5月9日(月)~13日(金)に、高校2年生は沖縄方面と東北方面に分かれて修学旅行をおこないました。
以下は東北方面の活動報告です。

5月9日(月)
現地に着き、お昼は美里町で田植え体験・味噌作りをおこないました。
地元の方々が色々な企画を考えていただいた内容で、生徒たちは感謝の気持ちを持ち、勤勉に田植えをおこないました。終了後の「いやーいい仕事をした」的な爽快な表情が印象的でした。
土地のお野菜や魚がたっぷりのお昼ご飯もものともせず、お土産に持たせてもらったおにぎりをバス内で完食し、午後は松島に向かいました。

瑞巌寺などの文化的なものにも意外に興味津々な様子でした。
遊覧船では、悲しい記憶を語ってくださる語り部の方のお話を伺いました。

5月10日(火)
午前は、昨日の遊覧船で聞いた震災の話に引き続き、気仙沼の伝承館で震災学習をおこないました。
この施設は被災した「気仙沼向洋高等学校」がそのまま資料館になっている場所で、当時をそのままに残されています。
ガイドさんの話を誰一人上の空で聞いている子はいませんでした。
最後に付箋に意見を書くイベントに参加して、自分の思いを書きました。

午後は、「SDGsワークショップ」をおこないました。
南三陸は、震災後の復興のモデルケースとなっている地域で、何もないところから何ができるだろうと考え、またそのことで地域の人たちがたくさんハッピーになるというサイクルがうまく回せている特色を持っています。
生徒たちは、震災学習というよりかは、社会に貢献できる起業をするなら何をするかというワークショップをおこないました。
グループで一つの会社を作るというイメージです。
「ママさん世代に特化したフリーマーケット」とか「過疎化した地域に若者をマッチングさせる仲介業」とか、なかなか面白いアイデアを短時間で出していました。

5月11日(水)
昨日の「海」編に続き、今日はSDGsの「山」編です。
大正大学が協賛している「いりやど」という宿泊施設があり、団体でこういったSDGs活動を行なっています。

生徒たちは「里山」の資源の循環=「つくる責任、つかう責任」(SDGs目標の12)を達成できている状況を目の当たりにしました。
里山で湧いた水が山を下り海に流れ、その養分の濃い水が南三陸産の牡蠣を育て、それを売り、また海水が蒸発して山に戻り……を繰り返す。
また、住民の方々は震災をきっかけに、電力の自力供給も目指し、生ごみ処理で発生する熱から作られる電力を緊急時に使うといったサイクルも回しています。
ここでは箸置きも作らせていただいた上、お米3合をいただきました。

その後、仮設住宅のコミュニティセンター「長洞元気村」に伺い、地元のおばちゃんたち手作りの郷土料理をいただきました。
中でも「くるみ餅」は大好評で、8個制覇した強者もいました!
さらには、「足りなかったら食べて」といって作ってくださっていたおにぎりも3〜4個食べている生徒もいました。

そして、毎年3.11に総理が献花するので有名な「高田松原復興祈念公園」に行きました。
みんなで力を合わせて作った千羽鶴を捧げて弔意を示したあと、ガイドさんについて震災遺構を見てきました。
奇跡の一本松や気仙中学校といった震災遺構は、何も言葉を発しないですが、力強く訴えてくるものがあります。「この海の向こうから津波がやってきて街全体を飲み込んだのだ」「この中学校に通っていた子たちはどんなに怖かっただろう」

いろいろな思いが子どもたちの頭の中をよぎったようです。終わった後には、少し顔つきが凛々しくなっていました。

5月12日(木)
初日から震災学習をしてきた東北のメンバーですが、今日から2日は「歴史」を掘り下げる一日でした。
この日は「妖怪の土地・遠野」を満喫しました。
子どもたちは「カッパ淵」というカッパ伝説のある場所を見てカッパに思いを馳せ、「遠野ふるさと村」でのーんびりした午前中を過ごしました。
陶芸や染め物を体験して、また、江戸時代に建てられた茅葺き屋根の家で、おにぎり弁当を食べました。

午後は「エモい写真撮影会」と自由行動でした。
昭和の香りの残る建物や、きっと近い将来見られなくなるかもしれない風景を子どもたちは切り取りました。
自由行動では、地元の方々にお世話になってる生徒たちもいたもようです。
遠野市立博物館には、遠野物語の作者・柳田國男のことはもちろんのこと、伝説や伝承文化についての展示があります。全員でこちらに寄りました。
夜は、語り部の方から遠野に伝わる昔話を話してもらいました。

5月13日(金)
坂上田村麻呂が作ったとされる達谷窟(たっこくのいわや)と、世界文化遺産に登録されている中尊寺金色堂をはじめとした平泉にいきました。
今まで晴れ続きで、最終日が雨でしたが「雨のお寺もいいよね」と生徒は言ってました。
集合写真を撮るという時には雨が上がるというミラクルが起こりました。

そして、お昼は念願の前沢牛のすき焼き!ほぼ全員完食でした。
「満足ですか?」と聞いて回ったら、頬張りながらみんな「ムフフ」「ムフフ」と嬉しそうでした。

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5月30日(月)に、小論文指導をおこないました。
小論文指導は中学1年生~高校2年生の学年ごとに、日本語で表現する力を身につけることを目的に実施しています。

中学生は、今年の抱負などをまとめた前回の内容を踏まえ、実際に文章としてつくり上げました。
高校生は、実施した論文の添削や動画による講習を受講しました。

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5月28日(土)に、高1・高2一貫生対象の「卒業生による進路ガイダンス」を開催しました。
今年卒業したOG6名が、進学した大学のこと・高1~高2の間の過ごし方・受験勉強について、後輩に話をしてくれました。

