2021年2月24日(水)・25日(木)に開催される「サステナブル・ブランド国際会議2021横浜」へ参加できるSB Student Ambassadorの選考に向けて、東日本(東京)ブロックで実施した「SB Student Ambassadorプログラム」に本校生徒たちが参加しました。

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「サステナブル・ブランド国際会議」には「サステナビリティ(持続可能性)」をビジネスに取り入れる企業を中心に、NPO/NGO、政府官公庁・自治体、大学・教育研究機関、学生など多彩な方々が集います。
国や職種、職業の垣根を越えて3000人以上が共通のテーマでディスカッションするコミュニティイベントに参加し、高校生の立場から意見を発表するプログラムが「SB Student Ambassadorプログラム」です。

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プログラムでは、SDGsに関連した最先端の活動に取り組むオピニオンリーダーたちによる「SDGs基礎講座」でサステナビリティを学んでいただくほか、実際にサステナビリティ先進企業で活躍する人たちの講演をテーマ別に聴講した上で、持続可能な社会の実現に向けてSDGsを活用し、何ができるのかをディスカッションするワークショップを行いました。

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座学だけでは知り得ないビジネス(事業)とSDGsの関係性に触れ、議論することで、12月からスタートするSB Student Ambassadorプログラム選考会における論文作成の事前学習の場として大変有意義な勉強会となりました。

日頃行っている社会探求活動を活かして、選考会を通過する論文を完成させようと生徒たちは張り切っています。
持続可能な社会を考察・発信して未来をつくる良い機会として取り組んでくれることを期待します。

新型コロナウイルス感染拡⼤により、様々な教育プログラムが縮小・延期となっている中、今年度初となる全校合同での⼤きなイベント「夢week」が本日より始まりました。

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「夢week」は、例年長野県の本校研修センターである鴻夢館で実施している「夢合宿」を、本校舎で行うプログラムです。
「生活習慣の確立・協調性と人間力を身につける」をテーマに、11⽉9⽇(⽉)から11⽉14⽇(⼟)の6日間で行われます。

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心理教育や校舎屋上農園を使った農林業講座、姉妹校であるバングラディシュ校との交流、更に、スポーツ大会やミニ達人ライブなど、盛りだくさんの内容で実施します。

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他には、食育の一環として、まごころ弁当を使っての食育活動や、イベントをさらに盛り上げるため、テリー伊藤大社長が提供する「から揚げの天才」の美味しいから揚げを期間限定・特別価格で学食にて販売なども行っています。

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後日、生徒たちの取り組んでいる様子や、様々なプログラムの実施状況をレポートして参ります。

本校では、全教科・カリキュラム・学校行事などで実践型の「SDGs教育日本一」を目指して取り組んでおりますが、図書館でもSDGsに関連する本や資料を集め、教育現場をサポートしています。

カウンターにも生徒からの問合わせが増えてきたため、このたび、夢教育コーナーの一角にSDGs専用の棚を設けました。
テーマ別に分類し、SDGs17項目に対応する本を探しやすいように配架しています。

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展示コーナーでは、定期的にトピックを変えて、そのテーマに関連するSDGs項目の特徴や本を紹介しています。
9月から、「5.ジェンダー平等を実現しよう」「10.人や国の不平等をなくそう」をテーマとして、関連図書を展示しています。

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校内にある「SDGsストリート」では、今年も新たな本が展示される予定です。
展示されている本はすべて図書館でも所蔵しており、貸出することができます。
もし気になる本があれば、図書館までお越しください。

中学1年生を対象とした「第1回 お金科講座」が行われました。

中学校の「お金科」は、『お金をコントロールし、豊かな人生を送る』ことを目標にし、人生のマネジメント力を養成するための講座です。
初回となる今回は渡邉校長先生が教鞭をとりました。

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まずはじめに、お金の機能やお金のまわり方、お金とはどのようなものかを学びました。
自立して生きていくためにはお金は絶対に必要であること、やりたいことをやるには余分なお金があった方がいいこと、困ったときにお金は自分を助けてくれること、お金を持っていれば、人を助けることができることなどを学びました。
お金についての講義は恐らく初めてであった生徒たちは、自分のこととして真剣に聞いていました。

また犯罪、特に少年犯罪はお金が関係していることを具体的な数値を示してお話しして頂きました。
自己破産が増えてしまっているというデータも踏まえて、お金のこわさも学習しました。

そして、そうならないためにお金を貯めるためにはどのような手段があるかを学びました。
お金を貯めて増やすためには運用する必要がある。しかし、その方法も様々で外貨預金や国債から株式投資、金や不動産までそれぞれにリスクとリターンがあり、自分で取捨選択していかなければならないということも分かりました。

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お金を「自分への投資」に積極的に使うことを、校長先生自身の経験を踏まえてお話しして頂きました。
本を読み、学力や人間力を高めたり、留学に行き、グローバル力を高めたりする大切さを学びました。

