本日は澄み渡る晴天の中、体育祭が開催されました。開会式では昨年優勝した現第2学年から優勝杯の返還が行われ、選手宣誓の後に競技がスタートし、徒競走や大玉リレー、障害物競走、クラス学年対抗リレーなどの競技が行われました。その中で出場者・応援生徒共に大変な盛り上がりを見せ、とても明るく熱い体育祭となりました。

大接戦の結果、総合優勝は3学年でした。どの学年も最後まで必死に優勝を目指し、皆で助け合いながら競技に取り組む様はとてもすばらしいものでした。その中でクラスや学年の絆が更に深まったことと思います。またお忙しい中ご来校頂いた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

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本日、潤徳会総会が行われました。収支報告や活動内容を報告いただき、学園のためにご尽力いただいていることを改めて実感する総会でした。潤徳会は、潤徳学園の発展向上に寄与することを目的として設立された後援会です。本校で卒業生を出された保護者の方々、企業の方々、本校を退職した先生方など、たくさんの方々が潤徳会に加わっていただいて本学園を支えてくれています。生徒、教職員、現場の全ての人間が潤徳会に感謝するとともに学園発展のためにますます頑張らなければならないと再認識させられます。

潤徳会の皆様、本当にお疲れ様でした。

美術デザインコースの2年生は、5月8日に丸の内にある三菱一号館美術館にて「ルドン―秘密の花園」展を見学してきました。

オディロン・ルドン(1840-1916年)は、印象派の画家たちと同世代でありながら、幻想的な内面世界に目を向けた特異な画家です。今回の展覧会はそんなルドンの作品の中でも植物に焦点をあてたという前例のない展示でした。

メモを取りながらじっくり見ている生徒が多かったですね。

版画作品から油絵、大きなパステル画まで、かなり雰囲気の異なった絵画が多数展示されていました。画家の様々な面を垣間みることができたのではないでしょうか・・・?

2年生は今は選択授業を行っていますが、後期から自由制作も始まります。

それぞれ今日感じたことを作品に生かしていってくださいね☆

今週は「手話」をメインに授業を行っています。初回は挨拶や指文字、名前の表現方法を学びました。

生徒たちからは「手話は難しいものだと思っていたけど、日常の中で使っていたしぐさも入っていたので、わかりやすいと思いました」「聴覚障害の方の役に立てるように、もっと練習したいと思ったし、小さい子で聴覚障害を持つ子がいたら、絵本を手話で見せてあげたいなと思いました」「これからもたくさんの手話を覚えていきたいと思います」など前向きな感想ばかりで、とても嬉しい気持ちになりました。

聞こえないことは、外見からではわかりにくいので、聞こえない人は周囲から誤解されることや、気付かれずに困ることもあります。私たちが手話を学ぶことで、同じ社会で暮らす聞こえない人たちのことを少しでも考えて行動することや、聞こえない人と関わるきっかけにすることができれば、と思います。

今後は毎週一文ずつ覚えて、1学期の終わりには自己紹介ができるように練習していきます。

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5月9日(水)の6時間目、年に1度の生徒総会が開かれました。

生徒総会は生徒のリーダーである運営委員(生徒会役員・各委員会委員長)

が中心となって企画・運営を行い、

先生方の手を借りずに自分たちで行うスタイルが、本校では定着しています。

総会の議題は、昨年度の生徒会の決算審議と今年度の生徒会予算の審議、

各委員会の委員長からの活動方針やお知らせ、生徒会長からの生徒会方針の説明の他、

各クラブからの呼びかけ、校長先生のお話です。

 

生徒総会

 

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先日、新1年生を迎え初めてのコース集会を行いました。今回の集会では生徒間の自己紹介や授業の予習復習の方法、定期試験に向けての学習方法などの情報共有を行いました。その他、コース集会では模擬試験の成績上位者への表彰や外部検定試験(英検や漢検など)の表彰、また生徒主導の選択科目ガイダンス、独自の進路ガイダンスなどを行っています。特別進学コースは3学年が一つのフロアで学園生活を送ることから、コース集会以外でも合唱祭に向けての練習や講習など多くの場面で学年の枠を越えて時間を共有することを大切にしています。

さてさてこちらファインは「彫刻」でした!

課題は「水粘土で片手を塑像しなさい。」でした。どんな手を完成させられたでしょうか。それでは早速優秀作品を見ていきましょう!


女性らしい切れ長でゆったりしたフォルムが良いですね。部分的なところもよく作れています。手首のつながりが動きと合っていれば、より軽やかな表現ができそうでした!


