3月23日(水)、中学1年生は千葉県佐倉市を訪れ、美術館鑑賞および陶芸教室を行いました。

 当日は8時30分に学校を出発し、最初の目的地である「DIC川村記念美術館」に予定通りに到着しました。こちらの美術館は、17世紀のレンブラントによる肖像画、モネやルノワールら印象派の絵画から、ピカソ、シャガールなどの西洋近代美術、日本の屏風絵、そして20世紀後半のアメリカ美術まで、広いジャンルの作品を収蔵、展示しています。学芸員の方々に説明をしていただきながら、じっくりと芸術を鑑賞することができました。

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 昼食の後は、「佐倉草ぶえの丘」にての陶芸教室です。講師の方の説明を受けた後、一人一人がいろいろな工夫を凝らしながら、マグカップ、湯飲み茶碗、お皿、水差し、小物入れなど思い思いの作品をつくりました。生徒たちの力作は、窯焼きののち、5月頃に学校に届けていただける予定です。

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たっぷりと芸術に浸り、とても有意義な一日となりました。

3月24日(木)、東洋大学の井上円了ホールにて、第1回「哲学の日」が行われました。

 この行事は、本校の建学の精神である「諸学の基礎は哲学にあり」を基にする本校の教育の柱である「哲学教育」におけるプログラムの一つです。1年間の哲学教育の中で、中学生では週1時間の「哲学」の授業、高等学校では週2時間の「倫理」の授業の中で学んだこと、また、哲学ゼミや刑事裁判傍聴学習会など学外の活動を通しで考えたこと学んだことを、創立者の誕生月である3月に機会を設けて発表をする場です。

  本校では、普段の生活の中において、「どうして~なのか?」と自ら問題を見つけ、考え抜き、回答に導いていこうとする姿勢を育てることを「哲学」であると考え、実践しています。

 

 第1部では、夏季に行われた「哲学ゼミ」に参加した生徒の発表でした。東日本大震災の被災地の1つである岩手県大槌町を訪れ、現地の人との交流やボランティア活動の中で「生きること」を考える機会となりました。5年たった今でも、現地の人々が直面しているさまざまな問題を知ること、人とのつながりについて考えること,震災のことをどのように伝えていくのかなど、五感を通して感じたことは深い理解につながるとの報告がありました。また、他者がどのように感じたかということにも気づくことができたなど、多くのことを学んだことも報告されました。

 

 第2部では、本校では11年目となる「刑事裁判傍聴学習会」に参加した生徒の発表でした。普段、なかなか触れることができない刑事裁判を実際に傍聴することをはじめとして、被害者と加害者の生き方や感情、社会の在り方や人間の在り方を学ぶ機会としています。

参加した生徒は、犯罪被害者の支援や、判決の難しさなど、実際に見学することによって気づいたことや疑問に思ったことなどを発表していました。報告の後は、参加生徒によるパネルディスカッションを行い、意見を交わし合いました。

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 第3部では、「哲学エッセーコンテスト」の優秀作品の6作品の発表および、最優秀作品の選考を行いました。

この哲学エッセーは全ての中学1年生、全ての高校1年生が、1年間の学びを通した集大成として、自らがテーマを決めて論述したものです。

中学生の部では「なぜ、指は五本でないと変に見えるのか」を書いた諸星君、高校生の部では「『模範的』からのがれられるのか」を書いた横尾さんに2名がそれぞれ最優秀作品に選らばれました。

 

 第4部では東京大学教授である梶谷真司先生による記念講演があり、「哲学に基づいた教育が行われることは素晴らしいことである」「自分で考えた問いを、自分の力で考える機会があることは素晴らしいことである」とお話しくださいました。また、今後は「自分で考えること」が社会では求められるが、これは「初めからできることではなく、考えることに慣れないとできない」から「考えることを他人任せにしない」など、学校生活だけでなく今後の人生そのものにヒントとなるお話をいただきました。

 

 閉会にあたっての、石坂校長先生による講評では、「自分の言葉で、それぞれが考えを述べていた」と、今後も考えることを続け、“よりよく生きる”(=哲学)に結びつくような学校生活を送ってほしいとの言葉が生徒たちに贈られました。