最後に「人生においてお金がすべてではなく、実は、お金で買えないものこそが最も大切である」というメッセージを、有名なルーズベルト大統領夫人の教えを用いて投げかけました。

お金を失ったら多くのものを失う。
友を失ったらもっと多くのものを失う。
信用を失ったらすべてを失う。

生徒たちは、「お金」とちゃんと向き合うことで「お金以外の大切なもの」に気づくという不思議な感覚と深い学びを得られたようでした。

『お金科』を通して、生徒ひとりひとりが夢を叶える力をしっかり伸ばしていくことを願っています。

導入講座である『経営道』5回目は、再び渡邉校長が教壇に立ち、様々な業種のマーケット戦略をケーススタディとして解説しました。

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はじめに、渡邉校長は、経営戦略の基本が以下の4点であると伝えました。

・何を取るか?

・何を捨てるか?

・誰を対象とするか?

・その対象のどのような動機をねらうか?

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この経営戦略の基本をベースに、すし屋や焼き肉店、レストランなどの外食産業、専門小売店や大型量販店などの戦略を具体例を用いて分析し、各事例での経営戦略について校長より詳しく説明がなされました。
その解説に圧倒されながらも、新たな経営戦略の発見にワクワクしている生徒たちの姿がありました。
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今回をもって、導入講義『経営道』全5回が終講となります。
次回より高校生社長講座の本編となる『起業塾』がスタート、5つの業界研究が始まります。
まず最初は、エネルギー業界です。

今後、各業界の経営者を講師として招き、業界の解説をしていただく講座もあります。
第一線で活躍する経営者から何を学び、どう業界を捉えていくのか楽しみです。

本学園が取り組む「SDGs教育」が、第三者機関から「SDGsの目標達成に向けた貢献が期待できる」との評価を受けました。

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株式会社日本総合研究所、三井住友銀行などからなるSMBCグループの取り組みに、SDGs推進事業として企業・団体等が取り組むSDGsに関する活動や、企業・団体の本業とSDGsの関連性等を分析して、今後のSDGsの推進に向けてアドバイスや推進のバックアップをする活動があります。

本学園も「SDGs教育」の更なる拡充を図るべく、SMBCグループの推進支援を受けるための審査を受け、SDGsが達成される社会の実現のため手を取り合うこととなりました。

今回、日本総合研究所の分析結果や今後に向けたアドバイス等を頂き、更なる「SDGs教育」の質の向上のためのヒントを得ることが出来ました。
地球規模で、ますます本格化するSDGsに関する活動を、本学園が引っ張っていく意気込みでこの「SDGs教育」を発展させていく所存です。

今の子供たちが社会の中心となり活躍する20~30年後を実りある世界とするため、「できることから」「身近なことから」をテーマに、地に足の着いた「SDGs教育日本一」を、郁文館夢学園は目指します。

SDGsは「Sustainable Development Goals」の略で、「持続可能な開発目標」を表します。2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に掲げられた国際目標です。2030年までに「誰ひとり取り残さない」社会を実現することを目指しており、下記の17の目標(ゴール)と、更に細分化された169のターゲットから構成されています。

中学二年生対象の理事長講座を実施いたしました。

なお、この講座はコロナウイルス感染防止のため、席の間隔を空け、換気をするなどの対策を講じた上で実施いたしました。

 

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今回のテーマは「生命の大切さ」。1月実施予定の修学旅行に向け、理事長が自身の生い立ちや経験を踏まえながら、生徒に生命の大切さを伝えました。

渡邉理事長・校長は、人生を砂時計にたとえ、毎日を感謝の気持ちを持って生きることの大切さを生徒に伝えました。食糧問題や、修学旅行先に予定されている大分県臼杵市の地域医療システムについての話では、生徒は命のつながりを意識して生活することの大切さを学びました。

また、探究活動をする際の心構えにおける「事前に調べられることは全て調べてから取り組むことで、素晴らしい学びが得られる」という言葉により、生徒たちの修学旅行へのモチベーションが高まった様子でした。

 

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講座の最後に質疑応答がありました。

生徒から挙がった、社会の諸問題や理事長の考えに関する質問に対して、理事長・校長は丁寧に答えていきました。
メモを取りながら真剣な表情で理事長の話を聴く生徒たちの姿がとても印象的でした。

8月27日(木)~29日(土)にかけて、衆議院第一議員会館及びオンラインで開催された「第2回世界環境サミット2020」。
その中で行われた「第1回世界環境学生サミット」において、郁文館高校3年生の丹野莉緒さんが準グランプリを受賞しました。
「世界環境学生サミット」には世界5カ国から選抜された27名が参加し、本校からは2名が参加しました。

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Zoomによるプレゼンテーションで行われた今回の発表では、スライドの使用は一切認められず、自分の想いを言葉に乗せて相手に伝えることが求められました。