構造的ではまだありませんが、観察がよくできていますね!自分の手から、「できるだけ手の要素を見つけて行こう!」という気合いを感じます。


力強い緊張感のあるポージングと空間がうまくマッチしていますね!かっこいいです!基本的には良い点が多いのですが、人差し指だけ形が抜けてしまったのがもったいないなーと思ってしまいました。


こちらも手をパーにして張り詰めたような緊張感のポージングがシンプルながら目を引きましたね!少し粘土が固い印象なのでよく動かしながらの塑像を心がけたいですね。


今回割と少なかった自然なポーズです。そのポーズと柔らかく表現できた粘土の質感が良いまとまりを生んでいますね!腕部分が単調な形で終わってしまったのが残念なとこでした。


お疲れ様でした!

2学年としての1年間も張り切っていきましょう!

美術デザインコースでは、長期休みに自宅課題デッサンコンクールとして1.2年生(春休みだったので今の2.3年です)が同じ内容のデッサン課題を行っています。提出されたデッサンは学年やクラスを分けずに採点され、優秀作品は校内に掲示されます。

今回の課題は「空き缶と紙を自由に構成してデッサンしなさい」でした。

構成デッサンというと、モチーフを自分で実際に卓上に配置・構成して描く場合や、画面の中で空間を想定し、モチーフのサイズやモチーフ同士の関係なども自由に設定して描く場合が考えられますね。今回はどちらの作品も見受けられましたが、どちらにせよ「自由に構成」という設問に応えようという意識が感じられる作品に評価が集まったように思います。

それでは、優秀作品をご紹介します!


新3年生作品

ねらいと絵的な面白さが伝わりやすい作品でした。逆光設定やモチーフのサイズ感、缶の捻らせた演出など、ただ素直にモチーフを描くだけにとどまらずにモチーフの形態や状況設定を利用して積極的な画面作りができている点が特に良いです。課題点をあげるとすると、まだ缶をとりまく四隅周辺の紙の状況や形の言い切りが弱くそれが画面の全体の緊張感や張りを弱くしているところ等でしょうか。(河邊)


新3年生作品

構成が非常に美しいと思います。缶の向きも計算されて見えますし、動きや流れを作り出す要素として紙テープを上手く使って画面を構成していますね。真上から見た缶も良い要素だったと思います。描き込みに関してまだ弱さが見受けられるので、主役となる部分はもう少ししっかり描き込んで、それ以外の部分においても狙った上での抜けとして見せられるような手の入れ方がしたいです。(光廣)


新3生作品

あえて文字やロゴの多いモチーフを選んだようですが、きっちりと描き切ることで、描写が生き生きとして見やすい画面作りができています。構図がやや小さくまとまってしまった点を、描き込みでカバーしようというようにも捉えられますので、入れ方に大胆さが出て来るといいですね。また描写の丁寧さが同一な印象がありますので、あと一歩抑揚のある描き込みも欲しいところです。(野口)


新3年生作品

構図、形、色、描写において総合的に高いレベルで描く事ができています。欲を言えば、濃淡の強弱が手前側と奧側で差があまりないので、背景につながっていくグレーの色幅をもう少し増やしてみると良いです。紙のくしゃくしゃとなっているところや丸まっているところの遠近の差をもう少し神経を使ってあげるとさらに良くなりそうです。紙の方が白かったりして視覚的に情報量が少ないかもしれませんが、缶の描き込みとのバランスを取る必要がありますね。(山本)


新3年生作品

課題文に対して自分なりの解釈で答えた内容が、程よかった印象です。単純な飲料缶ではなく缶詰やペンキ缶、紙は色紙とペンキの説明書でしょうか?これ以上ごちゃごちゃだと少し奇をてらい過ぎですし、けれども課題文に対する興味や前向きな姿勢は感じさせるちょうど良い塩梅ですね!内容も徐々に精度が出てきました!この調子!(佐藤)


新3年生作品

構成している要素がシンプルでありながら、粗密のバランスがよく見せ場が的確な作品です。缶の見え方は控えめですが、包み込む紙の現象を丁寧に追うことで、缶の大きさや丸さが伝わって来ます。ただ、これくらいのスケール感でモチーフを描くとなると手前から奥への空間の表現に、より強弱や抑揚がつけられるといいですね。(野口)


新2年生作品

1年生(今の2年生)ながら課題文の解釈が受験を意識している点に好感が持てます。構成や設定をしっかり意識できました!構成自体や描き込みは大人っぽいのですが、もっと欲を言えば材質の表現に時間をかけたかった印象です。構成上、紙をあえて鋭利に見せているのだとは思うのですが、紙らしいしなやかさも欲しいですよね。缶にも同じことが言えるでしょう。「モチーフらしさ」も大切に!(佐藤)


