーツ競技会』を感染防止対策を万全にした上で実施しました。

S__5857315_0.jpg

今回は、感染防止対策を考え、例年全校合同で行っている体育祭を学年別に実施する『スポーツ競技会』として17日、18日、19日の3日間で開催することとしました。

S__5857284.jpg

初日の中学校開会式では、渡邉理事長・校長が「一生懸命に取り組んで出た汗は、涙に変わる。この競技会すべてに全力で取り組んでほしい」と生徒たちを激励し、その後、各ブロックの団長たちがこの協議会への意気込みを元気よく発表しました。

LINE_ALBUM_2021年度競技大会午前_211117_3.jpg

LINE_ALBUM_2021年度競技大会午前_211117_11.jpg LINE_ALBUM_2021年度競技大会午前_211117_20.jpg

競技は、「ドッジボール」「大縄跳び」「綱引き」「郁文嵐」「ブロック対抗リレー」の5種目。
各ブロックとも気合十分です。

S__5857286.jpg S__5857292.jpg

S__5857289.jpg S__5857295.jpg

S__5857298.jpg S__5857312.jpg

S__5857313.jpg S__5857315.jpg

今年度の学校生活での良い思い出となる1つの行事として、怪我無く無事に成功できるように教職員一同サポートしました。

ページ
TOP