生徒たちは先輩の話を忘れないように、必死にメモをとっていました。
また、先輩の進路実現に勇気をもらったようです。

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5月24日(火)に、教職員対象「エレベーター救出訓練」を実施しました。

もしエレベーターに人が取り残された時の対応を学ぶもので、講習を受けることで許可証が発行されます。
教職員の代表者が集まり、エレベーターの管理会社の方からレクチャーをいただきました。
また、B1Fからエレベーターの底を見せていただき、必ず安全が確保された中で救出をおこなう重要性を感じました。

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5月23日(月)から本校では1学期中間試験がおこなわれます。
それに合わせて試験1週間前より、授業終了後の30分間を「自習time」として、各自の試験勉強に取り組む時間を設けています。

今年度初めての定期試験になります。
自分の定めた目標が達成できるようにしっかり取り組んで欲しいと思います。

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5月9日(月)に、「MANABU room」を新規オープンしました。
本校には多くの自習スペースがありますが、この「MANABU room」は学習指導経験を持つチューターが常駐し、学習に関する質問や進路に関する相談ができる場所となっています。
また、授業で出された宿題のチェックもチューターがおこないます。

中学生は週2回の利用日を設定し、連日多くの生徒が放課後に学習に訪れています。
今は特にテスト前ということもあり、学習に対する意欲を生徒の背中から感じることが出来ます。

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5月17日(火)に、高校1年生中高一貫のAコースの生徒対象の大学連携講座が開催されました。
今回は、津田塾大学の方をお招きし、津田塾大学の特徴や様子などをお話ししていただきました。

次の5000円札の紙幣に載る津田梅子が創設した大学ということもあり、生徒は非常に興味・関心を持っている様子でした。
また、国立競技場に最も近いキャンパスも持つ大学であるため、今後外国人が頻繁に訪れることが予想されていることもあってか、英語のフィールドワークを行っているという点にも生徒は関心を持ったようです。

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5月17日(火)に、中学1年生は華道の初回授業を受けました。

本校では、女性としての所作や豊かな教養を身につける機会として、授業において全員が華道・茶道を学びます。中1から中2の前期までの1年半にわたって華道(草月流)を、中2の後期から中学までは茶道(裏千家)を、それぞれ講師を招いて指導を受けます。

この日は、道具の使い方や基本的な型などを学びました。
初めてでしたが、きれいに花を生けることが出来ました。

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5月9日(月)~13日(金)に、高校2年生は沖縄方面と東北方面に分かれて修学旅行をおこないました。
以下は沖縄方面の活動報告です。

5月9日(月)
首里城&玉陵をグループごとにローテーションで見学し、歴史的建造物の修復中の様子や、琉球王国の歴史をガイドさんに説明していただきました。
その後、琉球大学へ移動し、広い敷地内を大学生の説明を聞きながら見学しました。13日に行われるSDGs学習のフィールドワークに向けての事前学習などにも積極的に参加し、メモをしっかり取って備えていました。

5月10日(火)
グループ毎に分かれて民泊体験を行いました。
それぞれのご家庭で沖縄ならではの料理をいただいたり、作り方を習ったり、観光にも連れて行っていただいたようで、笑顔いっぱいで帰ってきました。
夜には本場のエイサーを鑑賞し、体験もさせてもらいました。
手・足・口を同時に動かすのにとても苦労していましたが、とても楽しそうに体験をしていました。

5月11日(水)
那覇市最大の繁華街の国際通りで班別研修を行いました。
お土産をたくさん買って、とても満足そうな様子でした。
その後は、グループ毎で読谷村と辺野古に分かれて、それぞれのお話を伺いました。
太平洋戦争から77年がたった今、高校生の子どもたちは当時のことを当事者意識をもって考えることが難しかったようです。しかし、彼女たちに学び、吸収しようとメモを多くとる様子が見られました。
彼女たちの学びがこれからの人生に生きることを願っています。

5月12日(木)
曇りのち雨の予報だったものの、お昼には目が空けられないほどの晴天となりました。
午前中はひめゆり平和祈念資料館を回り、沖縄平和祈念堂で講和を拝聴後、平和の礎に行ってまいりました。
当日は修学旅行委員から「ひめゆり」「沖縄戦」の学習に力を入れ「語り継ぐ」のテーマにそって吸収していこうと話がありました。
ひめゆり資料館では段々と真剣に手記や資料を眺める子が増え、最終的には自覚が足りなかったという声が多く上がりました。

午後は琉球ガラス体験に行きました。琉球ガラスは米軍の施設から大量に廃棄されたこーらや瓶ビールのリサイクルから始まり、今に繋がっているそうです。

夜は「読谷村」「辺野古」学習を振り返りつつ、「ひめゆり」「沖縄戦」の話を班ごとにまとめ、学びを深めようと一生懸命にまとめに取り組んでいました。

5月13日(金)
本日はSDGs学習で大度浜海岸へフィールドワークに出かけました。岩場のごつごつした上を慎重に歩きながら、生物の観察などを行いました。
その後は琉球大学の大学生と協力して、アドバイスや意見をたくさん聞きながら自分の知見を広げようとしていました。
発表内容についての大学生からの質問にも臨機応変に対応しており、見ていて頼もしい限りでした。

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5月12日(木)に、中1・中2・高1・高3の校外学習をおこないました。

中学1年生は、「国立西洋美術館」「国立科学博物館」「日本科学未来館」「國學院大學博物館」の4つに分かれて、各場所の展示物などを通して学習をおこないました。
事前学習でどのようなことを学びたいかを考えて当日を迎えました。
そして現地では、更に疑問や興味を持ったことを見つけ、学習につなげていく取り組みを今後おこなっていきます。

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