 

生徒にとっては、今日の発表を通して、自ら疑問や問題を見つけ、自分の力で考え抜いていくことの大切さに気付いたことでしょう。

 本校は、生徒たちの“よりよく生きる”ための力を養うべく、「哲学教育」により一層取り組んでいきます。

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3月16日、17日の2日間、高校1年生が12クラス対抗のスポーツ大会をおこないました。各クラスの自治委員が中心となって種目決定から準備、当日の運営をおこない、大縄跳び、三人四脚、全員リレーなど5種目でクラスのチームワークを競いました。仲間たちの声援を受け、どの種目も大いに盛り上がりました。また、2日目にはドッヂボールの生徒の優勝チーム 対 教員チームでエキシビジョンマッチがおこなわれ、アリーナは割れんばかりの拍手と笑いに包まれました。

1年間を共に過ごしたクラスの仲間たちと過ごした、楽しい2日間になりました。

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3月15日(火)から18日(金)までの3泊4日。

1日目は鹿児島県知覧で特攻隊に関する講話を聴き、2日目は長崎で被爆者の講話を聴きました。

3日目は夜、ホテルに立命館アジア太平洋大学(APU)の留学生を招き、大学の紹介をしていただきました。4日目には各クラスがAPUの留学生たちとともにバスに乗り、別府の鉄輪温泉で地獄めぐり。生徒10人に留学生1人のグループで散策をしながら、交流を深めました。当日はあいにくの雨模様でしたが、一緒に昼食を食べたり、足湯につかりながら会話を楽しみました。そののち場所をホテルに移し、散策中に話す中で気づいた日本と留学生の母国との違い、または国が違っても共通しているものについての発表が生徒からありました。

ホテルでは「幸せとは?」をテーマにAPUリーダーと話をし、多くが発展途上国から来ている留学生にとって日本はどのような国なのか、どんなことを幸せと思っているのか、「オピニオンエクスチェンジ」でまとめたことを発表し内容を共有しました。

今年の修学旅行は我が国の過去を巡り、現在を考察するものとなり、生徒にとってとても有意義な旅行となりました。

 

なお、これまで実施してきた「九州方面修学旅行」は、男女共学化とともに新たにスタートした新体制学年(現高校1年生)からは、沖縄方面へと目的地を変更することが決まっています。

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3月9日、10日、11日の3日間、本校4階カフェテリアにて中学学年別「お楽しみ昼食会」を実施しました。

本校では、中学生はランチボックス形式で昼食が提供されています。普段は各ホームルーム教室で昼食をとりますが、このお楽しみ昼食会では、カフェテリアにて、学食メニューを体験しました

普段とは景色も違ってみんな楽しく昼食をとることができました。

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「3月19日」

皆さんこんにちは。

 東洋大学京北高校では、学年末試験も終わり、今週は高校2年生の先輩たちが、九州方面への修学旅行に出掛けられました。

 また、高校1年生は、16日(水)、17日(木)の2日間、午前中授業を終えた午後の時間を活用してスポーツ大会を行いました。どのクラスも切磋琢磨し合い、団結力を高めることができました。このスポーツ大会で、1学年としての行事は最後になりましたが、とても良い思い出になりました。

 来年度に向けてクラス替えあるので、最後にこのような行事が出来てよかったと思います。

 3月1日(火)、東洋大学の井上円了ホールにて、高等学校の卒業式を行いました。今年度は96名の卒業生たちが立派に巣立っていきました。

 送辞では、現生徒会長の長沢くんが、先輩たちへの尊敬と感謝の気持ちを素直に表現しました。それを受けての答辞では、前生徒会長の山田くんが、高校生活3年間を一年一年丁寧に振り返りながら感慨深く語ってくれました。それぞれの行事には大きな失敗や学びがあり、仲間との絆が深まったことがひしひしと伝わってきました。

  卒業生の皆さんは今後、一人ひとりが一層自分の人生に責任を持って生きていかねばなりません。3年間で様々なことを経験し、学び、立派に成長した卒業生たちならば、これからの新生活に向けても必ず素晴らしいスタートを切ってくれることでしょう。

またいつか、母校の教員たちに一層成長した顔を見せに来てくれることを心待ちにしています。ご卒業おめでとうございます!