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準グランプリの丹野さんのテーマは、「質の高い教育ってなんだろう」と題した、インクルーシブ教育。高校の社会探究で深めてきたその成果が認められました。
(プレゼンテーション動画は、世界環境サミットのHPにアップされています。)

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受賞の感想と喜びを語ってくれた丹野さん


世界環境サミットに参加して、改めて自分と社会のつながりを考えることができました。また、他の学生の発表から自分にはなかった視点に多く気付かされました。

まさか準グランプリをいただけとは全く思っていませんでしたが、受賞できた理由を考えると、学生があまり触れることがないSDGsを日頃から意識し、考える機会があったからではないかと感じます。
発表では、SDGsを自分ごととして捉え、考えを発表することができたと思います。
(丹野さん談)


参加者の多くは日本の学生・生徒でしたが、シンガポールからの参加者もあり、新たな刺激や観点を得ることができました。
高い意識を持つ同世代の仲間とのつながりもでき、参加した2名にとっては大きな学びの場となりました。
この経験がSDGsへの理解をさらに深め、希望の未来に向かう力となることを期待します。

短い夏休みが終わり、2学期がスタートしました。
図書館にも生徒たちの明るい声と活気が戻り、今年度の図書委員会もようやく始まろうとしています。展示の企画や図書館だよりの発行など、今年も生徒たちによる意欲的な活動に期待したいと思います。

さて、図書館ではこのたび電子書籍を導入し、自宅にいながら図書館の本を利用できるようになりました。
24時間365日、いつでもスマートフォンやパソコンで本を借りて読めるので、コロナ禍で図書館を利用できない生徒にはとても好評でした。

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館内も、これまでより本を探しやすく、利用しやすくなりました。これまでは中学生向けの本と高校生向けの本でフロアを分けて配架していましたが、すべての本をテーマ毎にまとめて並べ替え、とくに利用の多い文学の本を1階のフロアに移動しました。

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昨年からカウンターへの問合せが多かったSDGs関連の図書については、夢教育コーナーに専用の棚を設けて、テーマ別に分類しました。さらに展示コーナーでは、トピックに合わせて、関連するSDGs項目の特徴や図書を紹介しています。

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また夢教育コーナーでは、SDGsの他にも、海外留学に関する本や起業に関する本など、本校ならではの教育を反映した本を集めて、配架しています。

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今後の予定としては、昨年も大好評だった教員選書コーナーが更新されます。
今年も各教科の先生がそれぞれ独自の視点で、幅広い分野から本を選んでいます。
教科選書コーナーは図書館の入り口近くに設置しているので、立ち寄った際にはぜひチェックしてみてください。

      ~日本の未来を切り開き 新たに創造する~ 

        Innovation(新創造)×Pioneer(開拓者) 
次世代の社会的リーダー育成を目的とした「郁文館 iP class」新設スタート!

学校法人郁文館夢学園(所在地:東京都文京区、理事長:渡邉 美樹)が運営する郁文館中学校・郁文館高等学校では、2021年度郁文館中学校入学生を対象とした新クラス「iP class」を新設いたします。

待ったなしの状況を迎えている地球規模での環境、食糧、エネルギー等の問題や、コロナ禍で一気に加速した経済不安、米中を中心に起きている世界的パワーバランスの変化、そして国内の止まらない少子高齢化、労働生産人口の減少、1,000兆円を超える国の借金など、問題・課題だらけの時代を生き抜いていかねばならない現代の子供たちに中等教育を施す機関の使命として『日本の未来を切り開き、新たに創造する人材を育てるリーダー教育』を我々が担い、継続可能な社会創り(SDGs)に貢献していくことをこの度決定いたしました。

新クラス「iP class」

■iP classの特徴

【コンセプト】

・日本の未来を創る社会的リーダー教育を郁文館と校長 渡邉 美樹関連のリソースを全て注ぎ実践!

・日本で一番「学び、体験し、考え、挑戦する」中高生となる環境を提供!

・自身の夢の実現と新しい日本の未来を重ね合わせるマインドを特別プログラムを通して育成!

【特徴】

(1) 夢実現の為に必要な通過点であるトップ大学合格の為の圧倒的な学習量と学習環境

(2) 校長 渡邉 美樹が毎週「論語」と「日経新聞(政治・経済・国際)」を元に直接講義

(3) 知識を武器に変えるための校長 渡邉のリソースを使った豊富な実体験(高校生起業塾、発展途上国支援、1次~3次産業体験、SDGs実践など)

(4) 全員が特待生(明日の日本に貢献する法人活動として郁文館特別基金を活用)

担任でもある理事長兼校長 渡邉による授業のイメージ

担任でもある理事長兼校長 渡邉による授業のイメージ2

これまでの延長にはない、予測不能なこれからの世界・日本で生きていく今の子供たち世代のリーダーとなり、人々を幸せに導く価値・未来を創造する革新的開拓者を6年かけて育成するクラスです。

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