新2年生作品

一つ一つモチーフをしっかり描き切ろうとしている様子が伝わります。描き込みにも神経が入っていて部分的に調子もきれいですが全体としてはまだモチーフ同士の関係(強弱の見え方、動きなど)が少し単調で、ある種のかたさも感じてしまいます。描写力は強みでもありますがただ状況を説明していくだけにならないように、例えばモチーフの色味や質の差の美しさ、背景も含めたこの場の光の状況や距離感なども実感しながら終始進めてみるなどしてみましょう。(河邊)


新2年生作品

丁寧に観察し、誠実に描き込んでいった様子が感じられます。それぞれの質感も感じ取ることができますし、こうと決めて描き出したあとの仕事は非常に良いと思います。…が、構図やモチーフにおいてもう少し吟味の余地がありそうです。今回はやや下寄り&少し左右の余白が窮屈になってしまったかもしれませんね。紙ももう少し缶との関わりを感じるような扱い方ができればさらに課題文に沿った回答になったように思います。(光廣)


新3年生作品

ふわっとした柔らかいハイトーンの中で良く描き分けられています。ベースのグレーが明るい分、光側の色の幅をもう少し増やさないと奥行きや空間の広がりを持たせにくいかもしれません。特に奧側の紙はこすった調子で終わっているので、やや近景の缶の描き込みに対して情報量が乏しく見えます。空間につながって行く形の際まで神経を入れて描いてあげると尚良くなりそうです。缶の上面の飲み口の穴が面に対して少し右上がりになっているので、しっかりと面に即して描いてあげると良いでしょう。(山本)


おつかれさまでした!

次の自宅課題デッサンコンクールは夏休みに行われます。それまでの授業内でのデッサンも大切にしながら取り組んでいってくださいね☆

1年生(今の2年生)の後期デザイン課題では「リンゴのポスタリゼーションと着彩描画」「かぼちゃとキューピーの着彩構成」の2課題に取り組んでいました。

「かぼちゃ・キューピー」の課題は画面の構成や発想の面白さ等、単純にものを観察して描画するだけではない課題です。描画材に慣れていない生徒も中にはいましたが、狙いや発想の面白さを生かした作品や、発想や描画の力もある程度備えた良作も見られました。それでは講評に参りましょう。


画面の隅にカボチャの大きい形を置き、余白の空間を大きめにとって配置をしています。「間」を生かした構成ですね。描写も構成もバランス良く、好感の持てる作品です。キューピーは目の色の強さに対して、あごに入っていく影が薄く見えるので、固有色の強さと陰影の色の強さがちぐはぐに見えないように描けるとより良くなりそうです。


自然な空間を描き表す事ができていて、描写も細密なところまで手が入り、良く描けています。また、モチーフの配置を工夫しながら、視線の誘導をする事で飽きの来ない画面を作れています。構図自体はもう少し下に下げた方が安定感が出たかもしれませんね。若干下の方のカボチャの重さに引っ張られる感じがしますが全体的に良くできています。


キューピーが超能力によってカボチャを持ち上げる設定になっていますね。色、形、陰影が丁寧に観察され描写されています。キューピーの右手の部分がやや薄れて見えるのと、手前のカボチャをもう少し手前に来るようにはっきり描くか、キューピーの影の暗さを弱めておくと尚良かったです。陰影のつけ方は画面全体で見てつじつまが合うようにしましょう。物語性も含め楽しく絵作りができたのではないでしょうか。


色、構図、形が総合的に良く仕上がっている作品です。モチーフの遠近や粗密をうまく使って構成する事で躍動感とリズム感を生みだし、モチーフのユニークさも上手く画面構成に取り入れた画面構成ができています。絵の具の色で濃淡を使いながら明暗を正確に置き、実物に即して自然に描写できている点も高く評価できます。


構図はシンプルながら細部までよく観察され描けています。カボチャの皮部分の輪郭が少し簡単に見えるので、でこぼこした質感や奧に回り込んでいく様子が拾えると良かったですね。色も形も悪くないのですが、台の面や地面から反射してくる光があまり描かれていない点で、置かれた状況があまり意識されていないように見えてしまうところが惜しいです。モチーフを取り囲む状況、空間、現象まで意識して描けるともう一段階良くなりそうです。


お疲れ様でした!

2年生になって、それぞれ選択課題が始まっていますね。気合いをいれていきましょう☆

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