2月26日(金)

皆さんこんにちは。

3月1日(火)には、東洋大学京北高等学校、京北学園白山高等学校の卒業式が行われます。少々早いですが、3年生の先輩方、ご卒業おめでとうございます。

先輩方は文化祭やイベント等においてたくさん盛り上げてくださいました。共学1年目だからこその“男子校”と“共学校”の混ざった独特の雰囲気がとても新鮮で楽しかったです。

卒業式当日、私たち1年生は会場の関係もあって式へは出席できませんが、感謝の気持ちを会場に送ります。

 

卒業式の翌日からは期末試験が始まります。1年の締めくくりの試験なので復習も兼ねてしっかりと頑張りたいです。

 1月30日(土)、小倉百人一首かるたのトーナメント大会を、中学校全学年にて行いました。

 トーナメント大会までに、まずは国語の授業で、千年前に詠まれた和歌たちの解釈・作者の生い立ち・当時の文化などについて学びます。生徒たちはお気に入りの歌を見つけながら、「決まり字」を頭にたたき込み、瞬間的に下の句を思い出すための「記憶の瞬発力」を高めていきます。さらに授業や休み時間を用いて札をとる訓練を繰り返し、「身体の瞬発力」も鍛えます。

 そして本番では、磨き上げられた技と技とがぶつかり合い、1秒未満の世界で極限の集中力の勝負が繰り広げられました。学年の枠を越えて1年生チームが3年生チームに挑んだり、同学年同士で火花を散らしたりと、白熱した勝負が展開されました。チームの絆を育みながら、古典文学への理解を深めることができました。

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 本校公式HPでは、生徒が日々の生活をつづった「スクナビBlog」のコーナーがあり、生徒の目線から見た学校生活をお伝えしております。こちらでも紹介させていただきます。
 過去のBlogに関しましては、本校HPをごらんください。

 

2月9日

受験生の皆さん、いよいよ一般入試当日が迫ってきました。

昨年、皆さんと同じように受験を経験した私たちから、受験生の皆さんへのメッセージを送らせて いただきます。

 

✤受験生応援メッセージ✤

・受験はとても緊張すると思うけど、今まで勉強してきた努力を全て出し切って合格を掴み取ってください!応援しています!Fight! (K)

 

・いよいよ力を発揮するときがきました。第一希望の人も併願の人も、この時まで精一杯努力してきたと思います。自信を持って受験をしてください。頑張ってください。(K)

 

・受験は中学3年間の集大成のようなものです。ですが、焦らず問題を解いてください。先生方から何度も言われていると思いますが、落ち着いて解けるものから解いてください。後は“絶対に受かる!”という自信です。私たちも応援しています。春に会いましょう!(S)

 

・自分自身が「行きたい!」と思い、志願書を東洋大学京北に出したと思います。悔いの残らないようベストを尽くしてください。今まで頑張ってきた成果を出せるよう応援しています。(S)

 

・緊張するとは思いますが、今まで頑張ってきた努力の成果を発揮する場所です。ぜひ、落ち着いて挑んでください。(S)

 

・今までの頑張りは必ずいい結果を生み出すはずです。最後まで諦めることなく、自信をもって頑張ってください。(O)

 

・今まで頑張ってきたと思うので、受験本番ではリラックスして落ち着いて全力で頑張ってください。(Y)

 

・何事も基本が大切です。基本がしっかりできていれば、受験でも大きな力を発揮することができます。

最後まであきらめず、体調を崩さないように十分に注意し、本番に臨んでほしいと思います。(Y)

 

・こんにちは!いよいよ入試ですね。私も昨年のこの時期はとても緊張していました。試験当日はドキドキしたり不安になったり、緊張のあまりお腹が痛くなってしまう方もいると思いますが、今まで頑張ってきた自分を信じてベストを尽くしてください。(N)

 

・受験勉強のプレッシャーなどで大変な思いの日が続いていると思いますが、自分を信じて頑張ってください。案外、入試本番はすぐに終わってしまうものです…。リラックスして臨んでください。皆さんに会えるのを楽しみにしています。 (N)

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